今年のERUS(EAU Robotic Urology Section Congress)がカロリンスカ大学泌尿器科のホストで、ストックホルムで行われます。
学会のホームページはこちら。
学会の目玉は、何といっても、カロリンスカ大学病院の手術室に、世界各国から腕の立つ外科医を招いて行われる手術のライブ放送。学会場は街の中心の会議場で、手術室とつなぎます。最もロボット手術が多く行われる、前立腺全摘だけではなく、膀胱全摘、腎部分切除、膀胱膣瘻、pyeloplastyなど、複数の手術が予定されています。術者にあわせて患者さんを選定し同意を得ていますが、準備だけでも大変なものです。ライブ手術ではごまかしが効きません。新しいテクニックを盗む、良い機会です。
ライブ手術は4日から。4日の夜には、バーサ美術館でパーテイーがあります。
しかし、この日には、何と、シリア攻撃を控えたアメリカのオバマ大統領が来瑞することになっています。セキュリテイー上、重要な場所に立っているカロリンスカ大学病院の屋根には、沢山の警護の警官が立つ予定で(アーランダ空港と市内を結ぶ高速、E4への見通しが利きます)、ライブ手術のサテライトが使えるのかどうかもわからないそうです。E4や市内の一部は完全閉鎖にもなるようで、今回の学会とのバッテイングは痛すぎます。
私は、助手を同伴しない術者の助手を務める予定ですが、助手はいえ、緊張します。しかも、私の英語たるや、スウェーデン語の成長とともに、完全なスウィングリッシュ(英文にスウェーデン語の単語が混ざる)となっている悲惨な状態。どうなることやら。スウィングリッシュが会場に流れたら恥ずかしい、、、。
バーサ美術館のパーテイーは出席するかどうか迷いましたが、その日は何とオンコール。若い先生がファーストコールでいるとはいえ、やはり自宅待機がベターかと。朝のミーテイングで、「オバマ大統領が尿閉になったら、カテーテルを入れる心の準備ができている!?」というようなジョークが飛び出し、カテーテル挿入くらいなら同伴する医師が入れるでしょうが、それ以上の泌尿器科的緊急疾患の場合は、呼び出しが掛かることもあるのでは、などと話していました。大統領が急病で受診ということは、まずあり得ないことにしても、700名もの人間が同行するので、その中の誰かが急病になることは、あり得ない話ではないかもしれません(Air Force Oneには6名の医師が搭乗し、緊急手術に対応できる設備があるそうです!)。







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