匿名に近い形で始めたこのブログも、現在ではほぼ実名で書いているようなものになりました。
初めは、情報や意見の発信をしたいと思っていましたが、意見を発信すればときに炎上することを経験しました。それでも続けようと思っている訳ですが、ブログを書く上での最も大きなモチベーションは、子供たちに伝えたい歴史や人生に対する向き合い方を記録として残したいということです。ですから勿論、ブログを公開しなくても良いのですが、公開することによって継続することに強制力がかかること、また、いろいろな方との交流ができることは、とても意味のあることだと感じており、現在のところは公開のままにしておこうと考えています。
高齢母であることは欠点ばかりではなく、長所も沢山あると思っています。キャリア形成の上でも若い親世代に比べれば時間的にも精神的にも余裕がありますし、年を取っているだけ人生経験も豊富です。若い頃に比べれば忍耐力も格段にあり、子育て初心者ながら、鷹揚な子育てができているように思います。ときに、おおらか過ぎるのではと思うくらいです。一方、大きな欠点は体力の低下です。殊に、私の場合は、父親が車椅子生活をしているため、母親である私が父親役をこなさなければならないことも多く、精神的にも体力的にも辛く感じることがあります。しかし、それ以上に辛いのが、実は「死への恐怖」です。子供に恵まれる前は、死ぬことを恐れていませんでした。子供たちが独り立ちするまで何とか頑張って生きよう、生きたいと思っていますが、こればかりはわかりません。超高齢母ですから、「孫の顔を見たい」などということは考えていませんが、子供たちが自分の力で生きてゆけるようになるまでの寿命が欲しいと思っています。それでも、もしかしたらそうなる前にはかなくなるかもしれないと思うことがしばしばあります。考えるだけで恐ろしい。しかし、もしそうなったら、私の生き様を知る手だてを残しておきたい。子供たちが、どれだけ望まれて生まれてきたのか。生まれてくるまで、どんな苦労があったのか。今では、自分の命よりも大切な二つの小さな命。母はどれだけ子供たちを愛していたのか。
何だか、書いていて涙が出てきてしまったので、この辺でやめておきます。
子供たちにブログを読んでもらうためには、双子の日本語教育も頑張らなければいけませんね。日々口数の多くなる双子ですが、日本語は限られた単語だけで、文章は完全にスウェーデン語。日本語のDVDを利用してもいますが、日本語は圧倒的に劣勢です。職場では考える暇もなく怒濤のようにデューティーをこなし、急いで帰宅。間に合う場合には保育園のお迎え。夕食の準備。掃除。入浴。寝かしつけと、座る暇もなく時間は過ぎます。日本語教育を考える余裕などありません。DVDに頼っている不出来な母なのでした、、、。
読みながらもらい泣きしてしまいました。
子供のいない私ですが何時迄も愛する人々の事が心配で見ていたいという気持ち判る気がいたします、母も亡くなる寸前まで50近い娘の私の健康を気にしセーターを編んでくれてました。
妙なたとえですが限りある命だからこそ愛情が深くなるのでしょうか?
絵本の「100万回生きたねこ」を思い出しました。
スウェーデンも秋が深まって寒くなってきたとおもいますお体を大切に
ゼベットおばさん。お母様のお話、泣けます。
「桜は散るからこそ美しい」のと同様だと思います。その「限り」が通常よりも短いと分かっているからこそ、いつかやってくる「別れ」がより現実的で、胸が引き裂かれそうになります。
drpionさんの書かれる文章が大好きです。
私の友人は活動的で積極的な女性でしたが、若くしてガンで亡くなりました。ご両親は娘さんの死後、娘さんが何年も続けられていたブログの存在を知ることになりました。娘さんが考えていたこと、病気で辛かったこと、ご両親に感謝されいたこと、近くに居てもなかなか伝えられないことが溢れていて、ブログを読むことでご両親の心は癒されたそうです。文章の力は大きいですね。drpionさんがブログを続けれいかれる理由、素敵!お母さんが一生懸命生きている姿はお子さんたちの目に焼き付いているはずです。そしていつかこの文章を読まれる時、お母さんへの思いはもっと強いものになると確信します。
それにしても日本語教育…確かに難しいですね。我が家の男児2名は、午後は基本的に家で宿題をしたり、習い事をしたり。私が専業主婦ですし、週1で日本語補習校にも通っているのですが、それでも、基本的な会話は現地語。いくら注意しても私に対しても現地語…。私の状況でもこのような有様なので、drpionさんの置かれている状況では本当に難しいとお察しします。DVDは見る内容によると思います。日本の教育番組は本当によくできていますし、きれいな日本語が使われています。海外在住組で、子供に日本語を学ばせるためには、DVDや漫画は必死です(まったく不出来ではありません!)。我が家は8歳と6歳ですが、最近はもっぱらドラえもん。
これからもdrpionさんのお人柄が溢れる文章を拝読することを楽しみにしています!
Naoさん。
いつもありがとうございます。
子供に先立たれる親の悲哀、いかほどのものかと、想像に余りあります。向かい合ってはなかなか表現できないことも、文章なら表現できるということはありますね。ブログによって、ご友人の気持ちがご両親に伝わって、本当に良かったですね。最近、特に死ぬ準備はしておかなければならないと思うことが多いのですが、私自身も両親より前に逝ってしまうかもしれない訳で、やはり何か書き残しておこうかなという気持ちになります。
日本語教育、自分次第だと思うと、プレッシャーも大きいのですが、なかなか思うようになりません。ドラえもん、うちの息子も好きです。もっとも、恐竜ものでは怖がってないていましたが、、。
今回の記事は、思いにまかせて書いて、そのままアップしてしまったので、何だか恥ずかしいですが、きっと素の私が出ているのではないかと思います。
今後もおつきあいくださいませ。
溢れる思いで書きすぎて、数カ所誤字がありましたね…必死ではなく、必須です!恥ずかしい!このサイト、ご存知ですか?(http://www.nhk.or.jp/e-tele/genre/school.html) NHK教育の色々な番組が見られます。1つ1つの番組が短い時間ですし、年齢に合わせて見せる番組を選ぶことができます。いいですよ!
こちらの方が見やすいかもしれません。http://www.nhk.or.jp/school/
Naoさん、ありがとうございます。
Naoさん。ありがとうございます。
溢れる思い、嬉しく受け止めています。
ご紹介のサイトもありがとうございます!試してみます!
お帰りなさい!!
先生のブログが消えてから、とても寂しく思っていました。
今日ブログ村に再掲され、『帰って来たんだ!!』と一人で大喜びしました。
ブログを実名で書くと言うことは、大変なことで、リスクもあります。
チャーミングなご主人と、奇跡のような美しい双子ちゃん・・・
先生の素敵なブログは、お子さん達だけでなく、私のようなものにも大きな勇気と希望を与えてくれます。末永いブログの続行を楽しみにしています。
もっとも、私のほうが保たないような気がしますが。(*^_^*)
haruch先生。何て優しいお言葉、思わずうるうるしてしまいました。
私には過ぎた夫と、私のおなかから出てきたとは思えない子供たち、、。
これからもゆっくりブログを続けてゆければいいなと思います。
ありがとうございます。
どうも、はじめまして。
日本で医療ソーシャルワーカーをしております。
サーフィンをしておりまして、たどり着きました。
スウェーデンへ移住し、医療について、福祉について学び直したいと考えております。
こちらのブログで色々と学ばせて頂ければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
それにしても・・双子ちゃん本当に可愛らしいですね。
白くて、目がきれいで・・天使のようです。
walsingamさん。はじめまして。
最近、情報発信になるような記事を書くことができておりませんが、よろしくお願いいたします。
親ばかかもしれませんが、自分の子とは思えない可愛らしい子供たちです、、、。
こんにちは^^かな?w
ブログの創り自体かっこいいです。
北欧は今後是非行きたい地域でしたので
また定期的にのぞかせていただきます!!
スェーデン生活満喫して下さい^^
先生、
考えさせられました。
なんて、両親に対して、こう、
おんぶばかりで、、、。
有難うございました。
まとまりませんが、
先生のお気持ち、双子ちゃんにも、
そして、沢山の方々に、熱い思い
伝わります。
ガムラおばさん。
私の気持ちもあまりうまくまとめることができませんが、双子への気持ちはとても切なくて、幸せなはずなのに苦しくなります。