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母と娘、ドリームライナーの旅

ご無沙汰しております。

10月に2週間ほど、「わたし」と二人で里帰りをしてきました。

一人で二人共連れて帰るのは無理なので、活動的な「ぼく」を残しての帰国。それでも、コペンハーゲン経由ではなく、最短のヘルシンキ経由を選びました。チケットのお値段も随分可愛くなかったのですが、背に腹は変えられません。そして、フィンランド航空ではなく、この夏に就航したばかりの、JALにしてみました。機体は話題のボーイング787、ドリームライナー。

ところが、成田着陸予定時間には、10年ぶりの大型台風が関東地方を直撃する予定になってしまいました。ヘルシンキ発が5時間近く遅れることに。最初は、ご機嫌だった「わたし」。

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そのうち疲れて涙もこぼれます。長旅に付き合わせてごめんね。母の心は痛みます。

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赤子連れでは、空港で食事にありつくのも至難の業。仕方なく(!?)出発までに、ワインと生ビールでカロリー補給。

幸い、バシネット付きで2席を確保していただきました。10キロ弱の「わたし」も、身長はぎりぎりでした。

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しかし、流石にドリームライナー。ゆったりとした空間、奇麗なトイレ、快適な空調。そして流石、日本の誇れるJALのサービス。客室乗務員さんの優しいこと。

疲労困憊で無事成田着。

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妹と姪が迎えにきてくれて、車内でぐっすり睡眠。

日本滞在中には10日ほど、近所の保育所に「わたし」を預けました。

日本の保育所の素晴らしいこと。スウェーデンの保育園に比べると、清潔だし、きめ細やかだし、、、。

感動するのが、連絡帳。食事は何をどのくらい何時に食べたのか。排便はあったのか。体温。保育所で何をしたか。子供のの様子。これらが記載されてきます。これは始めの頃の記録。

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そして後半は、、、。

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保育所に慣れていく様子がわかります。

しかし、着替えだけでなく、おむつにも記名し、使用済みのおむつは持ち帰るなど、スウェーデンでは無いことに驚きもしました。

帰国中はいろいろな予定があったのですが、母が良性発作性頭位めまい症になってしまったため、ほとんどの時間を自宅で過ごしました。症状が激しかったため、入院を勧めたのですが、「医者が何人も家にいるのに、入院したくない」ということで、自宅療養プラス念のためのMRIで済ませました。いつも親不孝をしているので、こんな帰国も良かったかもしれません。

スウェーデンへ発つ日は、私一人ならば決して見送りなどしない両親が、やはり孫の「わたし」が可愛いのか、連れ立って成田までお見送りに。別れはいつも辛いものですが、「わたし」が一緒ですので、感傷に浸っている暇もありません。

帰りも運転手をしてくれた妹が撮ってくれました。

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今回の旅で大活躍だったのが、これ。

display_213119290073_dim5BABYZENのバギー、YOYOです。折りたたむと、何と客室内持込のできるサイズになります。乗り継ぎもあるので、機外に出たらすぐにバギーが欲しい私にとっては、まさに救世主!スウェーデンのBlocketというサイトで、中古で購入しました。

セキュリテイーに入る前は、このバギーと、レスポのラージウィークエンダーと小さなポシェットを担ぎ、「わたし」を抱っこ。母は強し!

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帰りもドリームライナーは快適でした。ただ、前日に39度の熱を出していた私のご機嫌はそこそこで、小児科医の友人のアドバイスに従って、6時間おきにAlvedonの座薬を使いながらの空の旅になりました。「わたし」も1時間くらいしか寝てくれず、、、。

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各方面に愛想を振りまき、

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いたずらに余念なし。

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今回も、客室乗務員さんには、本当に親切にしていただきました。子連れで肩身の狭い母としては、涙が出るほど嬉しいことです。幸い「わたし」が叫ぶようなことはなく、他の乗客の方にご迷惑をお掛けしたことは殆どなかったと思います。

ヘルシンキ着陸前に出た「吉野屋の牛丼」には感動!何しろ、外食も殆どしなかった日本滞在でしたので、あっという間に完食しました。梅酒のロックとともに。

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家族に会いに、年に2回くらいは帰国したいところですが、次回はいつになることやら、、、、。

ロシアで食べられる多国籍料理

ロシアでは、周辺諸国のお料理が食べられます。

今回挑戦したのは、グルジア料理。モスクワ駅傍のショッピングセンター内に入っている、「なすび」という名のレストラン。グルジア料理やアゼルバイジャン料理などがメニューに。オープンキッチンの明るい店内は常に込み合っていて、その人気ぶりがわかります。

このレストランは、Ginza Projectというチェーン店のうちの一つなのですが、50ほどあるチェーン店はそれぞれ異なる料理を出すという変わったコンセプトを持っていますが、それぞれが大成功を収めているとか。凄腕のロシア人オーナー。

前菜にグルジアのサラダ。コリアンダーたっぷりで、ナッツのすりおろされたものが混ざっていてとても美味。頼んだウクライナビールとの相性もぴったり。

グルジアのスープ。チーズのかかったパンケーキがもちもちして美味しい。

ヨーグルトでマリネされたチキンのオーブン料理。

コリアンダーがこれでもかというほど乗っていて、コリアンダー好きな私にはたまりません。

英語のメニューもあり、店員さんにも英語の話せる人がいます。さらに、リーズナブルなお値段なので、お勧めのレストランです。

影が作るロシアの美しさ

下院選の終了直後で、選挙の不正が取り沙汰され、各地でプーチンに抗議するデモが起こっているロシア。

St. Petersburgでも街のあちこちに警官の姿がありました。

それにしても、ロシア人の表情のデフォルトの、何とも無表情で悲しげなこと。だからこそ、彼らが微笑んだときの、影のある美しさといったら。

クリスマスツリーの飾られたカザン聖堂。夜景の方が美しい。

St. Petersburgは冬の方がしっとりとして美しいような気がします。

モスクワ駅近くにある、最も大きくて近代的なショッピングセンター。

街行く多くの人が、ミンクやフォックスなどの毛皮を着ています。コートの丈も長め。ロシアでは毛皮とは防寒具という日常必需品なのです。しかし、歩きタバコをふかす人の多いこと!

高級品を売るお店が並んでいると思えば、、、。

 

St. Petersburgの街中でさえ、擦り切れたままになっている建物が沢山。

影のあるロシア。

ストックホルムでは考えられません。

この街が整備されるのは、まだ相当かかりそうです。

 

 

関係ないけれど、ご当地の雨樋は、赤ん坊が滑り降りれそうなほど太い。

 

 

 

ロシアへ再上陸

9月にSt. Petersburgへ出張しましたが、同じプロジェクトのために再びロシアへ。

正直、ロシア人は不親切だし、ぼったくりの精神があまりにも顕著だし、英語は通じないし、車の運転は激しいし、気の重い出張でした。お土産で買って帰った所謂「いくら」が、とても美味しかったので、今回も購入予定で出掛けました。

この時期のSt. Petersburgは雪が積もっているそうですが、暖冬のため雪はなく、空が限りなく低い曇り空。おとぎの国のような血の上の救世主教会は、やはり太陽があるとないとでは随分印象が異なります。青空の写真は9月に撮影したもの。

しかし、驚いたことに、今回のロシアは前回よりもずっと優しかったのです。前回はまだ観光シーズンで、街には観光客が溢れていました。今回は、気温も0度近く、歩いているのは殆どがロシア人のよううに見えました。そのためか、街全体、そして人々もゆったりとしているように感じられました。

最初の晩御飯は、高級レストランと知らずに入った老舗のPalkin。ロシアでも最も古いレストランの一つだそうです。何とその歴史は1785年に遡るとか。

内装もとてもクラシックで素敵。

メニューに黒キャビアがあって、お値段が7000ルーブル近かったので、Belugaキャビアかもしれないとわくわくして訊ねると、Belugaキャビアはもはや市場になかなか出回らないため食べられないのだということでした。Belugaキャビアではないならと、お値段10分の1以下の赤キャビア(いくら)とパンケーキを前菜で頼みました。

前菜の前のアミューズ。チーズクリームのようなものが、ソテーしたズッキーニに巻いてあります。

そして前菜のいくらとロシアパンケーキ。お決まりのサワークリーム。そして、今回はうずらの卵が。それにしても、ロシアの卵の黄身は何て白いのでしょう。良い餌を与えられていないからとも聞きました。

メインにはラムを。アミューズ二品目は、トマトのスープのソルベ仕立て、とでも言いましょうか。

ロシアのデザートの文化は完全にスウェーデンに勝利しています。デザートには、「カルーセル」と名前のついたデザートの盛り合わせを。

ふと別のテーブルを見ると、飛行機の中で隣に座ったノルウェー人のビジネスマンのおじさまが。ロシア入国に必要な書類を書くのに、ペンを貸してあげたので良く覚えていました。商談ディナーなのか、強いアルコールで頻回に乾杯をしていました。こんな偶然ってあるものなのですね。

Palkinのお料理もサービスも大変に満足のできるものでした。サービスマインドのないロシア人という強烈な印象があったので、何だかとても嬉しなりました。

外に出ると、クリスマスのイルミネーションが施されたネフスキー大通りがとても奇麗でした。

ネフスキー通りのカフェにて、「ブリヌイ」を食す

ロシアへ行ったら、キャビアを食べよう!そう意気込んでロシアへ向かいました。

キャビアの話は次に譲るとして、ロシアでは、「パンケーキ」がしばしば食卓に上るそうです。ブリヌイと呼ばれるロシア風パンケーキ。ロシアのレストランのメニューには必ずといってよいほど登場します。

パンケーキというよりは、イーストを使っているため、パンと言ったほうがよいかもしれませんが、見た目は、スウェーデンのパンケーキにそっくり。ネフスキー通りのカフェで初めてブリヌイを食しました。

トッピングはいろいろありますが、私はキャビアをチョイス。魚の卵は全てキャビアとロシアでも呼ばれるようで、これは所謂いくらです。いくらにサワークリーム、そして、ロシアでもスウェーデンと同様、デイルが多用されます。

ブリヌイの食感は独特。フワフワ、シュワシュワといった、エアリーな感じ。濃厚ないくらとサワークリームが最高に合います!

このカフェ、気に入って、その後もロシア伝統料理を試しに。

かなり美味しかったビーフストロガノフ。

何といっても、ボルシチ。赤カブを食べると赤い尿が出ることがあるので、「血尿」と間違えて泌尿器科を受診する患者さんがいますが、日本ではまだまだ赤カブはマイナー。日本で「赤カブ血尿」に遭遇したことはありませんでした。

 

ロシアの食も捨てたものではありません!

絶景テラスのあるレストラン in セント・ペテルスブルグ

前記事のカザン聖堂の近くに、友人の女医さんが勤めるクリニックがあります。ロシア人にしては、、あるいは、友人だからかもしれませんが、とても素敵な笑顔がチャーミングな彼女。勿論、英語も流暢です。

ネフスキー通りから数メートル入ったところが、彼女が勤めるクリニックです。クリニックには見えません。

カザフ聖堂はクリニックに近く、このカザフ聖堂を後ろから眺める絶景テラスのあるレストランに行きました。レストランの名は、Terrassa

複数で行ったので、いくつかお料理をオーダー。ここでも、ロシア風創作寿司がメニューに。

前菜にサラダ。

蛸のサラダと、

鴨のハムのサラダ。

シーフードピザと、

トリュフ風味のきのこのピザ。

チキンに、

ロシアの定番、ビーフストロガノフ。

あまりに美味しそうなので、お腹一杯にかかわらず頼んだ、キルシュ・トルテ。

蛸のサラダ、ピザ、そしてケーキが特に美味しかったです。しかし、ロシアにしては、とても立派なお値段でしたが、絶景テラスに座らせてもらって、ゆっくりとランチを楽しむことができたので満足でした。

カザン聖堂

セント・ペテルスブルグの目抜き通り、ネフスキー大通りに面している、カザン聖堂。

聖堂の両側に延びる回廊が特徴的な、美しい建物です。1801年に始まった建設は、祖国戦争により中断され、1811年に完成。祖国戦争により、ナポレオン軍を撃退した将軍がここに埋葬されているそうです。
現在は、ロシア正教会の中心となっています。

聖堂の上の十字架は、ここでは2重の十字架。

下の十字架は、水平ではなく、少し斜めになっています。ロシア正教では、こんな意味があるのだそう。

ある2人の罪人が、死刑を言い渡されました。そのうちの一人は、神を信じ、神に自分の罪の許しを乞いました。もう片方は、神を信じることはありませんでした。そこで、神はその二人を(水平ではない)十字架に架けましたが、神を信じる罪人は高い方へ、信じない罪人は低い方へ。その結果、低い方へ架けられた罪人は地獄へ落ちてゆきましたが、高い方へ架けられた罪びとは落ちることなく留まったというお話。

 

カザフ聖堂の周辺には、素敵なレストランもあります。そのご紹介は次に。


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