双子は、お腹の中にいたとき、そして生まれてからこれまで、同じような環境にいたにも関わらず、性格が全く異なります。
子育てをする上で、遺伝よりも環境が重要だと考えている私でさえも、子供の性格というものは、お腹の中にいるときに、すでに最初のフォームが決まっているのだなと考えざるを得ません。
「わたし」は、「ぼく」よりも少々大人。「ぼく」に好きなものを譲ることができます。「ぼく」が「わたし」の持っているものが欲しくて大泣きしていると、そっと渡していきます。そして、「ぼく」が散らかしたものを、片付けるのも「わたし」。こぼしたミルクをみれば、テイッシュを取りに行って拭いてくれたり。母が扉などを閉め忘れていると、閉めてくれるか、自分で閉めることができない場合は怒って、閉めろと騒ぎます。
「ぼく」は、とても社交的。知らない人にでも、どんどん「Hej!」と挨拶をします。宅配のお兄さんにも、「Hej!」と「Hejdå」を欠かしません。「わたし」は「ぼく」の後ろに隠れています。それなのに、お掃除ロボット、ルンバは大嫌い。ルンバと聞くだけで、大泣きします。「Elias är rädd(エリアスはルンバが怖い)」と言います。パパママに怒られて大泣きするのも「ぼく」。とても繊細な男の子です。怒られたあとは、必ず、「嫌われていない」ということを確認したいのか、ハグを求めてきます。そして、母の服で鼻水を拭く。これがお決まり。
それでも、遊びのイニシアチブを取るのは、「ぼく」。「ユリア!Kom!(おいで)」と叫んで走っていきます。
双子は「おばけのラーバン」、「FindusとPettersson』、「Lilla Anna 」「Alfons』などのスウェーデンのアニメや、「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」、「崖の上のポニョ」などのジブリ作品が大好き。多分、「ぼく」の初恋の相手はポニョだと思います。魔女の宅急便のイントロで、ルージュの伝言が流れると、二人とも踊り出します。一回だけでは済まずに、「もっと、もっと」と巻き戻しをせがんで、延々と踊っています。「しまじろう」に出てくるパンダも大好き。「ぼく」の感情移入はとてもすごくて、いちいち感情を込めて解説しています。例えば、燃える火を見れば、「varmt! あついあつい!」と。殆どがスウェーデン語ですが、ところどころ日本語の単語が入ります。日本語は生憎、圧倒的に劣勢ですが、「わたし」は少し興味があるのか、母の言葉を良くリピートしています。
夜はすぐに寝付く「わたし」を先に寝かせるのですが、体の部分を日本語で言ってみたり、歌を歌ったりしているうちに、10分くらいで寝ついてくれます。「ぼく」の寝かしつけは大変。ベッドの上で飛んだり跳ねたり。お腹の中にいたときも、「ぼく」はどんどん動いていましたが、「わたし」は殆ど動かなかった。最悪、2時間くらい寝るまでにかかることもあります。まだ親と一緒の部屋に寝ているので、そろそろ子供部屋に移さないとと思っているのですが、子供部屋が荷物置き場となっており、それを片付けるには、まとまった休みが必要。
保育園は二人とも大好きです。毎日、喜んで通っていて、バイバイも全く涙なし。この8月から大きな子供のグループに入りましたが、2歳児は3人だけ。3歳児がいなくて、4歳児と5歳児です。「ぼく」はもう一人の2歳児の男の子と遊んでいて(お兄ちゃんたちには混ぜてもらえない)、「わたし」は逆にお姉ちゃんたちのお気に入りで、4−5歳児と遊んでいます。「わたし」はお友達の名前を全部覚えていて、しかも、お友達のパパやママがお迎えにくると、誰のパパかママかもわかっていて、「xxちゃんはどこにいるよ。」と教えてあげているようです。スウェーデン人なんて皆、同じような顔に見える私には、仰天の才能。写真は、最近保育園で撮影した集合写真。「わたし」は一人一人指差して、全員の名前を教えてくれます。
母の願いは、健康で優しい人間に育ってくれること。そして、今のところ二人とも、喘息気味であるくらいで健康には問題なく、そして、思いやりのある子に育ってくれています。喧嘩もするけれど、二人はとても仲良し。片方の姿が見えないと、片方が心配します。片方が泣いていると、片方がハグしにいきます。どこかに頭をぶつけて泣いていれば、ハグして、頭をフーフーして、なでなでしています。母はそんな二人の姿をみるだけで、胸がキュンとなり、涙がこぼれそうになります。母が「痛い」と言っても同じ。ハグしにきて、フーフーしてなでなでしてくれます。「わたし」が母に何か痛いことをしたときには、「Förlåt, mamma.(ママ、ごめんなさい)。」とまで言ってくれます。そして、とどめの一言は、「Jag älskar dig, mamma! (ママ、愛してる!)」。写真は、上と同じ日に撮影した個人写真。姉弟写真の試みもあったのですが、「わたし」が拒否したらしく、撮影ならず残念。
次の写真は、丁度1年前に保育園で撮影したもの。「わたし」は母と日本へ帰国中だったため、写真はありません。一年間で、ずいぶんしっかりした顔になりました。
来週は、母はスウェーデン社交界デビューです。というのは冗談ですが、ノーベル賞の授賞式と晩餐会に参加してきます。思いがけず招待状が届き、日本人3人が受賞という偶然もあり、出席することにしました。しかし、翌日は手術日、また、双子を家に残したままダンスまで踊る気分にはなりませんが、晴れの晩餐を楽しんできたいと思います。メニューが、楽しみです。










保育園生活も1年以上を経過され、感染症の機会もぐっと減少されたのではないでしょうか。東京では、インフルエンザA,RSが大流行で、夜間小児科外来は相変わらず、大童です。
hejhejhej先生。コメント、ありがとうございます。
あれから、風邪症状が出ると抗ロイコトルエン剤とステロイド吸入を指示された通りに使っているのですが、軽い風邪程度で、喘息発作はほとんど起こらずに経過しています。有難いことです。小児科の先生は本当に休みなしですね。どうぞご自愛くださいますよう。
こんばんわ。
寒い毎日、更新、待ち遠しく、また
晩餐のご様子、楽しみにしております。
双子ちゃん、言葉、
ママごめんなさい、
ママ、愛してる、
うっとりしますV(^_^)V
一年経った、検診も、無事終わりました。
すこしづつ、歩ける脚に、周りの方々に感謝し、
一年、反省し(^^;;
ガムラおばさん。
少しずつでも前進で、嬉しいです。
片言ながらの双子の言葉、キラキラしてます。
ご自愛くださいますよう。
1年で幼児から少年のお顔つきに!並べてみると歴然ですね!そして双子ちゃんのお顔つきの違い!エリアスくん、男の子らしい、いたずら好きなお顔をされてますね!
双子ちゃんの違いは性別の違いが大きいでしょうね。男児2人の後、女児を授かって、あら、女の子ってこんなの?と驚くことが多いです。男児は教えてもいないのに最初から車が好きでしたし、女児はお人形のおしめを変えたりしてます(←男児はこんなことはしなかった)。男児はやはりお腹の中にいた時から騒がしかったのですが、女児は大人しい。男女の違いは大きい!DNAに組み込まれているのでしょうね…
授賞式と晩餐会、素敵です!
Naoさん。やはり、男性ホルモンは強力なのかもしれませんね。Naoさんのところも、お腹の中から騒がしかったのですか!男の子はやんちゃくらいが良いのかもしれませんね。壁にいたずら書き、部屋の中で水撒き、、、。爆発しそうになりながら、我慢我慢の毎日です。
我が家の男児はもうすぐ9歳と7歳。喧嘩も激しいですよ… 毎日爆発して火を吐いてます…
Naoさん。凄そうですね!男女一人ずつの分、まだ楽だと思わなければいけませんね!
はじめまして。
来年、デンマーク、フィンランド旅行を計画していまして、
こちらのブログに出会いました。
いろいろなお話し、興味深く拝見させていただきました。
まだ未読もありますので、徐々に、制覇したいと思っております。
私、医師協同組合に勤めておりますので、
医療関係の記事も、とても興味があります。
どうぞよろしくお願いいたします。
Michikoさん。はじめまして。
いろいろフィードバックをいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
どうも、こんにちは。
双子ちゃん、本当に可愛らしいですね。
既に男の子らしさ女の子らしさが表情に表れていますね。
スウェーデン社交界デビューおめでとうございます。
授賞式に招待されるなんて凄いですね。
ぜひぜひ、ご感想などUPして頂けると、全く無縁の場所や社会で生きている私にとっては励みになります。
walsingamさん。
ありがとうございます。この歳で既に男女、性格の違いがはっきりしています。
社交界とは無縁の私ですが、折角の体験をご報告したいと思います。
こんにちは。
双子ちゃん、かわいいですね。
どんなに疲れていても癒されますね。
保育士仲間がスウェーデンの保育園に視察に行きました。
施設は絵本に出てくるような世界だったそうです。
そして子供たちは自由にのびのびと生活していたと。
私もいつか見学に行きたいです。
acolierさん。ありがとうございます。
絵本に出てくる世界ですか。どこの保育園だったのでしょう?日本の保育園を知らないので何とも言えませんが、ベビーブームで市内に無理矢理作る保育園は、園庭がないところもありますが、郊外はゆったりしています。幸い我が双子の保育園は、市内にもかかわらず結構大きな園庭があり、園児はのびのびと遊んでいます。
是非是非いらっしゃってください。