橋下氏の話題の続きなのですが、こちらは微笑みがこぼれるお話です。その後、橋下氏は、「米軍へ風俗業活用を勧めたこと」に関して、その発言の撤回と陳謝をしたようですが、それこそ都合が悪くなっての「建前」であることは明らかで、あれだけ偉そうな発言をしたあとで、何ともお粗末な展開になりました。
先日、Eurovisionソングコンテストが南スウェーデンのマルメで行われました。これは毎年一回、ヨーロッパとヨーロッパ近隣諸国各国から選出された歌手が競うもので、優勝国は翌年のホスト国となります。スウェーデンのLoreenは去年、アゼルバジャンでおこなわれたこのコンテストで優勝しました。
今年は、前評判どおり、Emmelie De Forestを擁するデンマークが優勝。
ところで、なぜ、スウェーデンの首相の話になるのか。
このコンテストはSVT(スウェーデン国営放送)が放映したのですが、全ての国が歌い終わったのち、ステージのスクリーンでスウェーデン人を紹介するビデオが流れました。
それがこちら。 フレデリック・ラインフェルト首相の登場は1分34秒から。しかし、それ以外のクリップも、スウェーデン人を表して妙。スウェーデン人を知っている人にとっては実に爆笑ものです。
フレデリック・ラインフェルト首相のクリップは、、、。
首相官邸の一室と思しき部屋でのミーティング中。
秘書官?がコーヒーカップを手に入室。
秘書官:「誰か、コーヒーカップを食洗機に入れ忘れた人がいますよ~!あれっ!Frederikって書いてある。もしかして、これ、あなたのですか、Frederik?」
首相:「食洗機が一杯だったんだ。」
秘書官:「一杯だったら、あなたが空にしてくださいよ。あなたの母上はここで働いていませんよね、ミスター・プライムミニスター。」
首相:「失礼させていただきます。(食洗機を)片付けなければいけません。」
秘書官:「これで今週3回目ですよ!アンジェラ・メルケルが来たらどうするんでしょうね。奇麗なコーヒーカップがないなんてね。」
この状況設定だけでも爆笑ものなのに、俳優陣に混じって首相を演じているのは、なんとフレデリック・ラインフェルト首相ご本人。
男女平等だけでなく、ヒエラルキーの撤廃なども、スウェーデンが自慢とするところ。これらがどれだけ徹底されているかということに関する議論は今回はおいておくとして、なかなか粋な首相だと思いませんか?橋下氏とは全く異なる政治家のイメージだったので、このような記事になりました。最後のクリップで、「旅先で酔っ払って醜態をさらすスウェーデン人」の様子が数秒流れますが、これも「当たらずといえど遠からず」です。何回見ても笑えるビデオです。おすすめ!
Drpionさん
こんにちは!
スウェーデンのビデオ見るからに絶対おもしろい感じです。他のシーンもぜひ意味を教えて下さい!スウェーデン人の気持ちが知りたいです。
2年ほど前から新しい小さいメーカーと取引があるのですが、日本人なら信用を失うことを怖れてそういう対応はしない・・・、と思うような対応をされるのです。話だけで実物を見せなかったり、それが実はまだ完成していなかったり! だましているわけじゃないと思うけど、ムシがいいというか見込み段階でどんどん進めようとします。
もの作りの国、スウェーデン人の職人魂はそんないい加減なものではないはず?デモ品も購入したので、できれば地味に取引を続けたいと思うのですが、いつも頭の中が「?」でいっぱいになってしまいます。
Cinjuさん。こんにちは!
ビデオはおいおい訳を作りますね!とにかく笑えます。
スウェーデン人と日本人には共通する部分も多く、理解しやすいのではないかと思いますが、どの国でもいい加減な人や悪い輩は存在しますので、気を付けてくださいね!