Visits

Online: 1
Today: 1390
Week: 5248
Overall: 3219272

Flag counter

free counters

向井千秋先生、来瑞

今年は日瑞国交開始から150年ということで、様々な行事が行われています。

その中の一つ。 Sparking interest in science through spaceというカンファレンス。

日本からは女性宇宙飛行士の向井千秋先生。母校、慶應義塾大学医学部、そして慶應義塾女子高校の先輩です。30年前に、女性が外科医を志すに当たって、アドバイスを受けたことがあります。彼女の最初のキャリアは心臓外科医でした。初めて出血を見たときに失神したというエピソードには驚いた記憶があります。対するスウェーデンの宇宙飛行士はChrister Fuglesang。夫と同じKTHの出身。

 

空中に浮いた水に、スウェーデンでは有名なBillar(車)という名前のお菓子をくっつけて食べるという宇宙での遊びを披露してくれました。あとで子供達に見せたら大喜びでした。

 

これは、宇宙が地球に貢献しているものを示す、最もわかりやすく、意味のあるスライドでした。

懇親会では向井先生にご挨拶して名刺の交換をしていただきました。

私の専門分野からは離れますが、頑張っている科学者の話はとても面白く、刺激になります。なかなか良い企画でした。

ズルズルとキープ、日本の専門医

日本の泌尿器科専門医は5年に1回の更新制になっています。そのためには、毎年の学会費、そして、期間中に総会1回出席を含む点数で、100点を稼ぐ必要があります。

 

海外で勤務している場合は、勤務証明書を提出すれば5年ではなく6年に1回の更新が認められています。

6年、長いようであっという間。日本の専門医の価値も危ぶまれており、実力さえあれば更新しなくても良いのではと思いながら、今回も更新してしまいました。

結構、費用もかかります。開業して泌尿器科疾患をあまり診察しなくなっても、極論すれば、臨床をやめてしまっても、点数を集めさえすれば専門医を更新できます。これでは専門医を標榜していても臨床医としての実力の保証はどこにもありません。学会がお金を集め、権威を保つために専門医制度があるようなものです。

この次はどうしようかなあ。

「秋」という季節

「ちはやぶる神代も聞かず龍田川唐紅に水くくるとは」在原業平朝臣

秋の和歌には、悲しい、寂しい心情を読んだものが多いのですが、百人一首にもとられているこの歌は、鮮やかな色彩の美しい秋の歌です。

スウェーデンでは残念ながら、秋の色は「紅」ではなく、「黄」になります。赤い紅葉はあまり多くありません。

黄色といっても、いろいろなニュアンスの色がありますね。日本では、日本人の私も知らないような黄色の種類があるのです(こちらを参照)。目を通すだけで感動してしまいます。

 

サマーハウスでもスウェーデンの秋は刻々と深まっています。



日本の紅葉の赤は格別美しい。

ダイニングからの眺め。ここに座ってボーッとして(暇はなかなかありませんが)お茶を飲むのが好き!

 

幼い頃、母と、「三夕の歌」を鑑賞したことを思い出します。幼心にも、和歌の5、7、5、7、7の響きはとても美しく響きました。

「さびしさは その色としも なかりけり 真木立つ山の 秋の夕暮れ」(寂蓮)

「心なき 身にもあはれは 知られけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮れ」(西行)

「見渡せば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ」(藤原定家)

やはり、夏が終わり冬へ向かう「秋」という季節には、「寂しい」という感情が似合うのでしょうか。

幸い、子育てと仕事に追われていると、「秋」の寂しさに感傷的になる余裕がないので、案外助けられているのかもしれませんね。

母による散髪。日曜日のサッカーの練習の後、マクドナルドでご満悦。

スウェーデン太っ腹、母国語教育

我が家の子供達は2012年生まれ。日本であれば来年小学校に入学するところですが、スウェーデンの6歳児は6歳の誕生日を迎える年の8月下旬から、grundskola(小学校)に入ります。

 

入学前に色々な書類を提出しますが、その中に母国語についての書類があります。移民の多いスウェーデンでは、スウェーデン語以外の子供の母国語について、基準を満たせば母国語教育を受けられるようになっています。

 

月曜日は、sovmorgon(お寝坊の日)と称して、普段は8時始業のところを9時始業になっていますが、この時間の8時から9時に、主に母国語教育を受けることができます。週に一回、1時間。我が家の子供達の学校は、スウェーデンで最も大きな小学校で、40ヶ国語の異なる言語圏からきている子供達がいます。そのほとんどが週一回の母国語教育を受けているのです。英語、フィンランド語、スペイン語、ペルシャ語などのメジャーな言語であれば、1クラスあたりに多くの生徒がいることもあるようですが、日本語に関しては我が家の子供達2人だけ。日本人の日本語の先生1人に2人が教えていただいています。毎回、教材もいただいて宿題もあります。何とも恵まれた環境です。この母国語教育、相当費用がかかると思われますが、本当に太っ腹なスウェーデンだなあと感心するとともに、感謝しています。

同級生に、生まれつきの聴覚障害のママを持つ児童がいます。親子の会話は手話です。ここで驚いたのですが、母国語教育には、何と手話の教育も含まれているのです。ここまでくると、感動以外の何物でもありません。スウェーデンって凄い国です、、、。

エコの地アイスクリームの工場セール

サマーハウスの近所に、Järnaglass(Järnaアイスクリーム)というエコのアイスクリーム工場があります。こちらのアイスクリームは、凍らせる過程で空気を入れないのが特徴。空気を入れれば、ハーフリットルのアイスクリームが250g以下になることもあるそうですが、こちらのアイスクリームは空気を入れないので、400gから450gの重量があるとか。知りませんでした!

工場で売り尽くしセールがあるというので行ってきました。着いた時には、すでにかなりの列。

それもそのはず。ハーフリットルのアイスクリーム4つで100クローネ、5リットルのアイスクリームが100クローネ。買った人には、一人分の小さなアイスクリーム4つがおまけという大盤振る舞い!

通常にお店で買えば、ハーフリットルが50クローネはします。

工場の人は、値段を計算し、外にSwishのできる電話番号を張り出しました。

スウェーデンでは、携帯から銀行のIDにアクセスし、その認証の元にKlarnaのような支払いシステム(Paypalのようなもの)を用いて、クレジットカードや銀行振り込みに頼らない支払い方法、Swishが盛んです。携帯番号を銀行口座に連携させることにより、個人同士でも現金のやりとりが簡単にできます。ですから、もはや、現金を使うことなんてスウェーデンではほぼ皆無。大きな長財布なんて古い古い。しかも、手数料は無料。

 

「支払いは外に出てSwishでしてねー!信用してるからねー!」

だそうです。おおらかでいいなあ。

私と娘で持てるだけ買いました。

5リットル1個、ハーフリットル12個、そしておまけのミニアイス4個。しめて400クローネ也!

ここのマンゴーのジェラートは最高です!嬉しい!

象のガム

冬に向けて、スウェーデンの農村地帯では、このような白い物体があちこちに出現します。

冬の間の家畜用の牧草。

子供達は、これを、「elefant tuggummi(象のガム)」と呼んでいます。

確かに、そんな感じ。可愛くて的を得たネーミングです!

ケールチップス

あくの強いケールは私の好みですが、どこかでケールチップスのレシピを目撃して居ても立ってもいられなくなりました。

 

ケールにオリーブオイルをまぶし、塩を振りかけて、220度のオーブンで5分。

あっという間に美味しいケールチップスができました。

美味しくて手が止まりません。

定番になりそうな予感。

ノーベル医学生理学賞、本庶先生に!!!

本日、スウェーデン時間の11時半にノーベル医学生理学賞の発表がありました。

いつかは取ると言われていた本庶先生が受賞!

 

programed cell deathに関係すると予想されたため、PD-1と名付けられた蛋白が腫瘍免疫に関わることがわかり、そこからオブジーボに始まる免疫チェックポイント阻害薬という、新しい抗腫瘍治療の時代の幕開けとなりました。PD-1の発見から臨床まで20年以上を要しましたが、正に日本産の新しい治療方法と言えます。

私の専門分野ではオブジーボは腎臓癌に対して使われています。同じようなチェックポイント阻害剤が、転移性の膀胱癌にも使われ始めています。

 

 

この20年、転移性膀胱癌に対する全身療法は、シスプラチンを中心とした抗腫瘍剤療法のみだったので、これは大きな進歩だと言えます。スウェーデンではこれらの治療は外科医が担当せず腫瘍専門医が行うため、実際の診療で使ったことはありませんが、手術後の患者さんがお世話になっています。

本当に嬉しい本庶先生の受賞でした!!!

Disable adapted garden! 車椅子でもすいすい!

かなりの勾配があったサマーハウスの土地でしたが、土盛りをしたりすることにより傾斜の部分を少なくして芝生を植えました。しかし、芝生の上って、結構、車椅子を操作するには力がいるのですよね。

 

ということで、芝生の中に石で道を作りました。家の周りには同じく石を張り詰めました。

車椅子だけでなく、杖が必要な義母も楽に歩くことができます。

2−3センチメートルの段差でも、体が不自由な人には大きな障壁となります。日本でも一軒家などで、見栄えが良いから階段をつけることも多いですが、健康なときには理解できないと思います。私も、身障者の家族となって初めて、わずかなことが障害となり、行動範囲が狭まってしまうのだということを理解できるようになりました。ドアの開閉の向き。トイレの便器の設置の向き、出入り口の間口の1センチメートルの差の持つ意味。手すりの意味や位置、、、、。

 

アパート探しをした時でも、エレベーターがある建物でも、その手前に1段でも段差があればダメなので、その場で諦めたことも数しれず。

 

現在健康な人でも、突然不自由な身にならない保証はありません。健康な時から考えておく必要があるし、社会全体でももう少し意識が高まるといいなあと思います。

65歳以上の国会議員はなんと2%以下!

与野党勢力が拮抗し勝敗が付かなかった先日の総選挙。とりあえず、現職の総理大臣は辞任する流れになってきたようですが。

スウェーデンの国会議員は349人。その中で65歳以上の議員は2%以下、たったの6人という、日本人にとってはショッキングなニュース。18歳から29歳までの若い議員は25名。それぞれの世代から満遍なく選ばれるべきだが、若い議員は経験が少ないので、65歳以上の高齢の議員が増えるべきだという、最高齢85歳の女性議員の意見が載っていた記事でした。