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正義の科学者・児玉先生、怒りと涙の答弁

2011年7月27日 に行われた衆議院厚生労働委員会における、東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授による、「放射線の健康への影響」参考人としての答弁を聴き、深く感動するとともに、政府の対応への怒りが込み上げてきました。

 

今回の福島原発から放出されたのは、熱量換算では広島原爆の29,6倍、ウラン換算では20倍であるだけでなく、放射線残存量の1年後の減少率は、原爆では1000分の1であるのに対し、原発では10分の1にしかならないのだそうです。また、報道から得られる情報では、常に、放射性物質の濃度が示されますが、放射線障害は、総量で判断されなければならない。しかし、東電および政府から、総量についての報告はなされていない。

 

といったことから始まり、内部被曝によりどのようにして細胞が癌化するのかの基礎的な説明から、政府の対応の稚拙さに対する批判、今後の対策や立法に関する提案、そして、これからの対応に関わる事業が、利権絡みにならないようにすることまで、釘を刺しています。現在、児玉先生は南相馬へ毎週赴き、除染支援をしているそうですが、除染後の放射性物質の運搬や受け入れは、法律違反に当たるのだそうです。

 

私が最初に閲覧したYoutubeの画像は、もっとも閲覧者が多く、数十万人に達していたと記憶していますが、現在では閲覧禁止になっています。何だかとてもきな臭い。また、これだけインパクトのあるニュースがほとんど報道されていないというのも、きな臭すぎます。隣国での高速電車事故に関する報道規制はあまりにも醜すぎますが、似たような臭いを感じるのは、私だけでしょうか。日本国民は馬鹿にされています。

 

まず、日本人の方は、こちらの映像を。

こちらでは、日本語がわからない方のために、英訳をつけてくださった方がいらっしゃるので、そちらの映像をお借りします。

今回の会では複数の参考人が招致されていますが、日本学術会議副会長、東大名誉教授の唐木氏の答弁は、全く趣きが異なります。

何故か、この映像は削除されてしまったので、こちらを。こちらは、全参考人の答弁が収録されており、唐木先生の答弁は13分50秒で始まります。

こちらの答弁の書き起こしは、こちらのブログに。このブログの筆者と同じ感想を私も持ちました。

私も癌の生物学を研究する研究者の端くれですから、児玉先生のおっしゃることは良く理解でき、一つ一つ頷いて聴いておりました。内部被曝は、その線量によって、増殖中の細胞のDNAに障害を与える可能性が高くなります。極論すれば、一粒子の放射性物質であっても、それがDNAに障害を与える可能性はゼロではないし、線量が高くなればなるほど、その可能性は上がる訳です。それが、p53などの癌抑制遺伝子に変異を起こしたとしても、それだけで発癌する訳ではなく、変異を有する細胞に、次の発癌刺激が加わると、発癌に至るのです。一粒子であっても前癌状態にするのに十分とも言えます。児玉先生の答弁で紹介された、ウクライナでの内部被曝の尿路上皮に与える影響についての福島先生の研究については、全く知りませんでした。尿中のごく微量の放射性物質によって、p53が変異し、MAPキナーゼやNFkβが活性化し、高頻度にCIS(上皮内癌)の発生が認められているのだそうです。甲状腺癌だけではなかったのです。

 

児玉先生の答弁の参考資料が、児玉先生のご子息により、掲載されています。

児玉龍彦国会発表詳細

View more presentations from Akihiko Kodama

 

 

児玉先生の答弁は、是非、生で聴いていただきたいのですが、それだけではわかりにくい部分も多いため、答弁を書き起こしているブログを紹介します(1、2)。

2のブログでは、児玉先生の質疑応答に関しても書き起こしていますので、こちらを本稿の最後に転載します。

 

以下転載。

 

私は東京大学アイソトープセンター長の児玉ですが3月15日に大変に驚愕いたしました。

私ども東京大学には27か所のアイソトープセンターがあり放射線の防護とその除染などの責任を負っております。それで、私自身は内科の医者でして東大病院の放射線施設の除染などにずっと、数十年かかわっております。

3月15日に、まずここの図にちょっと書いてあるんですが我々最初に午前9時ごろ、東海村で5μシーベルトという線量を経験しましてそれを第10条通報と いう、文科省に直ちに通報いたしました。その後東京で0.5μシーベルトを超える線量が検出されましたこれは一過性に下がりまして次は3月22日に東京で 雨が降り、0.2μシーベルト等の線量が降下しこれが今日に至るまで高い線量の原因になっていると思っています。

それでこの時に枝野官房長官が「さしあたり健康にあまり問題はない」という事をおっしゃいましたが私はその時に実際はこれは、大変な事になると思いまし た。何故かというと現行の放射線の障害防止法というのは高い線量の放射線物質が少しあるものを処理することを前提にしています。

この時は、総量はあまり問題ではなくて、個々の濃度が問題になります。ところが今回の福島原発の事故というのは、100キロメートル圏で5μシーベルト、 200キロメートル圏で0.5μシーベルト、さらにそれを超えて足柄から静岡のお茶まで及んでいる事は今日みなさん全てがご存じのとおりであります。

我々が放射線障害を診る時には、総量をみます。それでは東京電力と政府は一体今回の福島原発の総量がどれくらいであるかはっきりした報告は全くされておりません。そこで私どもはアイソトープセンターのいろいろな知識を基に計算してみますとまず、熱量からの計算では広島原爆の29.6個分に相当するものが漏出しております。ウラン換算では20個分の物が漏出していると換算されます。

さらに恐るべきことにはこれまでの知見で原爆による放射線の残存量と原発から放出されたものの放射線の残存量は、一年に至って原爆が1000分の一程度に低下するのに対して、原発からの放射線汚染物は10分の一程度にしかならない。

つまり、今回の福島原発の問題はチェルノブイリと同様原爆数十個分に相当する量と原爆汚染よりもずっと多量の残存物を放出したという事が、まず考える前提になります。

そうしますと、我々システム生物学というシステム論的にものを見るやり方でやっているんですが、現行の、総量が少ない場合にはある人にかかる濃度だけを見 ればいいのです。しかしながら、総量が非常に膨大にありますとこれは粒子です。粒子の拡散というのは非線形という科学になりまして、我々の流体力学の計算 でも最も難しいことになりますが、核燃料というのは、要するに砂粒みたいなものが合成樹脂みたいな物の中に埋め込まれております。これがメルトダウンして 放出するとなると、細かい粒子が沢山放出されるようになります

そうしたものが出てまいりますと、どういうようなことが起こるかというのが、今回の稲わらの問題です。たとえば、岩手のふじわら町では稲藁57000ベク レル/kg、宮城県のおおさき17000ベクレル/kg、南相馬市10万6千ベクレル/kg、白河市97000ベクレル/kg、岩手64000ベクレル . . . → Read More: 正義の科学者・児玉先生、怒りと涙の答弁

最悪かつ最高の経験、スウェーデンにおけるヒエラルキー

泌尿器科の患者さんではないが、ある癌が腹腔内に再発し、尿管を圧迫したため水腎症を来たし、その腎臓を救うために、腎瘻(腎臓へ直接カテーテルを挿入する)を入れた患者さんがいた。その患者さんが、最近、腹腔内大出血を起こし、血管造影による塞栓術を行った。

 

腹腔内の巨大血腫によりカテーテルが偏移したのか、カテーテル内の尿の流れが悪くなり、CTでは、カテーテルの先が腎盂外にあるということだった。そんな場合、カテーテルを操作して正しい位置(腎盂内)に戻すことは難しいと最初の判断がなされ、膀胱からWJカテーテル(留置用の尿管ステント)を挿入しようということになり、私にご指名となったのだが、大量出血後の血小板減少に対応するために輸血などをしている間に、腎瘻から尿が流れるようになった。そのため、腎瘻造影をして、可能であれば腎瘻の位置をガイドワイヤーを使って腎盂へ戻す試みをする価値があるのではないかと考え、放射線科へ依頼した。その結果を待って、修正が不可能であれば、緊急にステントを入れる予定にしていた。

 

放射線依頼表は、コンピューター上で作成、送付されるが、緊急事態のため、勤務時間外であったが、私に直接結果を知らせてもらえるように、個人の携帯番号を記入しておいた。電話がかかってきたので出ると、

「あなたねー、何で、こんな検査を依頼するの!?」

と怒りに震えた声が聞こえた。

あまりのことにすぐに返答できずにいると、

「CTでカテーテルは腎盂の外にあるのは確実だってわかってるでしょ!それ以上、何をしたい訳!?」

少し正気を取り戻した私は、

「カテーテルから尿が出ているので、造影をしてもらって、可能であればカテーテルの位置を修正して欲しい。」

と伝えたところ、

「CTで腎盂の外にあるんだから、無駄でしょ!」

と怒鳴られたが、食い下がり、

「しかし、CTでも、カテーテルが完全に腎臓の外にあるとは言えないと思う。」

と言ったら、さらに相手の怒りが増幅したらしく、

「私はあなたより、ずっと経験があるんだ!外だといったら外だ!」

というので、

「とにかく、造影をしてください。」

と言ったら、

「血腫に造影剤を注入しろというのか!」

「尿が出ているということは、腎盂が写ってくるかもしれないから。」

「造影剤を注入して、腎臓の外だということがわかれば満足か!?」

「満足です!」

というと、彼は、何も言わずにがちゃんと電話を切った。

 

「Fy Fan!!! Vilken otrevlig läkare!!!」(Shit!!! 何て厭な医者!)

と同僚にこぼした。

同僚は私に、överläkare(指導医)のポジションを得たかどうか訪ねた。残念ながら、私はまだ専門医である。

スウェーデンでは、良く、ヒエラルキーがないと言われるが、これは全くの嘘である。

表面上は、いかにも、ヒエラルキーを嫌っているように振舞っているが、実際は、はっきりとしたヒエラルキーがある。医師の中では、

AT läkare(研修医、厳密には、医師免許を持っていない)

ST läkare(専修医)

Specialistläkare(専門医)

Biträdande överläkare(Böl、代替指導医)

Överläkare(Öl、指導医)

という階級があり、胸に着けるバッチにも、名前とともに、はっきりタイトルを表示する。

ATは日本で言う研修医に相当し、18ヶ月の研修を行う。STは5年程度の研修であるが、その後審査により、専門医となる。日本と同様であるが、専門医となったとしても、実際は独り立ちが出来るレベルではない。Bölになるには、カロリンスカでは、最低専門医として3年は勤務しなければならない。Ölになるためには、学位がなくてはいけない。

 

この階級の他に、アカデミックな階級として、

Docent(准教授)

Professor(教授)

というタイトルがある。臨床科では、教授の枠が1つか2つくらいしかないので、臨床医としては、「Docent、Öl」というタイトルが得られれば、大成功といったところか。

 

ヒエラルキーが強力だと言われる日本では、タイトルに関わらず、「医師」と表示する医療機関が多いと思うが、スウェーデンでははっきりとタイトルを表示する。このことからも、スウェーデンにヒエラルキーがないというのは嘘であるということが明らかである。実際、患者さんはこのバッチを確認する人が多いし、他科の医師や看護師も、このバッチをみて、タイトルによって態度を変えることは、日常茶飯事である。私も、ただの医師から専門医になったときには、対応の違いに驚いたものだった。(名前も外見も移民で、女性で、スウェーデン語もnativeではない訳だから、患者さんが不安になるのは理解できる、、、。)

 

脱線が長くなったが、同僚が私にÖl(Böl)のタイトルがあるかどうか訪ねたのは、こんな背景があるからである。彼は最近Bölになったのだが、それ以降、厭な対応をされることが少なくなったとか。

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Tyst minut- Moment of silence

オスロでは、今回のテロで亡くなった人を悼んで、15万人以上の人々がバラの花を持って集まりました。

首相も。

皇太子夫妻も。皇太子妃の(腹違いの)お兄さんは警察官で、島で警護に当たっていましたが、犯人に射殺されたそうです。(ノルウェーの警察官は拳銃非携帯とのこと)

 

 

ノルウェーでは、正午に、Moment of silence、黙祷が捧げられましたが、ノルウェーの兄貴分である、こちらスウェーデンでも、正午に黙祷(Tyst minut)が行われました。

 

今日は朝から膀胱全摘の手術で、正午にはおよそ3分の2ほどの進行状況でしたが、我々外科医も、看護師も、手を止めて、1分間の黙祷を。ニュースの映像を思い出し、涙が出そうになります。

私の助手をしてくれた、イスラムに縁のあるスウェーデン人は、

「あいつは気違いだ。でも、これで、イスラム人だけが批判されなくなる。」

とつぶやきました。かなり、contraversialな発言でしたが、そう感じる人もいるのだなと、、、。

今日になっても、まだ島では5人が行方不明です。

皆、20歳以下の、政治に興味を持つ少年少女たちです。

生存者へのインタビューでは、殆どの少年少女たちが、負傷しながらも、

「これで、我々の活動を止めるようなことがあってはいけない。」

と強く語っているのには、心を打たれました。

肩を打ちぬかれ、頭に銃口を当てられたこの少年。傍にいた11歳の少年が、

「撃たないで!あなたは僕のお父さんを殺した。それで十分だ。」

と、犯人に懇願して、奇跡的に開放されたそうです。

 

今日は、Anders Behring Breivik容疑者の勾留期間延長の審理が、オスロの裁判所で行われました。

裁判所に移送される容疑者。不敵な笑みを浮かべています。容疑者は審理が公開で行われることを希望しましたが、共犯者の存在が否定できないことなどから、非公開で行われました。

容疑者の目的は、「ノルウェーおよび、西ヨーロッパをイスラム化から救うこと」であり、したがって、移民に寛容な労働党を標的としたようです。そして、将来、労働党に加わる人間を出さないために、青少年を狙ったと。許せない、、、。

日本に住んでいたときは、「資本主義」に疑問を抱いたこともなく、「頑張った人間が報われる社会」が最善だと考えていました。また、移民受け入れに消極的な、日本の移民政策についても、あまり考えることもありませんでした。

 

今回の容疑者は、9年もの年月をかけてテロの準備をし、子供を標的にするなど、精神異常があるとしか考ようがありませんが、どんな国でも、厳しい社会情勢の中で、社会的弱者が増加すると、その不満が凶悪事件となることは、多くあります。それも、見た目、正常に見える人が。そんなことを考えると、強者が弱者を助けるという、社会主義の重要性を否定できなくなります。私自身は、日本でもスウェーデンでも、職場である医療現場において、福祉に寄生する輩には腹立たしく感じることも多かったこともあり、行き過ぎた社会主義は好きではありません。どうにか、資本主義と社会主義の程よいバランスがうまく取れないものかと思いますが、それは非常に難しい。今回のテロでは、必ずや、容疑者に賛同し、崇める社会の不満分子が少なからずいるに違いありません。そして、そういった人間を洗脳、リクルートするのが、容疑者の目的でもあるのです。

 

アルカイーダなどのテロ組織は別としても、ヨーロッパにいると、日本ではとても感じることのできないような、「反イスラム」の動きを感じます。同時に、であるからこそ、殊にスウェーデンでは、「ラシスト」が非常に醜いものとされ、移民問題を、移民に否定的な観点から議論すること事態、タブー視されています。モスリムによる犯罪が大きく報道されるばかりでなく、社会に融合しないモスリムの問題や、女性蔑視など独特な家族形態から、かなりの偏見もあります。しかしながら、スウェーデンにおける移民政策の問題の原因は、スウェーデンが面倒を見ることのできるキャパシテイー以上の移民を受け入れていることが、その一つなのではないかと、個人的には思っています。

 

こんなスウェーデンの移民政策をみると、「日本は移民を受け入れるべきではない」という意見が出るのは当然です。移民を受け入れれば、勿論、それによる効用も期待できますが、弊害も必至でしょう。しかし、だからといって、先進国である日本が、移民を受け入れなくて良いのか。数の多寡に関わらず、「難民の面倒をみる」というのは、世界における先進国の義務ではないのか、、、。

 

こんな、日本では頭の片隅にもなかったようなことを、スウェーデンでは考えるようになりました。政治や経済、歴史や宗教は門外漢の私には、とてつもなく大きな、難しい問題で、結局、何が正しいのかわからないのですが、、、。

 

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右翼思想、反イスラム主義のノルウェー人によるテロ

7月22日15時26分、ノルウェーの首都オスロの官公庁街で爆弾が爆発しました。

爆弾の重量は500キログラムともみられ、現在までに少なくとも7人が死亡。

与党、労働党のビルも破壊されます。

その後、数時間も経たないうちに、オスロ郊外、数十キロに位置する島、Utöyaで第二の惨劇が始まります。

この島では、与党労働党の青年部のキャンプが行われていました。600人ほどがこのキャンプに参加しており、その多くは、14歳から18歳でした。

警察の制服を着た一人の若者が、子供達を集合させ整列させます。最初に集まってきたのは、30-40人程度。そこで、子供達に向かって射撃を始めたのです。逃げる人達を島中おいかけて射殺し、水際に隠れていた人が多く殺されました。水に飛び込んで逃げようとした人達をも撃ち殺しました。その様子を空から写した写真です。岩の上に銃を持って立っている犯人と、その回りに散乱している被害者の体。

射撃が始まってから、およそ2時間して、警察が到着しました。

32歳のノルウェー人、Anders Behring Breivikが逮捕されました。

負傷者の救助。

水中へ逃げた人の救助。

しかし、島中に散乱する被害者のなきがら。

水中の捜索。

捜索は夜も行われました。

現在までに、少なくとも85人の死亡が確認されています。

無事に家族と再会できた人。

大惨劇から一夜明けた今日、ノルウェーの人々は悲しみに沈んでいます。

国王一家も弔問に。

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Japan ger sig ALDRIG! 「決して諦めない」

日本女子サッカーの、奇跡的な優勝から一夜明けて、、、。思い出すだけでも、心が震えます。

職場の朝のミーテイングでは、複数の人に、「おめでとう」と言われました。

試合は前半から完全にアメリカペース。日本に運がなかったら、何点も得点されていても不思議ではなかったほどの、日本ゴールへのアメリカの集中砲火。何とか凌いで、0-0で前半終了。

日本がFWを二人入れ替えた直後、69分にアメリカがカウンターで先制。強かったMorgan。

 

81分にアメリカのDFのミスをついて、宮間さんがシュート。日本が追いついて延長戦。

延長戦開始7分で、宮間さんに妙なイエローカード。倒れた相手に手を貸そうとしたことを、プレー遅滞と取られた模様。(今回の主審は、アメリカに甘かった。アメリカ選手とは常に談笑。最後のレッドカードも個人的に納得いかず。)

延長戦前半終了直前にアメリカが勝ち越し。あまりに完璧なタイミングのヘデイングシュート。

この時点で、もう駄目かと正直思いました。試合終了まで残り3分、コーナーキックから、沢さんが守備の前に割り込んで決めたシュート。一瞬何が起こったのかわからなかったほどでした。

1度ならず2度のアメリカのリードに、残り3分で追いついた気迫のプレー。沢さんは、オフェンス、デイフェンス、あらゆるところに登場。ただただ凄すぎる運動量。

延長戦終了直前、またしてもMorganが抜け出したところに、DF岩清水さんがタックルしてレッドカードで退場したところで、2-2で延長戦が終了し、決着はPK戦にもつれ込みます。

翌日の手術のことが頭にあった私ですが、PK戦を見逃す訳にはいきません。(しかし、この時点で、睡眠薬を内服して準備。)

テレビのアナウンサーは、

「Jag fattar INGENTING!!!」(何が起こったのかわかりません!)

「Stannar kvar! Nu får man inte toaletten!」(テレビの前にいてください!トイレにも行かないでください!)

と叫んでいました。

PK戦前の日本選手たち。佐々木監督の笑顔が印象的で、スウェーデンのマスコミもこの「笑顔」の効用について報道していました。アメリカと違って、守るもの、失うものがない日本人選手には、自然なことだったのかもしれません。

アメリカ先攻でPK戦が始まります。日本のGFの海堀さんは、日本人選手としては高身長とはいっても、170cmしかありません。

その彼女が、、、。

何と、一人目からアクロバット的な妙技でセーブ。日本が1点を先取したところで、アメリカの二人目が、ゴールを大きく上に外すミスショット。日本も二人目は外し、アメリカ3人目。

気迫が運も呼び込んだような、、素晴らしいセーブ。

アメリカの4人目は難なく決め、日本の4人目の熊谷さんが決めれば優勝。

20歳には重過ぎるプレッシャー、、、。

そのプレッシャーを見事に跳ね返してのシュート!!!

テレビで映像が流れるたびに、泣けてきます。

世界中を感動させた、なでしこジャパンの精神力。大和撫子おそるべし。

辛いことが多い人生だけれど、諦めないで生きていきたいと思います。

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なでしこジャパン、死闘の末、金メダル獲得おめでとう!!!

「決してあきらめないことの強さ」

なでしこジャパンが見せてくれました。

おめでとう!そして、感動をありがとう! 日本人であることを、誇りに思います。 私も日本人として、どこまでも諦めず、誇り高く生きて行きたい。

窓を開けたまま、叫んでいたら、玄関の呼び鈴が鳴りました。 誰かと思ったら、お隣のカップルが、お祝いのワインとメッセージを。「日本国」とちょっと違うけれど日本語で書かれていて、また感激。

明日、大きな手術があるので、今日はこれで。

スウェーデン、銅メダル!

先日の日本ースウェーデン戦の際には、日本応援団の私は、スポーツパブへ繰り出す勇気はありませんでした。ブロンズマッチの今日は、スウェーデン応援団としてスポーツパブへ。

 

最初の一点は、スウェーデンのエースLotta。フランスのDFは全てチームメートで、やりにくそうでしたが、オフサイドぎりぎりのパスからのシュート。喜びのジャンプの際に靴が脱げて、その靴にキス。

この先制点の際に、フランスのGKが負傷して交替。

 

高級住宅街に近いこのパブでは、ゲストもおとなしめの応援。1-0で前半を終了したところへ現れたのが、何とフランスのユニフォームを着た5人ほどのグループ。それに刺激されたのか、スウェーデンを応援するゲストのテンションも上向きへ。ところが、次の一点はフランスへ。盛り上がるフランス応援団。

 

後半も終盤戦になったところで、日本戦で一点を叩きだしたFWの14番が、レッドカード。映像を見ると、先にフランスのDFが蹴ったので、蹴り返したところを取られてしまったようです。

マイナス1で苦しい戦いとなったスウェーデンですが、82分で、今日のヒロイン、MFのMarieの渾身のシュート!今までに得点した経験はなかったとか。

この貴重な勝ち越し点を守って、2-1でスウェーデンの勝利。

おめでとう!スウェーデン!

さあ、明日は決勝戦!!!

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Japanskor, japanskor, japanskor,,,

なでしこジャパンが準決勝でスウェーデンに勝利した際に、夕刊紙に載ったコメンテーターのつぶやき。

Japanskor, japanskor, japanskor. Överallt är dom. Korta mest hela bunten men snabba så att hälften vore nog.(日本女子、日本女子、日本女子。日本女子がそこらじゅうに。殆どが背が低いが速く、半分で十分。)

また、「skor」が「靴」という意味であることから、

Det var japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, japanskor, mockaskor, gympaskor, finskor, sommarskor, vinterskor, inneskor, ytterskor.Överallt dessa skor.

(日本女子、日本女子、日本女子、、、、、、、スウェードの靴、運動靴、奇麗な靴、夏の靴、冬の靴、内履きの靴、外履きの靴。いたるところにこれらの靴。)

という駄洒落も。

しかし、これには歴史があるのです。

1936年のベルリンオリンピックで、スウェーデンサッカーチームが日本チームと対戦し、3-2で日本が勝ったときのこと。ラジオのコメンテータであるSven Jerringが、

「Japaner, japaner, japaner」と、日本人がそこらじゅうにいるという表現をしたことが、良く知られています。「japaner」は「日本人(複数)」ですが、「japanskor」は「日本人女性(複数)」となります。

このときの音声を利用して、今回の試合が既にYoutubeに掲載されていました。

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なでしこジャパン、スウェーデンを倒し決勝へ!!!

感動で涙がこぼれそうです。

前半10分にスウェーデンに先制されたものの、初めて先発したFW川澄さんが、同点とし前半終了。

 

常に60%のボール支配率をキープし、後半に沢さんの気合のへディングで逆転。そして本日のラッキーガール、FW川澄さんのダメ押しの3点目。

前半に、TV4のコメンテーターが、

「Vakna upp tjejer!」(目を覚ませ、お嬢さんたち!)

とつぶやいたのち、3点目以降は、全くの沈黙。アナウンサーの実況放送だけがさびしく流れました。

日本の選手たちの素晴らしいプレー。疲労をものとせずお互いを助け合う日本の選手たちは、スウェーデンのプレーとは全く異なりました。日本の選手の、「勝ちたい」という気持ちが、勝っていたと思います。個人的には、沢さんは勿論ですが、DFの鮫島さんや、熊谷さんに注目。日本の固い守りに、スウェーデンが誇る8番、Lottaも全く見せ場なく。GKの海堀さんも素晴らしかったです。彼女の十分に時間を取ったプレーに、TV4のアナウンサーが、「Dommarna får jobba hårdare.」(審判はもう少し頑張って。)と、あたかも彼女のプレーが時間オーバーかのようなアナウンスをしたので、一人で「Tyst!」(お黙り!)などと叫んでおりました。

ここまできたら、アメリカに勝って金メダルを取ってほしい!!!

 

試合前の日瑞両国の国歌斉唱の際に、日本人選手が、胸に手を当て、目を閉じて集中しているのに比べ、スウェーデン人選手は両手を前か後ろに組んで、笑顔だったのが、とても印象的でした。勿論、日本人選手に胸がきゅんとなりました。

 

日本を離れスウェーデンに住んでいても、スウェーデンではなく、日本を応援している自分に、「私はやはり日本人なんだ」と強く思いました。

 

勿論、3位決定戦は、スウェーデンの応援団となります。

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おめでとう、なでしこジャパン!Grattis Japan !

現在、ワールドカップ2連覇中のドイツ。開催国。

優勝候補ドイツ相手の準々決勝。誰もが、ドイツが勝つ試合と思っていたはず。

延長戦半分を折り返したところで、0-0のタイ。まさかの延長後半4分で、凄い角度からの美しいゴール!

泣けました。鳥肌が立ちました。

格上チームに対して、耐えに耐え、凌ぎに凌いで、ものにしたチャンス。

実力は勿論ですが、最後に勝敗を分けるのは、精神力、気合。そんなことを改めて強く感じました。

おめでとう、なでしこジャパン!

感動と明日への力をありがとう!

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