医師として、研究者として、師匠と呼べる人はあまりいませんが、スウェーデンで、医師として初めの一歩を踏み出すのを手伝ってくれた大先輩が、少し早めの定年退職を選択しました。通常65歳、場合によっては67歳まで勤務が可能ですが、彼は65歳まで数年残しての退職になります。
医師免許取得までの6ヶ月の臨床実習の間の指導者でした。彼のスコンスカ(南スウェーデンの訛りの強いスウェーデン語)は、スウェーデン語初心者の私には非常に難しく、彼がしびれを切らして英語に切り替えたときは、悔し涙を流しました。
毎日、ランチには10クローネのサンドイッチを一緒に買って食べました。おそらく、彼の最後の開腹手術となった、腎摘術で助手を務めましたが、私のつたないスウェーデン語による意思疎通不足で、手術中に怒鳴られたのも、今となっては良い思い出です。術者としては、助手が理解しているのかどうか理解できないのは、大変なストレスだっただろうと想像します。
1月14日、彼の最後の勤務日。私は休暇を頂いておりましたが、師匠の30年を振り返っての記念講演があったので、出勤しました。人生にはいくつものドラマがあります。人生のドラマには心を動かされます。
最後のスライドは、、。
同時に定年退職する奥様の写真。
彼が「lammkött(ラム肉、スウェーデンのスラングで、歳下の(男性)のパートナーのこと)」だったなんて、知らなかった。
E先生、有難うございます!お元気で!







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