アメリカのオバマ大統領が、セント・ペテルスブルグで行われるG20に先立って、ストックホルムを訪れました。
セキュリティーに関しては、普段は甘いスウェーデンですが、今回ばかりは厳重警戒です。アーランダ空港と市内を結ぶ高速道路、E4沿いにあるカロリンスカ大学病院の屋上は、重要な警備箇所にあたり、ロボット学会のライブ手術用のサテライトの設置にも難色を示されました。また、もしオバマ大統領が急病で、カロリンスカ大学の手術室を使う必要がある場合には、病院はほぼ閉鎖状態、勿論、海外からのゲストの術者などが院内に入ることはできないというお達しでした。
完全に閉鎖されたE4を大統領を乗せたキャデラックが。原子爆弾でも落とされない限りは大丈夫な作りになっているのだそう。
市内へ入り、グランドホテルへ。
スウェーデンのラインフェルト首相と会談し、共同記者会見を。
オバマ大統領の関心事はもっぱら、シリア攻撃のコンセンサスを得ることのようでした。ラインフェルトは、UNの調査を尊重するとしながら、オバマ大統領の決断に理解を示すという態度を取っていました。この晩、オバマ大統領と北欧諸国の首脳とで夕食会が、首相官邸で行われました。紅一点はデンマークの首相です。
オバマ大統領は自身のコックを帯同し、スウェーデンサイドが用意する料理と全く同じものを自身のコックが調理するのだそうです。流石、世界のナンバーワンVIP、アメリカ大統領です。Air Force Oneには簡単な手術ができる手術室や、輸血用の血液の準備もあるそうです。
大統領の通り道では、大人気のオバマ大統領でしたが、
Medborgarplatsenなどでは、シリア攻撃や、Guantanamo収容所など、様々な理由で、オバマ大統領に対するデモが行われました。
記者会見の際に、SVTの女性記者に、
「シリアを攻撃することを、ノーベル平和賞受賞者としてどう思うか?」
という、勇敢な質問をされた大統領。
「私は平和賞にはふさわしくない。」とした上で、「世の中には、越えてはいけない一線がある。それを越えたとき、アメリカは行動を起こさなければならない。」というような答えをしていました。流石でした。
ストックホルム滞在は一晩で、次の朝、国王夫妻に王宮で会ったあと、一路アーランダ空港へ。次の目的地はG20の行われるセント・ペテルスブルグ。
大統領がAir Force Oneに搭乗する前に、スウェーデンらしい粋な場面がありました。
大統領のお見送りに向かうのは、、、。
スウェーデンの内閣には23人の大臣がいて、そのうちの13人が女性。女性大臣のうち6人が、搭乗口でお見送りしました。
これには、オバマ大統領も感銘を受けたとのこと(記事)。
なかなかやるね、スウェーデン。








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