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ゼロ年生の同級生

子供達は所謂、小学校に通い始めましたが、1年生とは言わずにゼロ年生、つまり、保育園の後の小学校準備クラスのような位置付けの学年になります。

28人のクラスが4クラス。娘と息子は同じクラスで、同じ保育園からのお友達2人も同じクラスです。1クラスに担任の先生が2人いるのは恵まれています。

髪の色、皮膚の色も異なる、異なるバックグラウンドを持った子供達が集まっています。同じ保育園からのお友達とは相変わらず仲良しですが、新しい名前も会話に出現し、子供なりに新しい環境で生きているんだなあと感じるこの頃です。

新病院!Here we come!

我が骨盤内癌のうち泌尿器系癌(膀胱癌、前立腺癌)の新しい入院病棟は、G7と呼ばれます。新病院本棟と旧病院の間にある新しい建物の中にあります。

オープニングにスタッフが自主的に用意した風船!!!雰囲気を盛り上げる名脇役!

そして、日曜日にも関わらず出勤して活躍した引越し部隊! いつも快活、ポジテイブでパワフルな看護師、医師の同僚たち!You are the best!!! I love you!!!

新しい病院の歴史の始まりに参加できることを幸せに思います!

 

プロフィールページを更新しました

以前より、ほぼ実名で執筆しているも同然の状況でしたので、今回、プロフィールページを更新することにしました。

プロフィールページはこちら。

 

ハロウイーン

昨年は、保育園のお友達同士で集まってハロウイーンパーテイーをしましたが、今年はそんな元気もなく、小学校での仮装大会のみ。

 

息子はスパイダーマン、娘はお姫様の変装をしました。

この日のためだけの衣装なのですが、毎年続くのかなあ。もったいないけれど、子供達の笑顔には変えられないなあと複雑な思いの母でした。

新病院引越しへカウントダウン

新病院への引越しに向けてカウントダウン!

10月28日日曜日に旧病棟にサヨウナラをして、新しい病棟に引っ越します。

私はこの週末オンコールに当たっていますが、今週は引越しに向けてオペがなかったため、入院患者数も数名しかいません。勿論、救急患者さんがくれば対応しなければなりませんが、新病院へ搬送する患者さんに医師が付き添わなければならないほど重症は今のところいないので、このまま無事に過ぎることを願っています。

 

新旧病院を結ぶ地下通路では、物品の運搬も盛んに行われており、ロボットたちの交通渋滞も起こっています。

ロボットの行く手を阻もうものなら、「どいてください」とロボットに言われてしまいます。沢山のロボットが連なっている光景は圧巻。

土日の間で冬時間になります。1時間夜が長い。得をした、、、と普段なら言うところですが、オンコールなら、1時間余計にオンコールになってしまいます。この歳になったら夜起こされたくないので、何とか静かな夜になりますように。

サマーハウスのライトアップ

この日は海は凪いでいて、まるで湖のように見えます。対岸にあるのは島。島が水面に映って美しい。

遠くに見える紅葉が美しい。

暗くなったら辺りは真っ暗になってしまいます。新しく設置した電灯。

時間になると点灯するようになっています。

家の周囲にもLEDの灯りを(夫が)付けました。

やはり灯りがあると綺麗です。

玄関先にある西洋ブナの木も、下からライトアップ。

暗くて寒いスウェーデンの冬がきても、少しでも気持ちが明るくなりますように。

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植木屋仕事で全身筋肉痛

冬がもうすぐそこに迫っている気配のスウェーデンです。

 

まずは、trimmerより強力な電動草刈機で雑草の処理。スウェーデン語で、röjsåg、英語ではbrush cutterというらしい。trimmerはヒモが回っていたのに比べ、これは結構大きな刃が回ります。

今日は、道路に面している玄関側の駐車場スペースの一部に生垣となる木を植える作業。スウェーデン語で、Bok、European Beech、ヨーロッパブナの木です。一昨年、敷地境界の半分近くにこの木を300本近く植えました。今回は25本ですが、前回よりも大きな木なので、大きな穴が必要です。木を持ち上げるだけでも大変。

子供達もお手伝い。

何とか植えることができました。

翌日は、草刈機の後遺症で手や指の痛み、震え、植木による全身筋肉痛で大変でした。オペがなくて幸いでした。

 

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お洒落な物乞いの女性

ストックホルムでは、あちこちに物乞いの女性が座っています。各スーパーの前、酒屋の前、、、。

主にルーマニアからやってきていて、組織化されているようです。それでも、最近、多少減ってきたような気も。

 

夏の終わりの物乞いの彼女。ハイヒールのサンダルを履いて、なかなかお洒落をしています。

晩秋の現在。同じ人に違いありません。

信号無視も堂々としたもの。

なんと、持ち場のスーパーのカフェコーナーでお茶していました。

物乞いには絶対に恵まないと、私は決めています。だいたい、あげる人がいるからやってくるのだし、あげても一時的にお金が回るだけで、長期的な解決にはなりません。以前、物乞い軍団の1人とみられる人が、フルニエ壊疽で緊急入院したことがあるのですが、複数回の手術に加え、高圧酸素療法(これだけで400万円くらいかかります)を受けた上、家がないので、長期に入院するということがありました。医療費を取れないばかりでなく、ベッドを一つ使うので、他の患者さんが入院できないこともあります。まずはクレジットカードを出してから医療が決まるアメリカと異なり、スウェーデンってあまりに太っ腹なのでは、と思いました。そういえば、日本では、支払いが困難な患者さんがいれば、すぐに、生活保護の申請をするよう説得したりすることがありましたねー。救急車で搬送される生保の患者さんを断ったら、ボスから怒られたこともありました。「生保は取りっぱぐれがないから、美味しいんだよ。」と。どの国の医療システムもいびつで、帯に短し襷に長しというところでしょうか。

The Karate Kid

#子育て #習い事

 

サッカーはチームスポーツを学ぶのに良いと思って始めました。私自身、スポーツでは個人競技しか経験しておらず、中学校までひどい人見知りをする子供だったので、子供たちにはチームスポーツと個人スポーツの両方を経験させたいと考えていました。

私は小学生の頃、剣道を習っていました。武道は日本流のdisciplineを身につけたり、護身術になったりと、自由奔放に育つスウェーデンの子供達には学ぶことの多いスポーツではないかと感じています。

 

剣道は持ち物が多すぎる(同じ理由で、アイスホッケーは却下)。柔道はどうしても怪我が多い。最悪、脊損もあり。などの理由で、body contactの少ない空手に軍配が!夫の仲良しさんで、中国から養子を迎えた人がいるのですが、その養子の彼女がなかなか素晴らしく育っていて惹かれたーという事情もありました。

 

私は空手のことは全くの素人で、とりあえず、近所で通いやすい場所(また、車椅子でアクセスのできる場所)を選んで始めました。

 

こちらは、沖縄発の空手だそうで、まさに、「The Karate Kid」!Miyagi流の空手らしい。

始まる前には子供達同士で遊んで大騒ぎな講堂。先生が登場して、「集合!」の声がかかると、30人以上いるやんちゃな子供達がピタッと静かになり走って集合します。その後、先生からの講話。15分は下らない話をじっと正座で聞く子供達。8割以上が何故か女児。

講堂の反対側では親が観ているのですが、親が携帯を見ていると、先生から怒声が飛びます。

「携帯を見るなら外で!」

ほー!

 

初めて練習着を着てポーズを取る子供達。

「形から入る」ことは大事なようです。

カラテキッズの映画を、パパに訳して貰いながら少しずつ観ています。泣いたり笑ったり大興奮!

小学校に入ったら子育てが楽になるなんて嘘だった!乳幼児の時の方が楽!ミルクあげてオムツ替えるだけでいいのだもの。仕事しながら習い事の送り迎え。子供の興味を育てたり、躾をしたり、大変になるばかりー!料理もいい加減になってしまってます。自己嫌悪。でも、かなり大人の会話ができるようになり、楽しくもあるのですがね。

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祝、10例達成!

来週末には、病棟と手術部門が全て新病院へ引っ越します。

それに伴って、来週は膀胱全摘のような大きな手術はなし。従って、今週の膀胱全摘が旧病院での最後の症例ということになります。奇しくも、私がその症例を執刀し、また、私自身の10例目の症例となりました。

 

新体制になってからの権力抗争はまだ続いています。6月末に手術室で怒鳴り合い(正確には、私は怒鳴ってはいないのですが)の喧嘩になり、ボスに呼び出しをくらったイスラム教徒の同僚が、男尊女卑以外では説明できない彼の態度を釈明できないため、仮病を使って欠勤。彼が執刀するはずだった症例を担当できるかとボスから打診され、今まで執刀したことのないロボットによる膀胱全摘を指導者なしで始めることになったのです。7月から約3ヶ月で今回10例目。熟練した助手を横取りされたり、T4のような高度浸潤癌で高難度の症例も含まれています。ロボットによるオペ時間は今までの術者と遜色なく、在院日数も平均すると1週間以内で、大きな合併症もないという事実は、私の実力を示して余りあるものでした。ボスからも称賛の言葉をもらいました。

「あなたは何て強くて優秀なんでしょう!こんな大きなプレッシャーの中で、やったことのないオペを成功させるなんて素晴らしい!」

自画自賛はほとんどしない私ですが、確かに、第三者の立場で考えればその通りです。最初の症例は始める前には手足が震えていました。勿論、やったことがないとはいえ、ロボットでできなければ開腹して良いというボスからの指令だったので、患者さんにリスクを負わせることはないという自信があったからこそ引き受けたのです。それでも、執行部への反対勢力を喜ばせる訳には行きませんから、何としてもロボットで完投しなければ、という気持ちはありました。これまでに膀胱全摘のロボット手術の助手は100例、前立腺全摘の助手は300例以上、前立腺全摘の術者は300例以上手がけた経験もあります。尿路変向も10例程度、教授の指導で執刀しました。これだけ経験があってできない訳がありません。

 

しかし、私が執刀を始めてから、反対勢力は、「やったことのないオペを指導者なしでやるなんて危険だ」ということを盾に、攻撃を続けています。反対勢力の中には、開腹による膀胱全摘ができない医師がいて、私的には、彼が執刀する方がずっと危険だと思っています。この次に攻撃されたら、その点で反撃するつもりです。ボスがミーテイングを招集しても彼らは逃げ回っていて、今後どうなるのでしょうか。イスラム教徒の彼は会っても挨拶もせず、彼の方が窮地に立っているのだとは思いながらも、私も毎日ストレスの塊です。

 

それでも、誰にも頼らずにもはやオペができるという自信は、私に自由とさらに大きな自信を与えてくれました。彼らの一部は世界的にも有名で、学会でライブサージェリーをしたり、世界中から講師として招請されていて、このタイプの手術の術者としては超一流ということになりますが、いまでは、彼らよりもクオリテイーの高いオペをするぞいう気持ちです。外科や婦人科から助っ人を頼まれることもあるのですが、他科からも高く評価してもらっていて、今週は、小腸を使って尿管を延長して膀胱へ吻合するケースと、ボアリ手術といって膀胱を使って尿管の延長をするケースを頼まれました。喜んでもらってとても嬉しい。本望です。

 

今日、先週執刀した、離島からきた患者さんが、ヘリコプターで帰ってゆきました。元気になって喜んで帰ってもらえることが、この上ない喜びとエネルギーを与えてくれます。1日1日が、いつ終わるともしれない戦いで、プロトンポンプインヒビターを内服しながら生活していますが、ボスが解決策を探ってくれているので、戦わずに働ける環境が整うのを心待ちにするばかりです。

 

10例無事に達成したこの週末は、何か美味しいものでも作ってお祝いしたいなあ。