セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children) は、1919年にイギリスで設立されたNGOであり、子どもの権利の保護を目標として活動している。
スウェーデンでは、「Rädda Barnen」という。
Rädda Barnenの最近のキャンペーンは、「Världen är uppochner」(世界は上下逆さま)という名である。そのキャンペーンの一環として、Rädda BarnenやDNのホームページを開くと、5秒間ほどホームページ全体が逆さまになって表示される。Lowe Brindforsという広告会社の企画(記事)。
そのキャンペーンのコマーシャルが印象深かったのでご紹介。
我々は衛星を火星へ打ち上げることができる。しかし、餓える子供たちを守ることはできない。
我々は心臓を(移植により)交換することができる。しかし、多くの国々で子供たちが蚊に刺されて死んでゆく。
我々は関税や税金についての法律を定めている。しかし、EU諸国のうち11カ国で子供を殴ることが許されている。
全ての子供を学校で勉強させるかわりに、何十億ものお金が武器に使われる。
世界は上下逆さまだ。それを正しくひっくり返すために力を貸してほしい。
わずか40秒の間に、大きな問題提起が凝縮してなされている。現代社会の矛盾を鋭く指摘していて、胸が締め付けられるような気持ちになる。
スウェーデンのコマーシャルは、「スウェーディッシュ・ユーモア」とからかってもいいほど、日本人の感覚からすると「いけてない」ものが多いように感じているのだが、このコマーシャルは評価できる。ただ、画像が逆さまで気分が悪くなりそうなのが難点だが。





ご無沙汰しております。口先だけで反省しない政治家に代表されるように目の前の問題だけを形だけ追いかけてきた結果、実は大切なことを失い続けたのではないかと感じます。IT文化の進行とは逆にゆっくり、しっかり何が大切かを考える風潮が欲しいと思いますし、メデイアは鋭く批判して欲しいものだと思います。お隣の中国はまさしく矛盾の塊ですが、一方で日本がどうかというと。。。たぶん、成熟した社会とか国は本来の問題に向き合えることかなと感じます。
こちらこそご無沙汰しております。いつも薀蓄のあるメッセージをありがとうございます。
スウェーデンの痛み止めのコマーシャルで、「大きなものは優しくなければいけない。」というのがあります。強者は弱者に対して優しくなければならない。大きな文明の発展を遂げた先進国の陰には、信じられないほどの貧困国が存在します。それらをこのような形で対比したとき、大きな矛盾を感じるとともに、心が痛みます。「ゆっくり考える」ということは私たちにとって、とても大切なことですね。皆が同じようなモラルや常識を持つためには、どうしたらよいのでしょうか、、、。