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トリュフづくしのバースデー

先日、また一つ歳を重ねました。

子供が生まれる前は、歳を取ることは嫌なことだと思っていましたが、母親になってからは、その感覚が薄れたような気がします。歳は取るけれど、子供達は成長している、、、というリワードによるものなのかもしれません。

 

今年は、サバテイカルでストックホルムに留学している妹に子供たちを預けて、久しぶりに夫とレストランでお祝いをすることができました。

 

お気に入りのイタリアンレストランです。10月、11月の期間限定で、トリュフコースがあり、それがお目当てでした。

 

最初はトリュフユッケ!?テーブルで、ユッケとオリーブオイルと小玉ねぎの摩り下ろしとたっぷりのトリュフを混ぜてくれます。かなり良く混ぜてました。これが、至福の味!

次は、半熟卵焼きにトリュフを混ぜたもの。これも、テーブルで良く混ぜてました。これがまた意外な美味しさでした。

トリュフのリゾット!安定の美味しさ!

ワインはオススメのBarolo!

そして、トリュフパスタ!白トリュフは、1キロ4万クローネで仕入れているのだそう。

コースの最後は、パッションフルーツ、スターフルーツのソルベ。

欲張りな私たちはテイラミスまで頼んでしまいました。サーブしてくれたお兄さんが、「こんなこと言うのも何だけど、一つで十分だと思う。」と言ってくれたので、一つを分けましたが、それでも多かった。

また一つ無事に歳を取りました。この一年は激動の一年でしたが、何とか生き延びることができました。

いつも表になり裏になりサポートしてくれる優しい夫には感謝しかありません。

有難う!そして、I love you!

日本にいたらわからないこと

前記事のユダヤ人医師のイジメのニュース。

辞任した部門長はスウェーデン人。

そこで、誰がユダヤ人医師を虐めていたのかというのは、多くの人の知りたいところ。

その医師についての詳しい情報は、まだ報道されていません。内部情報が回ってくるのは時間の問題だとは思いますが、複数の同僚と話をしてみると、同じ人物像が浮かび上がってくるのに驚きました。

 

「普通のスウェーデン人が、ユダヤ人を嫌う理由は全くないよね。」

『では、誰が?」

「勿論、あのグループだよ。」

「あのグループって?」

「モ・ス・リ・ム、に決まってるでしょ。」

 

大半の日本人は、モスリムとユダヤ人の確執についてはあまり知りませんよね。

でも、日本の外では当たり前のことなんです。

ユダヤ人は勤勉で優秀で、成功している人も多いですし、以前のキリスト教徒との対立は別として、現在では問題なく融合しているのが通常。しかし、モスリムだけはユダヤ人を嫌っている。スウェーデンでも、ユダヤ人を狙った殺傷事件が複数報道されていますが、加害者はモスリム系のスウェーデン人です。

だからこそ、今回のユダヤ人医師のイジメ問題に関しては、多くのスウェーデン人が、加害者はモスリムだと信じています。この点に関しては、加害者が判明したときに報告したいと思います。

 

この週末、私が執刀した膀胱全摘の患者さんが、術後性麻痺性イレウスになっているので、オンコールではないのですが夕方病棟に出かけてきました。誰がオンコールかで、信頼度が随分異なるんですね。カルテの記載はないし、輸液のオーダーもないし、自宅からカルテをチェックしていたら、イライラするだけだったので、やはり自分で患者さんを診察するのが一番。

 

ちょうど、看護師さんたちが夕食中の時間だったので、休憩室へ行くと、、、。

見事に全員が非スウェーデン人。

週末の夜勤。勿論、やりたくないでしょう。人気のない仕事は非スウェーデン人がする。

掃除をやってくれる人たちも全て非スウェーデン人。

 

日本でも同じ現象が起こっている。

移民に反対している日本人は、どう考えているのかなあ。外国人がいなかったら誰が人気のない仕事をするの?って。

日本は島国だから、外で起こっていることを肌で感じにくい。反ユダヤのモスリム。私が苦しんでいる、モスリムの男尊女卑という価値観。いくら頑張ってもどうしようもない問題。東京医大問題なんてチッポケに感じてしまう。

差別されているのは私だけじゃない

数日前から、カロリンスカ大学で、ユダヤ人の医師が上司からイジメられているという告発話がニュースで取り上げられています。1人ではなく、少なくとも3人ののユダヤ人医師が被害にあっていると。手術をさせてもらえなかったり、研究をさせてもらえなかったり、学会に参加させてもらえなかったり、、。

それって、私が置かれてきた状況とそっくり。私は、女性だからという理由で手術をさせてもらえず、臨床研究にも参加させてもらえなかった。これまでも、私だけでなく、多くの女性医師がやりたい手術をさせてもらえなかったという歴史がある科で、敢えて、男性が仲良しチームを作っている疾患グループでサバイバルを試みてきました。

 

これまでの科が無くなり、全く新しい体制になった今も、上に立つボスでさえも仲良し男性グループの扱いには手を焼き、さらに、根っこには、イスラムの男尊女卑の思想まで見え隠れする、、、、。

 

新しいボスは、私が手術をすることを許してくれ(男性チームが仮病で欠勤した結果、執刀医がいなくなったための緊急対応だったとはいえ)、その後も着実に症例を重ね、難しい症例でも合併症も起こさずにきましたが、男性グループはまだ諦めずに私をねじ伏せたい様子。今日の会議でも、「練習せずに手術するのは許されないし、責任が持てない。」と言っている。別にあなたたちに責任持ってもらわなくて構わないのですけど、と心の中で呟く。ボスは、「彼女のこれまでの症例を細かく検討したけれど、合併症もなく、機能的にも制癌的にも全く問題ない。」と言ってくれ、「個々のトレーニングプランは個々にそれぞれであるべきだ。」とボスが続けて言ったら、「あなたは外科医じゃないでしょ。」という応酬。何度も繰り返すようですが、「開腹手術もちゃんとできないあなたが何を言うか。開腹手術ができるようになってから文句言え。」と、口元まで出かかりましたよ。長髪をポニーテールでまとめ、老眼が始まっているのに、老眼鏡は絶対に使わないいい格好しいのスウェーデン人。性格が崩壊していると多くの人が言っていますが、口八丁なので絶対に凹まない。

 

ユダヤ人だから、女性だから、という理由で差別することは絶対に許せません。ユダヤ人医師を差別した上級医師は出勤停止。インターンの情報によると、その舞台は脳外科。脳外科が所属する、Tema Neuroという部門のボスは辞職に追い込まれました。

 

ユダヤ人差別のこのケースは、ユダヤ人だから差別するという明らかな証拠がありました。私の場合は、明らかな証拠がありません。そういう意味で、問題を表に出すのが難しい。ヒエラルキーがないと言われているスウェーデンでも、ヒエラルキーの最上層はスウェーデン人男性、次にスウェーデン人女性または移民男性、一番下に移民女性となっています。私が辞めるのか、相手が辞めるのか。もはや、共存は難しい状況になっています。私が辞めると、ボスも苦しくなってしまい、この、男尊女卑の体制を改革するのが難しくなってしまいます。

 

正義は勝つと信じて、闘いは続く、、、。

 

 

親バカですが、、、。

保育園を終え、0年生に入って、成長著しい子供達。

息子が嬉しそうに絵を書いてくれました。

「上手なトラだねー!」と褒めたら、さらに加筆を継続。

この暗くて寒いスウェーデンに住んでいるのに、何と、椰子の木まで登場しました。

私は全く絵心がないので、我が子ながら感心してしまった次第です。

東京医大の記者会見

東京医大が不正入試で不合格になった受験生の中から追加入学を認めるという会見。

合格になる可能性があった受験生が全て合格になる訳ではない。しかし、不合格であったはずの学生はお咎めなし。属性によって加点されて合格となった学生を退学にさせる必要はないけれど、属性ではなく、お金のやり取りで加点を受けて合格となった学生にお咎めなしというのは、納得できません。しかも、そのお金は税金。

「私は入試委員会のメンバーではなかったから」とか、(ちょっと的外れな質問をする記者もいたけれど)「質問をもう一度お願いします。」と聞き直すこと複数回。大変な会見であるのは理解できるが、不貞腐れて誠意があまり見られない学長の態度や答弁は如何なものか。女性の学長を立てれば世論をかわせる効果があると考えての人選だったとも推測できるけれど、役不足の感あり。もっとパッションを示すべき。なんともガッカリな記者会見であった。

 

 

それにしても、文科省から、他にも不正入試が行われている大学が複数あるという発表があったにも関わらず、名指しされた昭和大学以外、名乗りをあげる大学はなし。

母校だって、付属高校出身者は、一次試験を通れば合格させてもらえると言われていたし、女子の数を抑えていることも知られていたのに、大学としての公式発表では、「入試操作はしていない」ということだった。他の大学でも似たようなものなのだろうと思う。多浪と女性。多浪は、浪人の理由がない限り留年したり国家試験に落ちたりするリスクが高い。高校生をやりながら現役で入る人がいるのに多浪なんて、パフォーマンス悪すぎる。入試の時だけ(多浪の分だけ)点数が良くても期待薄い。女性に関しては、日本の(男女双方の)労働環境が改善し、男性が育児、家事を分担する意識改革ができなければ、現状で女性医師が増えれば医療現場はさらに人手不足となる。女性差別だと叫ぶのは簡単だけれども、問題の根っこは深いのだ。

 

 

時間貸し電動キックスケーターでストックホルムをスイスイ

最近、Voiという会社の電動キックスケーターを街中で良く見かけます。

ストックホルムには多くの道路に自転車専用レーンがありますが、キックスケーターは、自転車専用レーン、歩道と好き放題に走っています。

こちらのHPによると、借りるのに10クローネ、あとは、1分あたり1.5クローネがかかり、好きなところで乗り捨てて良いようになっています。各スケーターにはGPSが搭載されているため、アプリでどこに空いているスケーターがあるのかわかるようになっているようです。

 

法整備が追いついていない感があり、便利であることは明らかであるとしても、いつ事故が起きてもおかしくない状況だと思います。自転車に負けないスピードが出るにも関わらず、ヘルメットを付けずに乗り、歩道を走ったりもしている。もともと、スウェーデンでは自転車は無法地帯で、スピードが出るにも関わらず、信号無視は当たり前。歩行者用の横断歩道のみの赤信号などは、殆どの自転車が信号無視をしていくため、危険極まりない。そして、都合の良いように、あるときは歩行者、ある時は自動車となり自分勝手に走行して行く。歩行者としても、ドライバーとしても、自転車は非常に危険な存在です。だから、私自身は勿論のこと、子供達にも市内では自転車は使わない方針です。自転車に加えてスケーターがやってきたら、どれだけ危険になるのだろうと、今から心配しています。

pure interest

息子が寄ってきて、

「お母さんー!「う」ってどう書くのー?」と聞いてきた。

むむっ。ようやく、ひらがなに興味が湧いてきたか。と思ったら、

 

ホワイトボードに次々に並べて書いたのは、こんな単語ばかり。

うんこ、うんち、おしっこ、おしり、おなら。

そして最後にサインも。

おーい、息子よ。もし、将来、博士を取ることがあったら、この写真を打ち上げパーテイーのスライドに使おうね。しかし、純粋な興味ほどパワフルなものはないですね。

ひさびさのAW

子供達に手がかかるので、ほとんどdinnerのお付き合いはしないのですが、久しぶりに病院勤務の日本人女性に突然お誘いを受けAWに参加。

夫は大抵、「子供の面倒は見ておくから行っておいで〜!」と言ってくれるのですが、やはり多少は後ろめたい気持ちになります。

 

場所は、通勤途中のレストラン。いつも通り過ぎているのに、あまり気にしたこともありませんでした。何と、ガレットのお店なんだそうです。

 

私はラムを選びましたが、お友達の頼んだ鴨やシーフードも美味しそうでした。まずはその巨大な盛り付けにびっくり。

こちらが鴨のさくらんぼソース。

こちらは私の頼んだラム。たっぷりのキノコが美味しかった。

シーフード。

 

とても美味しかったのですが、あまりに巨大でガレットの部分を半分残してしまいました。

 

おしゃべりも楽しく、話が尽きることもなかったのですが、翌日も勤務なので早めに切り上げました。

また行きたいなあ。

Byn

ゼロ年生の同級生

子供達は所謂、小学校に通い始めましたが、1年生とは言わずにゼロ年生、つまり、保育園の後の小学校準備クラスのような位置付けの学年になります。

28人のクラスが4クラス。娘と息子は同じクラスで、同じ保育園からのお友達2人も同じクラスです。1クラスに担任の先生が2人いるのは恵まれています。

髪の色、皮膚の色も異なる、異なるバックグラウンドを持った子供達が集まっています。同じ保育園からのお友達とは相変わらず仲良しですが、新しい名前も会話に出現し、子供なりに新しい環境で生きているんだなあと感じるこの頃です。

新病院!Here we come!

我が骨盤内癌のうち泌尿器系癌(膀胱癌、前立腺癌)の新しい入院病棟は、G7と呼ばれます。新病院本棟と旧病院の間にある新しい建物の中にあります。


オープニングにスタッフが自主的に用意した風船!!!雰囲気を盛り上げる名脇役!

そして、日曜日にも関わらず出勤して活躍した引越し部隊! いつも快活、ポジテイブでパワフルな看護師、医師の同僚たち!You are the best!!! I love you!!!

新しい病院の歴史の始まりに参加できることを幸せに思います!