去年、市場のレストランで同じテーブルに座ったことで知り合った、ハンガリー人の芸術家ご夫妻。ご夫妻のご自宅に招かれていたのに(記事はこちら)、私はお招きをしていなかったのが、ずっと気になっていました。
夏が来たかと思わせる陽気の週末に、とうとうご招待することができました。
最初は、シャンパンとそれにあう、「Robiola」という名のチーズ。このチーズは、牛、ヤギ、羊の3種のミルクを使っています。クリーミーだけれど重くない、何ともいえない味わいのチーズで、私のお気に入り。
スウェーデン語のニックネームは、「Gula änka」(黄色い未亡人)というのだそうです。
その他に、チーズは、タレッジオ、カステロ・ブルーなどを用意。
前菜2種は、今が旬のアスパラガス尽くし。
ニンジンも一緒に載ったこのお皿は、カロリンスカ大学病院の泌尿器科癌専門の腫瘍専門医の女医さんの作品です。
最初に、緑のアスパラガスのスープ。
暑い日でしたので、温かいスープでしたが、涼しげなガラスの器に。
前菜2品目は、白いアスパラガス。中華せいろで蒸したものに、サルサ・ベルデという、ミント、パセリ、ニンニク、アンチョビ、ケイパー、ワインビネガー、オリーブオイルをミキサーにかけた、緑色の爽やかなソースを添えて。
手前味噌ですが、これは、「悶絶するほど」美味しかったです。白アスパラは大胆に硬い部分を落とすのがこつ。
メインは最近何回か登場している、牛肉のフィレ。これまでで最高の出来でした。
デザートは、日本から持ち帰ったカステラに、ベリーを載せたパナコッタ。重くならないように、小さなシナップスグラスに。
気温が高かったので、テラスに出てのテイータイム。
コーヒーと紅茶用のカップは、Stig Lindbergで、お好みのものを選んでいただきました。
なんと、Stig Lindbergは、彼の恩師だったのだそう。Stigの推薦で、デンマークで仕事をするようになったのだとか。
デザートワインがわりに、梅酒を香蘭社の酒器セットで。とても喜んでいただきました。
私は紅茶。大好きなリネアのテイーカップで。
お土産には、お庭に咲いていたチューリップと、
彼の作品で、シンプルなデザインながら完成された形のロウソク用の器。
野に咲くチューリップの逞しい美しさと、ほんわかとする陶器がとても素敵で、ピアノの上に飾ってみました。
人をおもてなしするのって、手もかかるけれど、とても好きです。
最近、疲れているのを理由に、おもてなしから遠ざかっていましたが、これからテラスでバーベキューの季節、少し頑張ってみようかしら、、、。
楽しいひと時は明日への活力ですよね。
わたしも最近色々サボっているので楽しい時間を『こしらえる努力』を(笑)。
ところでろうそく用の器良いですね~~~。
ろうそく・丸い・リーフ・・・とわたしのハートを貫く要素がてんこもりです。
うちのいろいろ取り出してキャンドル・ナイトしたくなってきました。
6月は夏至だしよい季節ですよね。
バーベキューもぜひ楽しんでくださいませ。
こぐまなみんさん。そうそう、楽しい時間って努力しないとなかなかできないものですよね。私もついつい怠けてしまって、、。
ろうそくの器、いいでしょー。私も思わず胸がきゅんとするほどでした。こちらは夏でも、キャンドルを楽しみますよ。今年の夏、良い夏になると良いのですが、、、。
人参、アスパラを載せてあるお皿、和食器みたいで素敵ですね。あと、梅酒の酒器セットもやさしいピンクの色合いが素敵ですね♪ Dr pionさんのおうちには、ピアノがあるんですね。時々ひいてますか? 昨年末に、スウェーデンの知人宅にお邪魔したらピアノがあり、久しぶりにピアノを弾いたら、急に弾きたくなり、実家にある誰も弾いていないピアノを持ってくればよかったな~なんて思ってしまいました。
ヒマワリさん。毎年、病院で、職員が出店するクリスマス・マーケットがあるのですが、彼女も毎年自分の作品を売っています。ちょっと大きめで、横からみるとかなりカーブしていて、収納には不便なのですが、和風の趣があって、一目惚れしました。それに、いつも一緒に働いている同僚の作品というのも、素敵かなと。
折角憧れのグランドピアノを買ったのに、ほとんど弾いていないのですよ。ヒマワリさんも是非、弾きにいらっしゃいませんか。
[…] 去年は、泌尿器科腫瘍専門医の女医さん作のお皿を買いました(こちらでご覧ください。)。 […]