長い夏休み期間を終えて、職場も大分通常勤務に近くなってきました。
夏休み期間は、私は殆ど勤務していましたが、この時期は医師は6-7人くらいしかいません。病棟は約半分に閉鎖し、手術件数や外来も大幅に削減されます。
今週から、病棟のベッド数もほぼ通常通りにもどり、大きな手術が並列で行われるようになりました。
今日は、禁制型膀胱を、非禁制型の回腸導管へ作り変える手術。腹部の手術を何回もしていて、更に、放射線治療もしている患者さんなので、一日がかりの大手術です。怖いもの知らずの専修医くんが、「開腹をやらせてください。」と頼んできました。若い先生の指導も仕事のうちなのですが、正直、やらせたくないときもあります。悩んだ末、やらせることにしましたが、「空」自信だけで実力不足、結局、数分でメスを取り上げることになりました。
予想通り、もの凄い癒着で、いやはや大変な手術でした。約7時間。助手をやってくれた年下の先生も、途中でふらふらしていました。日本と違って、手術中にランチ休憩を入れることもできるし、休憩せずとも、マスク脇からストローで給水することができます。今日は休みなしの給水のみで。
こういう定型外の手術は大変だけれど、結構、楽しいものでもあります。決まった手術だけをしていても、外科医としての実力は伸びる訳ではありません。予想外の状況に対応するためには、定型外の手術を経験することが大切なのです。
長い手術では、手術中は疲労を感じませんが、終わってしばらくすると、どっと疲労が押し寄せます。今日はもう沈没。明日もオペ日だから、早くお休みすることにします。







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