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Forbes Japanに第2弾を寄稿しました。

スウェーデンの新型コロナ対策は良しにつけ悪しきにつけ、注目を集め、さらには、日本語による報道や記事には、フェイクニュースや誤解釈も多いのが現状です。

スウェーデン各省庁などの発表している一次データを示しながら解説しています。

https://forbesjapan.com/articles/detail/35156/1/1/1

たけしのTVタックルに出演します。

2029年5月31日、正午の放映分のインタビュー映像で登場する予定です。

https://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/?device_mode=pc

SASのクルーが病院で働いています。

ストックホルム内の私立の看護大学が、SASのクルーが医療現場で働けるように短期の教育を始めました。https://www.di.se/nyheter/sophiahemmet-skolar-om-sas-kabinpersonal-till-sjukvardsbitraden/

カロリンスカ大学病院でも、ICUなどで働いているようです。

SASのFBページに、ビデオが掲載されていました。

もともと、CAさんなどは、究極のサービス業として訓練されていますから、医療従事者として再教育して現場に出てもらうのは、素晴らしいアイデアだと思います。彼らも、失職中(休職中)ですからまさにwin winではないでしょうか。

こういう動きは、北欧らしいかなあと思った次第です。

https://www.facebook.com/SAS/videos/266803784704434/
https://www.di.se/nyheter/sophiahemmet-skolar-om-sas-kabinpersonal-till-sjukvardsbitraden/

Gretaちゃん

スウェーデンは勿論のこと、世界中で今や有名人となったスウェーデン人少女のGreta Thunberg、16歳。約1年前のスウェーデン山火事をきっかけとして、CO2排出削減などを求めて、総選挙に合わせて国会の前で毎日座り込みをしました。その後も、毎週金曜日は学校を休んで「Skolstrejk för klimatet」(気候変動問題のための学校ストライキ)というプラカードを抱えて座り込みを続けました。当時、彼女は中学三年生。彼女の座り込み運動は、爆発的に拡大し、金曜日の学校ストライキは全世界に広がった。彼女は「アスペルガー症候群の環境活動家」と自称。

私がこの6月に日本に帰国した際に、母校でセミナーを開く機会がありましたが、そのセミナーで、Gretaちゃんについて尋ねたら、日本でも生え抜きのエリートであるはずの彼らは誰一人として彼女のことを知りませんでした。これはとてもショックでした。

日本でも、彼女が国連前にヨットでアメリカへ渡った頃から少しずつ報道されるようになり、国連で演説をしてから、さらに報道されています。しかし、環境問題を信じない人たちが、トランプ大統領を筆頭として沢山いることにも驚きます。そして、(これまでCO2を放出しながら発展してきた)先進国だけでなく、発展途上国にもCO2削減を求めることに矛盾を感じている人など、私には理解できない人たちが沢山います。先進国が発展してきた時代と今の時代は違います。昔の常識は現在の常識ではないと思います。

今回、Gretaちゃんの記者会見は、感情に流されすぎて、今ひとつでした。「How dare you,,,」の下りも、言葉の選び方が過激すぎたと個人的には感じました。この部分が有名になって、彼女のスピーチを初めて聞いた人たちに、アレルギー反応を与えたかもしれないと思います。いつもの彼女はとても冷静で説得力があります。だからこそ、世界中でここまで大きな運動となったのです。環境問題における貢献でノーベル平和賞を受賞したゴアよりもインパクトは大きいのでは。もうすぐ、ノーベル賞受賞者の発表がありますが、Gretaちゃんが是非平和賞を受賞してほしい、いいえ、受賞するに違いないと思っています。

しかし、環境問題って、政治や宗教、フェミニズムなどの議論と一緒で、ちょっと恐ろしい。意見の異なる人とは絶対に意見が一致することはないので、議論してはいけないんですね。彼女の後ろに暗躍する人物がいると信じている人が多いのには驚きました。彼女はまだ16歳ですから、わかっていないことも多いでしょう。だから、彼女は、自分ではないくて科学者の声を聞いてくれと言っています。

新しく環境大臣に就任した、今時の人、小泉進次郎。彼のFNでの発言や、記者会見での発言が幼稚すぎて、世界で失笑を買っています。環境問題はセクシーにって、ギャグ?一国の大臣の発言とは思えない恥ずかしさ。日本で彼がなぜ人気があるのか理解できません。そして、彼の失言を援護する人たちがいるんですね。他の人の発言をcitationした、とか弁解していますが、公人の立場で、世界に失笑されるような表現をすべきではないし、英語の表現も砕けすぎです。温暖化に対する具体策がまるでないのも、政治家としては片腹痛いとしか言いようがありません。「今日から日本は変わる。」って、どう変わるのか言えないでの発言は、まさにパフォーマンス。まあ、彼が有名なのは、スピーチだけで、政治家としての業績についてはクエッションマークであるというのが、良識ある人間の認識だと思っています。

とにかく、Gretaちゃんの出現で、より多くの人が環境問題に関心を持ち、一人一人ができる小さな努力を積み重ねるだけでも、地球にはプラスになるはずです。その意味で、彼女は偉大です。私も、常にエコバッグを持ち歩き、水筒を持ち歩き、歩けるところは歩いて、小さなエコ活動を行なっていきたいと思います。

優しさ、思いやり、心遣い。弱者強者両方向。

ご存知のように、夫は脊損患者ですので車椅子での生活です。

同じ車椅子で外出するし、その車椅子で室内にも入ります。外履きからスリッパに履き替えるという訳には行きません。

一緒に生活をするようになった時、特に日本人の私にとっては、それに違和感がないと言ったら嘘になります。今は、帰宅したらタオルで車輪を拭くようにしていますが、、、。

お呼ばれの時はやはりどうしても気になります。日本にやってきて、妹や親の家へ入る時。その時もタオルをお願いします。家族はあまりコメントしませんでしたが、きっと私と同じように違和感を持った(持っている)に違いありません。

知人の話。脳梗塞後で足元が不確かな高齢者が、実家から独立したばかりの孫のアパートを訪問しました。外出時は杖が手放せないため、アパートの中にも杖を持って入りました。孫はそれに反応し、「(汚いから)杖は中でつかないで。」と言ったそうです。何と冷たい言葉でしょう。彼女か彼氏の言葉だったら、その一言だけでアウト。

杖に比べたら、車椅子はさらに不潔に違いありません。それでも、車椅子がなければ移動は不可能です。弱者になって見なければわからないことがあることは確かです。しかし、少し考えれば(いえ、考えなくても)「杖は中でつかないで。」という言葉に、優しさや思いやりが全くないのは明らか。同時に、弱者である夫が上手に生きてゆくためには、弱者なりの心遣いが必要なのかもしれません。今後、夫がお呼ばれするときには、車輪を拭くためのタオルをできる限り用意しようと思います。思いやりは、強者から弱者だけではなく、弱者からも示すべきなのでしょう。

日本とスウェーデンを比べると、日本は多様性を認めたがらない社会だと感じます。表面下の差別も実は沢山あります。社会不安や厳しい労働条件などからくるストレスがヘイトとして吐き出されているような気もします。オリンピックを控え、日本が、より開かれた優しい社会になりますように。

ileal ureter interposition

スウェーデンで働くようになって、日本では見なかったような大手術を見ることがあります。一緒に働くことの多い、下部消化器外科は、再発癌に対してしつこく外科的切除をしますし、HIPECもかなりやっています。婦人科も同様。肉腫グループに至っては、hemipelvectomy(両足切除含め)などもやります。

ですから、回腸導管や、尿管の膀胱への吻合くらいは、各科でやってしまうことが多いのですが、複雑な尿路再建になると声がかかります。事前に話があることもありますが、緊急に呼ばれることも少なくありません。

泌尿器科では、ほとんどの医師がロボット手術しかしないため、開腹手術でかつ高難度の手術ができる人は、ほとんどいません。そしてそれは、先夏に大騒動を起こした男女差別をするイラン人と、私。ちなみに、先夏以来、彼は挨拶もしません。

最近も、緊急に何回も呼ばれ、ileal ureter interpositionを執刀しました。日本では見たことがありませんでした。

巨大な腫瘍や、周辺臓器に浸潤するような腫瘍を切除する場合、膀胱や尿管を合併切除しなければならないことがあります。その時に、症例に合わせて尿路の再建をするのです。膀胱に尿管を直接吻合するのが一番簡単ですが、尿管の長さが足りない場合には、膀胱の一部を尿管とするボアリ法が有名です。膀胱容量が少なかったり、それでは長さが足りない場合には、小腸を使って再建します。また、小腸もそのまま使ったり、Yang Monti管といって、小腸を開いてそれを90度違う方向で管として縫い直すことにより、短い小腸から長い管を作って再建するなどの、様々な方法があります。

しかも、尿管として用いる小腸には血管が付いていますから、それを大腸の腸間膜のどちら側に引き抜いたら良いのかなどの判断をしなければならず、複雑な手術です。膀胱全摘などよりも、ずっと難しいのではないかなあと思います。

先日、肉腫チームのオペに呼ばれて手伝いに言ったら、「こんな風に再建ができるなら、今度からもっとお願いしたいなあ。これまで、尿管が短くなったら腎臓も切除してたんだ。」と言われました。正常に機能している腎臓を捨ててしまうのは勿体ない。

夏休みが迫っているこの時期も、直接電話がかかってきてオペの手伝いの予約が入ります。「Ayakoにお願いしたいから、何とか時間を開けて。」と頼まれるのですが、外来をキャンセルしたりしてリスケしなければならないので大変。本来は、若い先生に教えて、再建手術のできる術者を増やさなければならないのですが、それも大変。

機能再建は実に奥が深い。癌の手術は、取るだけ。あとで再発したりしても、癌のせいにできます。対して、機能再建は、その名の通り、機能しなければならない。先日、脊損患者さんの膀胱拡大術(これも小腸を使う)と腹部に膀胱にカテーテルを挿入して導尿する管を作る手術をしました。導尿用の管は、Yang Montiで作成したり、盲腸を使ったりします。オペ後に、導尿がちゃんとできて、漏れもないと患者さんから報告してもらった時の嬉しさといったら!

外科医は辛いけれど、天職かなあと思います。

超過勤務は当たり前で、子供達のお迎えには、私はまず行けないので、行ってくれる夫にも感謝。

da Vinci Xi 初体験!

カロリンスカ大学病院には、手術支援ロボットda Vinciの旧型が3台、最新機種のXiが一台あります。最新機種はカメラが細くて、手術アームが自在に動くため、カメラ用のポート以外からもカメラが挿入でき、術野や患者さんの体位の自由度が増すことで、旧型と大きな違いがあります。

今まで旧型で手術をしてきましたが、今週、助手の先生が、「Xiが空いているから、使ってみましょうよー!」と言うので初めて使ってみました。Intuitiveからも担当者が来てくれたので、安心でした。

中央にある、肝心の本体のアーム部分が不潔にならないように布で覆われていて見えませんが、私は、左手にあるコンソールに座って手術をします。この大きさの手術室が新病院ではスタンダードな広さで、60平米ほどあります。広いです。一番大きな部屋は120平米もあります。

大お家騒動の末、執刀を始めた膀胱全摘ですが、既に30例以上を執刀しました。大きな合併症は一例。ステロイドを使っていた患者さんが、イレウスになり、小腸吻合不全となりました。これは私の技術が悪いと言うより、不運だった症例でした。指導者なしで手術をしてきた厳しい状況では上出来とかなあと思います。自分なりに手術法も改良して、これからも現状に甘んじることなく、少しでも良い手術ができるように努力したいと思っています。

花爛漫

もう5月も終わり。本格的なスウェーデンの春は5月にやってきます。長い冬が終わるのを待ち切れなかった花が爆発するように一斉に開きます。

サマーハウスの庭の花たちも花開き始めました。

どうしても庭に欲しくて一昨年植えた枝垂れ桜。今年は沢山の花を開いてくれました。

桜は、もともと敷地にあった5メートル以上はありそうな巨大な山桜が3本、八重桜、甘い実のなる桜と6本あります。

庭には4種類のリンゴの木を植えました。今年は初めて全てのリンゴの木が花をつけました。

梨の木は2本植えました。こちらも、今年は両方、花をつけました。

プラムは、紫色の実をつけるプラムに、昨年、日本の梅の代わりになる黄緑色のプラムを植えました。アプリコットは何回か植えて全敗しているので(おそらく、寒すぎるのでしょう。)、ミラベルを植えてみたら、こちらは生き残って花を開きました。去年は、珍しいホワイトカラントの苗を見つけたので植えましたが、しっかり花をつけました。食いしん坊な私は実のなるものばかり植えていますが、今度は綺麗な花をつけるものを植えたいと思っています。

週の真ん中の休日の今日、日帰りで行ってきました。やはり、田舎は空気も美味しいし、静寂がある。それだけで日常の生活から解放されます。スウェーデンではサマーハウスを持つのは普通のことなのだけれど、日本人としてはやはり、贅沢だなあと思います。

Ice Hotelへ

今年のイースターのお休みの時のこと。

特に長い休暇は取っていなかったのですが、数日休みがあったため、急遽、妹家族とIce Hotelへ行くことにしました。日本人には人気の観光地?です。

私自身は、20年ほど前に一度訪れ、しかも、零下の部屋の氷のベッドで(毛皮の上)寝た経験があります。以後、規模が拡大しているということを聞いており、楽しみにしていました。往路は空路。ストックホルムからキルナへ。キルナ空港からタクシーでユッカスヤルビ。

以前は、毎年建設される屋外のホテルだけだったのに、通年のアイスホテルができていました。大きな冷凍庫のような建物の中にアイスバーや客室が20室以上作られています。それはそれは美しい。でも、宿泊するのは遠慮したいかも。今回は、敷地内にあるコテージに宿泊し、氷の部屋は見学するだけに。

毎年建設される屋外のアイスホテルは、裏の川から切り出した氷で作られます。チャペルは屋外で、この時期は、既に屋外のホテルは使用が中止になっていました。気温も高いため、溶け始めていました。

川から切り出した氷。

スウェーデンの自然は大きい!

妹と甥は犬ゾリに乗り。

帰路は、夜行電車。夫以外は6人用の個室。3段ベッドが2つ。

楽しく始まった汽車の旅ですが、娘が乗り物酔い?となり、一晩中嘔吐したのを看病し、私はヘトヘト。その後、恐らくロタウイルス感染に罹患し、私はこの歳にして白色便。家族全員胃腸炎になりましたとさ。

立ちション禁止

毎朝、小学校まで子供達を送ってゆきます(といっても、家の目の前が学校ですが)。

学校のトイレをチェック。




「おしっこは座ってしてください。」

こんな張り紙、見たことありません。しかも、ここは男女平等のスウェーデン。これって逆差別?でも、男性が立ちションして、お掃除が大変なのはどこも同じなんでしょうね。ちょっと笑えました。


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