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Nobeldagen

昨日、12月10日はNobeldagen。アルフレッド・ノーベルの没日です。Nobeldagenについては、過去の記事を()。

去年は、授賞式に参加しましたが(記事)、今年は丁度出張があったため参加は断念。日本人の受賞も無くて、寂しい限りです。

 

今回、私にとって印象深かったのは、やはり、生理学・医学賞です。以前勤務していた大学病院で、手の施しようのなくなった腎臓癌の患者さんに、樹状細胞を使った独自の免疫療法を行っていたこともあり、研究内容にも興味がありました。同時に、樹状細胞を発見したRalph M. Steinman氏が、受賞発表3日前に膵臓癌のため命を落としていたという逸話も加わって、非常に印象深い賞となりました。

樹状細胞の名は、その形態から名付けられたものですが、博士の妻であるClaudiaさんが、細身で手足が長いことから、「Claudia Cell」と呼ばれたという話もあるそうです。

樹状細胞は、抗原提示細胞とも呼ばれ、取り込んだ抗原をT細胞やB細胞に提示することによって免疫反応を活性化します。2007年に博士が膵臓癌の診断を受け、手術となったとき、彼の共同研究者は協力して摘出された腫瘍を用いて治療に必要な樹状細胞の培養を行ったとのこと。診断時には数ヶ月の余命宣告をされたにも関わらず、4年半も生きることができたことは、彼の樹状細胞療法が有効であったことの証拠であるともいえます。

授賞式では、亡くなった博士に代わってClaudia夫人が国王からメダルを受け取りましたが、受け取ったあと、天に向かってキスをしたのがとても印象的でした。博士には一男二女がいますが、テレビ局勤務の双子の姉妹の一人は、インタビューで、父親から、「自分が最もパッションを感じる仕事を選ぶように」と言われ、職業の選択は自由であったことを語っていますが、何事も「パッション」が大事であると信じている私は、思わず大きく頷いてしまいました。今回、受賞者が亡くなっていたにも関らず授賞を取り消さなかったのは、ノーベル賞選考委員会の何とも粋な計らいでした。

 

ノーベル賞関連行事といったらスウェーデン王室は外せません。今年もMadeleine王女は欠席。後にふれますが、ニューヨークでのMarie Curieのセレモニーに出席。3月に出産予定のVictoria王女のお腹に注目は集まったようです。ある筋によると、ドイツでIVFの治療を受けたらしいということですが、そのため、もしかしたら双子という噂もあります。その場合も、第一子が皇太子になります。

仲睦まじいVictoria皇太子夫妻。

 

こちらは、同日にオスロで行われた平和賞の授賞式。ノルウェーの皇太子夫妻も仲睦まじくて素敵です。

平和賞を受賞した女性3人。

ノルウェー国王夫妻、皇太子夫妻と。

2 comments to Nobeldagen

  • 鉄鉢袋

    ほんと、何事もパッションないとやってけないです。昨日も小さい学会に一日出てましたが、深まらない議論、本質を問わない質問ばかり、後ろの席では皆寝てるし最悪です。パッションこもった質問・意見言ったら、かなり皆引いてました。こんなに情報が簡単に得られる時代ですから、議論もない会であればわざわざ集まる意味ないですよね。

    • 鉄鉢袋先生。
      「パッション」さえあれば(勿論、努力があることを前提としてですが)、たいていのことは何とかなるし、楽しく生きてゆけると思っています。
      「会に出席して寝る。」というのは、日本人の病気ですね。寝てるくらいなら出席しなければ良いというのが、こちらの考え方。職場でも、机でうつ伏せ寝などしようものなら、「疲れてるなら帰ったら。」と言われてしまいます。無意味にその場にいることに意味があるという考え方には、もはやついてゆけそうにないかもしれません。

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