9月にSt. Petersburgへ出張しましたが、同じプロジェクトのために再びロシアへ。
正直、ロシア人は不親切だし、ぼったくりの精神があまりにも顕著だし、英語は通じないし、車の運転は激しいし、気の重い出張でした。お土産で買って帰った所謂「いくら」が、とても美味しかったので、今回も購入予定で出掛けました。
この時期のSt. Petersburgは雪が積もっているそうですが、暖冬のため雪はなく、空が限りなく低い曇り空。おとぎの国のような血の上の救世主教会は、やはり太陽があるとないとでは随分印象が異なります。青空の写真は9月に撮影したもの。
しかし、驚いたことに、今回のロシアは前回よりもずっと優しかったのです。前回はまだ観光シーズンで、街には観光客が溢れていました。今回は、気温も0度近く、歩いているのは殆どがロシア人のよううに見えました。そのためか、街全体、そして人々もゆったりとしているように感じられました。
最初の晩御飯は、高級レストランと知らずに入った老舗のPalkin。ロシアでも最も古いレストランの一つだそうです。何とその歴史は1785年に遡るとか。
内装もとてもクラシックで素敵。
メニューに黒キャビアがあって、お値段が7000ルーブル近かったので、Belugaキャビアかもしれないとわくわくして訊ねると、Belugaキャビアはもはや市場になかなか出回らないため食べられないのだということでした。Belugaキャビアではないならと、お値段10分の1以下の赤キャビア(いくら)とパンケーキを前菜で頼みました。
前菜の前のアミューズ。チーズクリームのようなものが、ソテーしたズッキーニに巻いてあります。
そして前菜のいくらとロシアパンケーキ。お決まりのサワークリーム。そして、今回はうずらの卵が。それにしても、ロシアの卵の黄身は何て白いのでしょう。良い餌を与えられていないからとも聞きました。
メインにはラムを。アミューズ二品目は、トマトのスープのソルベ仕立て、とでも言いましょうか。
ロシアのデザートの文化は完全にスウェーデンに勝利しています。デザートには、「カルーセル」と名前のついたデザートの盛り合わせを。
ふと別のテーブルを見ると、飛行機の中で隣に座ったノルウェー人のビジネスマンのおじさまが。ロシア入国に必要な書類を書くのに、ペンを貸してあげたので良く覚えていました。商談ディナーなのか、強いアルコールで頻回に乾杯をしていました。こんな偶然ってあるものなのですね。
Palkinのお料理もサービスも大変に満足のできるものでした。サービスマインドのないロシア人という強烈な印象があったので、何だかとても嬉しなりました。
大晦日となりました。
ブログ 綺麗なロシアですねぇ。
たまたま、
ウクライナ国立オデッサ歌劇場&ドネツク歌劇場の日本公演があり
行けることになりました。
今から わくわくです(笑)
いつか、先生がいかれた この レストラン、
あまり寒くない時期に、行ってみたいものです。
ガムラ スタンさん。
ロシア人もウクライナ人も、日本人にはないどきっとする魅力がありますね。
St. Petersburg、おすすめです。寒い時期も悪くはありませんが、冬は日本海気候のようにどんよりとしているようです。ロシア料理、意外に好きになってしまいました。