数日前に、物乞いの話をしました。
近年、ルーマニアを中心として物乞いが増えています。
街のあちこちのお店の前に一日中、女性ばかりが座っています。朝、同じ時間にどこからともなく集まってきて、担当の場所に座ります。ランチなどは、担当の男性が配って回っています。
街中の公園などで夜露をしのげるような場所には、物乞いが野宿をしていたりもするようです。
街中の保育園には、通常、バギーを置く小屋がありますが、その中で野宿をする物乞いがいるため、安全面で問題となっていました。私の子供たちの通う保育園も例外ではなく、去年の秋に、ベニヤ板で小屋は封鎖されました。
ところが、数日前、保育園に行ってみてびっくり。ベニヤ板が外された小屋の中には、マットレスや毛布のようなものが、、、。
保育園に聞いてみると、ベニア板で閉じてあったはずの小屋の中に、物乞いがマットレスなどを運び込んで暮らしていたようだということでした。警察に報告した上で、ベニヤ板はもちろんのこと、屋根も外しましたのだそうです。ここで、眠るだけならともかくも、排泄したり食事をしたりしていた可能性が十分にあり、衛生上にも問題があります。物乞いはスウェーデンだけではなくEU全体の問題で、一朝一夕には解決できる訳ではありませんが、少なくとも、子供たちの安全に影響がないようにしてほしいものです。
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