大阪の吉村知事のお嬢様がコロナ陽性になり、知事も濃厚接触者とのことで、無症状にも関わらず自宅待機というツイートを引用ツイートした。
ご報告です。娘がコロナ陽性となりました。僕は無症状です。濃厚接触者になりますので、今から自宅に戻り、今後自宅待機になります。 pic.twitter.com/4v6F9Umeez
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) April 18, 2022
スウェーデンでは、医療介護者など以外は感冒症状があっても検査はせず、症状がある期間は自宅療養となりますが、検査をしないため濃厚接触者に定義される人もいないことになる。
コロナ禍も3年目に入り、ワクチン接種は進み、オミクロン株の特性などがわかってきている中、ヨーロッパ諸国では軒並み規制撤廃し、インフルエンザに準じる扱いとなってきている。従って、日本のこの対応は周回遅れの感が否めずリツイートした。
私をフォローして下さっている方の多くが、元々、私のツイートやスウェーデンの政策に好意的であることもあり、リプライの殆どが、同じようなものだった。フォローしてくださっている方の中には、監視的目的の方もいらっしゃる。その方々は、元々、私のツイート自体に批判的な訳だ。私は基本的に批判されてもブロックをしない主義にしている。それは、賛同者ばかり集めることを是と考えていないこと、また、異なる意見の方にも読んでいただきたいと思っているからだ。ブロックされた場合には原則、ブロックすることにしている(多いので把握しきれていないが)。それは、私のツイートを引用ツイートされることを回避したいから。できれば鍵アカウントの引用ツイートも不可とするシステムが欲しいくらい。
今回のツイートに関する批判的ツイートの中に、それぞれの国にはそれぞれの国に適した方法があるというのがあった。それは一見、冷静な意見のように見えるが、「症状のない濃厚接触者」を自宅待機させる意義について説明がない。また、そうすることにより発生する弊害が加味されていない。コロナ禍が3年目に入って、いつまでこのような対応を続けるのだろうか。もし、この対応が日本という国にあったものであるならば、今後の出口戦略は?
インフルエンザやRSなど、これまで大流行が繰り返され、多数の死者が出ても、濃厚接触者隔離などの対応がされたことはなかった。コロナに対する最大の武器とされていたワクチンも期待されたほどの効果はなく、接種が進めば社会は通常化できるとの謳い文句は尻すぼみとなり、延々と意義不明の対策が続けられている。
スウェーデンを真似しようとツイートした訳ではなく、スウェーデンの現在の対応を紹介したに過ぎないが、それだけで過剰な反応が発生することは私には理解し難い。日本が取っている対策がベストでなくてもベターだと考えているのだろうか。あるいは、外から周回遅れだと言われることを好まないのであろうか。ゴールポストがどんどん遠くなるのは、多くの国民にとって辛いことのはずだと思うのだが。
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