今回は病院食のご紹介。
2年ほど前から、カロリンスカ大学病院では、電子レンジで温めるタイプの病院食を始めました。
朝食は、パンとチーズやハム、卵、野菜など、ヨーグルト、ミューズリーなどと、コーヒー、紅茶などが出ます。
昼食と夕食は、前日か前々日に准看護師さんがメニューを持って注文を聞いて回り、メニューから選ぶようになります。
日本のように、一汁多菜という訳にはいかず、何ともさびしい限り。しかし、入院費自体無料で、支払うのは一日あたり80クローネの食費だけなので、文句は言えません。
私が入院中の食事をいくつかご紹介。
チキンとヌードルの炒め物。
春巻きもどきと炒め物。
イースタープレートと名づけられた食事。
とはいえ、中身は、各種マリネされた鰊、ハムに卵です。
クリスマスにも、「Julmust」という甘い飲み物がありますが、中身は全く同じで、イースターには、「Påskmust」と名前が変わるだけ。
驚いたのは、これと、差し入れの握り寿司を食べているスウェーデン人のカップルがいたこと。スウェーデンの味覚オンチの最高峰か!
食堂まで歩く元気のある人は、食堂で食べます。
美味しくない病院食を察してか、心優しいYさんが、3回も差し入れを。滋養たっぷりクコの実入りお豆腐スープ。お稲荷さん。これにかぼちゃの煮付。涙がこぼれます。
彼女がイースターに合わせて持ってきてくれた黄色のチューリップを窓際に飾ります。
こちらのお弁当は、退院後、健康食に造詣の深いMさんが自宅まで差し入れてくれたお弁当。何と、今流行りの塩麹で漬け込んだ鯖の焼き物と、サラダに、玄米ご飯。この他にも、お餅やら、貧血対策のサプリメントなども。有難う!!!
こんにちは、drpionさん。
数年前にたった1度だけでしたが、コメでお邪魔したことのある者です。
医療関係者が周囲に多いので、drpionさんのお話にはとっても興味があって、いつもコッソリ覗き続けていました。
(隣町までの140kmを毎日往復4時間通勤してます、って書いた記憶がありますが、もう覚えていらっしゃらないかも?)
喘息~肺炎~骨折、今回は本当に災難でしたね。
今は良化と言うより、もう完治なさってお仕事に復帰なさってるんですね、良かったですね。
あたしも喘息持ちなので、過去に何度か肺炎になりかけたことがあったので、その辛さがよくわかります。
外科医という職業柄、当たり前のように激務が続きがちだと思いますが、どうぞ無理はなさらないで下さいね。。。
それにしても、最後の方の3枚の写真、ポスク色のチューリップさんも可愛いけれど、お友達が差し入れて下さったと言う、何とも美味しそうなお弁当はヨダレと共に涙が出そうです!(笑)
なっしゅっりんっさん。コメント、お見舞い、有難うございます。
今回は、本当に大変でした。文字通り、死ぬかもしれないと思いました。
お弁当、美味しそうでしょ。本当に美味しかったですよ。鯖は、塩麹に一晩マリネしただけなのだそうですが、本格的な日本の味でした。弱っているときには、殊に「日本の味」ホームシックになりますよね。
「コッソリ」しないで、是非、またお越しくださいませ。
体調崩されていたんですね。もう回復されましたか?といっても、花粉症でもあるなんて、せっかく良い季節のスウェーデンで引きこもり状態とは残念ですね。mustですが、私はそもそもソフトドリンクを飲まないのですが、MUSTを一度飲んだことがありますが、薬っぽくて、おいしくない!というのが印象的でした。これに寿司とはさすがですね(笑)でも、スウェーデンだけではないですよ。アメリカでは、レストランで、日本酒にフライドポテトをつまみにしているくらいですから、食文化の違いというか、味音痴というのか、食べている当人がおいしいと思えれば、なんでもいいのかな? それにこだわっていると、文化の違いを受け入れれなくなってきてしまうなと思えるようになった今日このごろです。
ヒマワリさん。ご無沙汰しております。
今年は、白樺花粉のレコードイヤーのようで、苦しんでおります。
Mustは美味しくないですよね。あの甘いMustにお寿司の組み合わせには、度肝を抜かれました。
ヒマワリさんは随分適応なさっているようですね。文化の違いは受け入れなければいけないと思いますが、味だけはどうしても譲れません。
どこでもドアを手に入れて、日本の味を楽しむことができたら、どんなに良いことか、、、。