セント・ペテルスブルグの目抜き通り、ネフスキー大通りに面している、カザン聖堂。
聖堂の両側に延びる回廊が特徴的な、美しい建物です。1801年に始まった建設は、祖国戦争により中断され、1811年に完成。祖国戦争により、ナポレオン軍を撃退した将軍がここに埋葬されているそうです。
現在は、ロシア正教会の中心となっています。
聖堂の上の十字架は、ここでは2重の十字架。
下の十字架は、水平ではなく、少し斜めになっています。ロシア正教では、こんな意味があるのだそう。
ある2人の罪人が、死刑を言い渡されました。そのうちの一人は、神を信じ、神に自分の罪の許しを乞いました。もう片方は、神を信じることはありませんでした。そこで、神はその二人を(水平ではない)十字架に架けましたが、神を信じる罪人は高い方へ、信じない罪人は低い方へ。その結果、低い方へ架けられた罪人は地獄へ落ちてゆきましたが、高い方へ架けられた罪びとは落ちることなく留まったというお話。
カザフ聖堂の周辺には、素敵なレストランもあります。そのご紹介は次に。
おはようございます。
ロシア正教の斜めの十字架のお話、面白いですね。
神を信じた罪人が、留まった というところからも
ますます 信心しなければ っていう気にさせられます(笑)
近日 天国 地獄の話になりまして、
とある 奥様が
「イケメン地獄と、醜男パラダイスと、どちらを選びますか?」
って(笑)
先生は どちらがお好みでしょうか?
ガムラ スタンさん。確かに、「落ちたくない!」って思いますね。
ご質問ですが、迷いなく、「醜男パラダイス」を選びます!イケメンって、それだけだと、美女と同じで、美しいことが鼻についてくると思います。犬も、ブルドックなどが好きです。
ロシアに行かれていたのですね。私の両親が、今月はじめから、ロシアに旅行して、一昨日日本に帰国しました。建物とかはいろいろすばらしいが、セキュリティーが厳しかったり、トイレとか古かったり、まだまだ社会主義国の時代を感じる場面があったといってました。
ヒマワリさん。ご両親がおっしゃるとおりです。ロシアはまだまだですね。それなのに、桁違いな富豪がいたりと、とてもアンバランスで不健康な印象です。
おひさしぶりです!ロシアと聞いて懐かしくなってしまいました。
このカザン聖堂の向かい側にある、Dom knigiという本屋さんにあるカフェが、私にとっての贅沢でした~。
友人に聞いたのですが、カザン聖堂はソ連時代、無神論博物館だったそうです。
ソ連崩壊後もしばらくは半分、博物館として使われていたとか。教会と無神論博物館が、一時的にであれ、共存していたというのはスゴイですよね f^^;
私の留学中は、Terrassaみたいなおしゃれなレストランはありませんでした…(HPを見たら2007年オープンみたいですね)。ぺテルも変わりつつあるんですね。
おかんさんが反応してくれるのではないかなーと楽しみにしていました。現地の人は「ぺテル」って呼ぶのですよね。おかんさんはぺテルに留学だったのでしょうか。
無神論博物館ですか。すごいですね。血の上の救世主教会は、ソ連時代、「倉庫」だたようですね。ひどすぎますね。
おそらく、またぺテルに行く機会があると思うので、そうしたら、お勧めのカフェに行ってみます。他に現地人しかしらないおすすめがあったら、是非教えてください!