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子供達の成長

我が家では夜に次の日に着る洋服を用意するのが常で、母親の私が有無を言わせずに洋服を選択していました。

この日は私の手術が遅くなったのと、オンコールに当たっていたのとで、帰宅が遅くなりました。ママが帰ってくる前に準備しようと子供達が張り切って洋服を準備しているところを夫が撮影してくれました。

娘は、「パパ、ボーダーのシャツにボーダーのズボンは合わないよねー。綺麗にたたまなきゃ。」などと言い、息子は、靴下やパンツを選ぶのに、「サメの柄の靴下にしよう!どのパンツにしようかなー。恐竜の絵のパンツが合うね!」などと言いながら準備しています。最後の方で、私が帰ってきた音が聞こえたらしく、「ママが帰ってきたかも。」と言ってます。

私が帰宅した際には、それぞれの洋服を綺麗に並べて得意そうに見せてくれました。この一年の成長を感じるとともに、純粋な気持ちが嬉しく、涙がこぼれそうになりました。素直に育ってくれて有難う。

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ジンジャークッキー

クリスマスの前にジンジャークッキー作りに励む娘と息子。

こんな小さなひとときに幸せを感じます。外は雪。

ルシア祭、同僚の美声に感激!

12月13日はルシア祭。この日の行事は、私がスウェーデンの数ある行事の中でも最も美しいと思っているものです。

保育園でもそうでしたが、学校や教会などでも、ルシア祭に纏わる行事が行われます。そして、病院でも。

新病院の主病棟からスカイウエイで繋がっている骨盤癌(泌尿器科部門)新病棟。スカイウエイの向こうから、サンタルシアを歌いながらやってきます。先頭は専門医になったばかりの女医さん。続いて、若くして教授になった同僚。それから、研修医、専門医の先生と続きます。こういった職場の出し物の中では突出して素晴らしく、胸が熱くなりました。また、「天は二物を与えず」ということの例外を見せつけられた瞬間でもありました。

病院全体でも、少年少女合唱団の中で名高いAdolf Fredrik’s教会の合唱団がメインエントランスで歌ったようです。

ルシアに合わせて、地下で働いているロボット達もルシア用の装束を施され、アピールのビデオがされました。病院のFBに載っていました。

若き教授のスピーチも素晴らしかったですね。

何よりも、勤務時間内にこのような企画をしてしまう心の余裕、それは、日本に欠けている(というより、不可能)ものだと思います。

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ノーベル賞授賞式に参加しました

ノーベル賞授賞式および晩餐会は、ノーベルデー、つまり、アルフレッド・ノーベルの命日である12月10日に行われます。

今年は、この日はオンコールに当たっていたこともあり、授章式に参加してきました。

招待状にはバーコードがついていて、入り口でIDと共に提示し、バーコードがスキャンされます。通常は、市場となっているコンサートホールの前の広場は、ハイヤーや、外交官ナンバーの車で埋まります。

私もロングドレスで参加。

向かって左手の赤い椅子は受賞者用。今年は審査委員会のスキャンダルで文学賞がないため、少ないです。右手の立派な椅子は王族用ですが、今年は4脚しかないため、国王、王妃、ビクトリア皇太子、ダニエル王子だけだろうと推測できます。少し高いところにオーケストラ。

予告通り、本庶先生は和装、袴で登場。眼鏡がお好きではないのか、眼鏡は右の袂に入れ、式の間、出したり入れたり。

ビクトリアのドレスは、シルビア王妃のお下がりだそう。

式の後に、舞台に行って突撃カメラマンをしてきました。おかげで、もらいたてホヤホヤのメダルを手に微笑む本庶先生ご夫妻のツーショットが撮れました!

ご家族の写真も!お孫さん達も可愛らしかったです。息子さんも娘さんも医師のようです。

受賞者はすぐに晩餐会へ向かうため、一度回収するようです。

友人から、SVT(スウェーデン国営放送)に写ってたよ!というメッセージ。突撃カメラマンの時、テレビに写ってしまいました。直前に、テレビ局数社からインタビューの依頼があり、日本時間翌日朝の番組に登場しました。晩餐会のメニューの現地コーデイネーターの和訳がおかしいので、見てくれと言われ、メニューの訳も引き受けました。

フジのとくダネ!には写真と音声が採用されましたが、電話インタビューの際に、録音するとも、音声を放送に使用するとも全く聞かれなかったので驚きました。テレビなんてこんなにいい加減なものなんだと思いました。

しかし、素晴らしい授章式でした。また、臨床で使っている薬剤が受賞対象で、しかも受賞者が日本人という機会に参加することができ、とても嬉しく、誇らしく思いました。

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ファーストアドベント

12月の第一日曜日はファーストアドベントでした。

私はオンコールのため、朝から病院で回診。

旧病院から新病院への地下通路では、朝からロボットが働いています。

家では子供達が父親とLusse Katというこの時期に作られるサフランパンを製作。

夕方には近くの教会でミニコンサート。子供達も合唱団に加わります。

今年も残り少し。12月はどこでも慌ただしく過ぎてゆきます。まさに師走。

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本庶先生祝賀レセプション

今日は、在スウェーデン日本大使ホストのレセプションに行って参りました。

日本人ノーベル賞受賞者が出た年には招待状をいただいているのですが、通常は平日のランチどきであるため参加したことがありませんでした。今回は週末だったため参加してみました。

日本大使は着任したばかりの廣木大使。大使による紹介があり、

本庶先生のご挨拶がありました。とても分かりやすい英語でした。通常、受賞の電話連絡は日本時間の午後4時ごろであると聞いていて、4時を過ぎても連絡がなかったため、ラボのミーテイングをしていたところ、午後5時ごろに審査委員会事務局長から受賞の電話があった。間違い電話かもしれないと疑っていたところ、同じ内容のメールが届いたので、ラボ中で喜んだというエピソードを披露していらっしゃいました。

会場は、受賞者が宿泊するグランドホテル。金ピカの豪華な広間です。お食事も立食ですが豪華でした。

先生の発見から開発された免疫チェック阻害剤が有効な膀胱癌の外科治療をしていることを含め、簡単に自己紹介をして、一緒に写真を撮っていただきました

日本ではなかなかこのような機会はありませんが、スウェーデンに住んでいる役得とも言えるかもしれません。

帰りに街の中心のセルゲル広場を通りかかったら、いつもながら美しいクリスマスの装飾がされていました。

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パパ達大活躍

この日は、年内の最後のサッカーの練習でした。

スウェーデンでは、父親の育児参加は当たり前ですが、サッカーの練習の付き添いは、ほとんどパパ。

大男達が座って、揃って携帯をチェックしている様子は、なかなかのものです。

習い事はいいけれど、送り迎えが大変なんですよね。

論文がNatureで紹介されました!

最新号のNatureに、Transparent tissues bring biology into focusという記事が掲載されました。

これは、その記事の冒頭で紹介された写真。8週の人間の胎児ですが、組織が透明化された上で、末梢神経が緑色に標識された3D画像です。透明化することで、詳細な3D画像が構築できます。

 

この組織の透明化のテクニックの大御所がKarl Deisserothという、スタンフォード大学の神経生理学者なのですが、私たちの論文 は彼との共同研究でもあり、彼が始めた透明化の手法の変法を用いて、人間の組織を観察した研究です。

Natureの記事に、このような紹介文がのていますが、3DISCOというのが我々の手法の略称です。臨床の場では、今もなお、HE染色が主に使われ、診断の困難な症例では、様々な免疫染色が並行して用いられるのが通常です。また、これらは全て2Dになります。私の専門とする膀胱癌では、最初の外科的治療である経尿道的膀胱腫瘍切除術の切除検体で、筋層浸潤の有無の判定が、しばしば困難です。その判定によりその後の治療計画が全く異なるため、非常に重要な診断なのですが、underdiagnos、つまり、筋層浸潤があるのに表在性だと診断されれば過少治療となり手遅れになりかねません。実際に、表在性だと診断され、BCGの膀胱内注入を受けている間に、あっという間に転移が出て来たという例を少なからず経験しています。

 

基礎的研究と臨床に関わるものとしては、基礎的研究の結果が臨床で使われるようになることが夢です。

今年のノーベル賞を受賞された本庶先生は、来週の授賞式を控え明日ストックホルムに到着されるようですが、最初の発見から受賞まで約30年を要しました。それでも、臨床応用されるまでは早かったと言えるでしょうし、研究者としては研究結果が多くの患者さんの命を救うということは、最大の喜びに違いありません。カロリンスカでのレセプションや大使館主催のレセプションに招待されているので、どこかでお目にかかれたらいいなあ。

Anders Palmérの絵がまた仲間入り

スウェーデンの画家、Anders Palmérは私のお気に入り。彼は、田園風景とストックホルムの都市をモチーフにして絵を書いています。田園風景は2、3枚持っているのですが、都市モチーフはなかなか気にいる物に出会いませんでした。

 

この度、オークションで出品されていたこの作品。ストックホルムでもっとも値段の高いアパートが並ぶ、Strandvägenをモチーフにしたものです。

 

やはり、競争相手が複数いたこともあり、考えていた値段を大幅に上回ってしまいましたが落札に成功。

142×110 cmとかなり大きな油絵です。照明を絵に合うように調節する必要がありますが、無事に我が家の壁におさまりました。

 

うっとり。嬉しい!

アートはお部屋をグレードアップしてくれるし、心にも豊かさを与えてくれます。

零下の日

先日、最高気温が零下になりました。

その週末はオンコールではありませんでしたが、術後、麻痺性イレウスが遷延している患者さんがいたので、娘を連れて診察に出かけました。私が診察している間、病棟のランチルームで座って待つ娘。

いつも、病棟スタッフに優しくしてもらっているので、一緒に病院に来たがります。

その後、しばらくご無沙汰しているサマーハウスの様子見に。

キリッと晴れた空に、少し雪が積もった庭。

息子画伯がまた絵を書いてくれました。

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