冬季オリンピックでは、やはり女子フィギアスケートが一番好き!
19日のショートプログラムでは、日本のホープ真央ちゃんの、失敗つづきのジャンプで、まさかの16位。今季で引退を宣言している彼女には、最後のオリンピックとなる晴れ舞台でメダルを取って欲しい、、、というのは、日本人であれば誰でも思うことでしょう。そのメダルは、限りなく遠くなってしまいました。
無限に練習を重ねてきたのに、夢は一瞬にして消えてしまう。何という厳しい人生でしょうか。次の日のフリーに対しての気持ちのコントロールの難しさは、想像を絶します。ここまで失敗したからには、逆に吹っ切れて、満足のいく有終の美を飾って欲しいと思いました。
曲は、私の好きなラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に乗り、最初のトリプルアクセルが鮮やかに決まり、次々にジャンプが決まる。ただ、ただ美しい。
演技を終えて涙する真央ちゃん。私も一緒に泣きました。最高の演技でした。
良かったね!真央ちゃん。
自己ベスト更新で、10人抜きの6位入賞は凄い!
同じく、今季で引退する鈴木明子選手も、とても素敵でした。苦労人の彼女が、今まで頑張った、、、。28歳は参加選手で最年長。彼女の苦労が、演技により多くの表情を与えているような気がしました。バンクーバー、ソチと連続8位は立派!優しい配色のウェアーが、彼女を一層やわらかく見せます。
そして、日本人選手ではありませんが、韓国の金妍児。defending championという立場は、いかにタフなものであるか。SPもフリーも素晴らしい演技でした。それでも、勢いのあったロシアの17歳には勝てませんでした。しかし、バンクーバー金、ソチ銀は流石です。SPのときに着ていた辛子色のウェアーが素敵。
男子のフィギアの羽生くんが、競争相手のミスにより最後まで逃げ切ったのに対して、女子フィギアは、次々に素晴らしい演技が出て、違う意味でハラハラドキドキでした。
以前の記事でも述べましたが、人生の鍵は、「諦めないこと」に尽きますね!
真央ちゃん美しかったですね!でもでも、キム・ヨナの銀にはがっかりでした。開催地ボーナスかなぁ…私はキム・ヨナの演技に完全に魅了されたので、演技後、彼女の優勝は間違いない!と確信したので残念です。演技力、技術力、双方とも女王の名にふさわしいものだったと思うのですが。採点競技というのはなかなか難しいですね…
Naoさんも、フィギアスケートのファンでいらっしゃいますか?開催国選手が有利になるのは、仕方が無いことなのかな、と思いながら、メダルの色の違いは大きいですよね。ロシア選手の中ではユリアちゃんが期待されていましたが、団体選のようなミスのない演技ができませんでした。SPを棄権しなければならなくなったプルシェンコ選手は、出たくなかった団体選への出場を強要されたと告発していますが、ユリアちゃんもSPとフリー共に出場し、ロシアの金メダルに貢献したのに、個人戦ではメダルにも届かなかったのは、不公平と感じます。選手の人生を変えるメダルなだけに、公平であって欲しいと思いますが、難しいですね。
明子さんのこと、取り上げてくださって、ありがとうございます。
遠い国から観てくださっている方がいるなんて、さすがオリンピック。
世の中はほとんど真央ちゃんVSキム・ヨナでストーリー作っちゃって盛り上がってましたが、私は5年前から鈴木明子さんのファンでした。
真央ちゃんフィーバーの中、いつも注目はされず、言われるのは歳のことだけ。でも私はずっと彼女の演技に魅了され続けています。
今回初めて彼女を知った人たちにも知ってほしい。
2008-2009シーズンのエキシビションナンバーであるリベルタンゴの演技。鳥肌が立ちますよ。
ぜひ、ぜひ、検索して観てみてください。
YKIさん。明子さん、素敵ですよね。真央ちゃんとは全く違った魅力があります。
ご紹介の演技、見てみます。有難うございます。