ノーベル賞シリーズもこれが最後です。
授賞式終了後、バスに分乗して晩餐会会場のストックホルム市庁舎へ。
招待状には、名前だけでなく、バーコードもついています。招待状と身分証明書をスキャンして入場。会場には、70ページ弱の小冊子が積んであります。
最初のページは、ノーベル財団の招待客。王族と受賞者です。今年初めて、マデレーン王女の夫、クリスと、カールフィリップ王子のフィアンセ、ソフィアが出席しました。
最後のページには、テーブル配置。
招待客の名前はアルファベット順に並んでおり、テーブル番号と席番号がわかるようになっています。
タイトルのある人は、タイトルとともに。私は赤崎先生とその家族、天野先生の家族、そして化学賞のHell教授の家族と同じテーブルになりました。
右下が王様、右隣に生理・医学賞のMoser教授(妻)、ダニエル王子、ダニエル王子の右隣は、Hell教授の妻で、彼女も教授。前回の記事で述べたように、夫妻ともに教授や、妻が准教授や博士などのタイトルを持っているカップルが多いのには驚かされます。日本では、成功する夫の伴侶は専業主婦が多いはず。
オナーテーブル以外の招待客が着席し、王族ほかオナーテーブルの招待客が2階からの階段から入場します。夫妻ではないペアの男女で入場しますが、婚約中のカールフィリップ王子は例外。
マデレーン王女はHell教授と。マデレーンのドレス、好みです。
婚約中のカールフィリップ王子とソフィア。彼女は刺青を入れていたようですが、婚約に際して密かに手術して消したという噂。
こちらは、晩餐会前後に撮影されたシルビア王妃、マデレーン王女と、Hell教授夫妻と3人の子供達。9歳の双子の男の子と、5歳の女の子。この子達の隣に私は座りました。
ノーベル財団理事長と国王による2回の乾杯でシャンパンを味わいます。
この晩餐会では、王族や著名人のファッションが注目を集めますが、ビクトリアの真紅のドレス。本来サッシュは直に皮膚に触れてはいけないのだそうで、彼女のオフショルダーのドレスは、そのルールに抵触するとかで、批判がありましたが、美しかったです。
ソフィアのドレスも良かったです。女性でも胸の谷間が気になります、、、。
ジャーナリストがいろいろな人にインタビューしていましたが、一人だけ振袖を着ていた天野先生のお嬢様が英語でインタビューされていました。
そして、Hell教授の双子。インタビュアーのEbbaは王室御用達?のジャーナリストとして良く知られています。
双子の5歳の妹。彼女は最も若い招待客だったに違いありません。
化学賞の代表挨拶はHell教授でしたが、まだ英語のわからないHell教授の子供達は、どんな気持ちでパパを見つめていたのかしら。
シャンパンでホロ酔い加減の私です。
会場にはスウェーデンの各大学の旗が集められていて、学生が旗手を務めています。テーブルから2階を見上げたところですが、美しいですね。
アトラクションも、お食事も、招待客同士の会話も、全てが特別で、私も楽しむことができました。
次の日の大手術がなければ、ダンスにも参加したのですが、王族が退席してすぐ私も会場をあとにしました。
こんばんわ。
今年も、後、3日。
晩餐会の写真、
ありがとうございました。
クイズ番組で、市役所のレストランで、
この晩餐会と同じ食事を楽しむことができると、
放送されてました
ガムラおばさん。
そうなんです。晩餐会が開催される市庁舎にあるレストランで、同じメニューを頼むことができます。
[…] ノーベル賞授賞式および晩餐会は毎年、アルフレッド・ノーベルの没日である12月10日に行われます。昨年は、授賞式と晩餐会に参加しました。 […]