スウェーデンの集合住宅では、建物毎にその集合住宅の管理を行う組合が存在します。組合の役員には、住人のうち希望者が就任します。そして、その中でボスが選任されるのですが、そのボスが私のお隣さん。熟年離婚後、熟年結婚して、現在定年したばかりで、熱々のシニアライフを楽しんでいるカップルです。旦那様は弁護士でもあり、スウェーデンの凶悪犯を収容する刑務所のボスや、ハーグ、ボスニアなどで勤務してきた、「泣く子も黙りそう」な大男。奥様は、やはり、刑務所や、地方自治体でボスを歴任してきて、お二人の出会いは、「刑務所」での会議だったとか。
彼がこのアパートのボスに就任してから、非常に物事が円滑に進むようになってきました。彼のお人柄、そして、知識、経験によるものでしょう。集合住宅ですから、いろいろなトラブルが起こることがあります。車庫でドアに傷がついたとか、音がうるさいとか、、、。最近では、最上階のアパートの住人が、建て増しの申請をストックホルム市にして認可されたため、組合に申請してきましたが、他の住民に影響がある「建て増し」だったため、却下。このアパートの全ての住宅に、それぞれ洗濯機と乾燥機が装備されているのですが、それでも、建物には共用の洗濯室があります。そして、電気代を節約したい人は、そこを使っていますが、洗濯室のコストが馬鹿にならないため、使用量を課すという案が長年出ていたらしいのですが、勿論、反対する人間がいるため決議できないでいました。そこへ、「法」のスペシャリストがボスとして登場し、近日中に使用量を課すということでまとまるようです。
スウェーデンでは、集合住宅の隣人といえども、挨拶程度の付き合いしかしない場合が多いのですが、このカップルとは、ときどき食事を一緒にしたり、彼らが旅行に出るときには(1年に1ヶ月ほどの船旅に行くのです!何とも優雅でうらやましい!)、鍵を預かって植物に水をあげたりしています。
また、同じ階段の住人に、やはり組合の役員をやっているゲイのカップルがいます。彼らが今度日本へ行くというので、一度食事をしたのですが、「ゲイとは良い男友達になれる」ということが理解できたような気がします。高学歴、勿論、良い職に付いていて、しかも、ナイスガイ!余談ですが、軽くシャンパンを開けてから、レストランへ繰り出したのですが、そのときに、玄関ホールに、真紅の巨大なバラの花束があり(長さ1メートル)、それを褒めたら、たまたま、片方の彼の誕生日が前日で、花束を買い、夕食には何と、「てんぷら」を揚げたとか。
同じアパートの住人同士で仲良くなると、何だか、余計に我が家に帰ってくるとほっこりするような気がしますが、この週末、組合のボスであるお隣さんが、組合のメンバーを招待してパーテイーを。私は役員ではありませんが、ご相伴に預かりました。
ゲストは、到着と同時に「飲み」はじめ、「泣く子も黙る」大男は、台所で忙しく働きます。
テラスには植物がいっぱい!
私のアパートと似たような間取りですが、家具が違うと全く印象が異なります。個人的には赤いソファーが好き。
古いものも素敵。1790年代のもの。また、写真に撮り忘れましたが、大きなMora時計もありました。
素敵なオイルランプと、壁には、ミレスゴーデンの彫刻のレプリカ。
そしてこの時期のパーテイーといったら、「ざりがに」です。
これ以外にも、沢山のお料理がありました。
最初は、ワインやビールですが、ざりがに、ニシンには、スウェーデンのウオッカ(アクアビット)が欠かせません。
今日のアクアビットはこれ!O.P. Andersson!比較的癖がなくて、飲みやすい!
アクアビットには、snapsvisa(アクアビットの歌)を持ち回りで歌うのがスウェーデンの習慣。そのうちの有名な一曲
歌っては、アクアビットをすすります。
そして、夜は楽しく更けてゆき、、、。金曜日の晩で飲まず食わずに職場から掛けつけた私は、すっかり酔っ払い。お隣さんということで、帰るのも心配しなくて良いし、、、。
しかし、これが5年ぶりくらいの大失敗となりました。アクアビットは40%のアルコール。通常は小さなグラスで飲むのですが、この日のグラスは大きかった。更に、水が用意されていなくて、誰も水を飲んでいなかった。40%のアルコールなんて、最近、飲んだことがなかったので、すっかり油断。という条件が加わって、良い気分で眠りについたものの、その後2日に渡って二日酔い。折角の週末が台無しでした、、、。深く反省。








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