先週は夏休みでお休みを取っていました。夏休み前の一週間の勤務があまりにハードで、滅多に病気にならない私もついにダウン。
1日くらいおとなしくしていれば、夏休みを楽しめるかと、たかをくくっていましたが、高熱、胸痛、呼吸困難、また感染性喀痰もみられ、肺炎と自己診断。手持ちの抗生剤を倍量内服しながら、結局、一週間療養生活を余儀なくされました。
療養中に友人と話をしたら、
「病欠届けを出さなきゃ駄目!病気で夏休みの期間を使うなんて!」
と言われ、びっくり仰天。
病欠届けを出して、夏休みはまた別の機会に取るなんて、日本人医師の感覚としてはありえません。
スウェーデンでは、1週間以内の病欠であれば、自己申告で可能です。1日目は無給ですが、2日目からは上限ありで80%の給料(手当て)が、保険庁(Försäkringskassan)から支払われます。
1週間以上の病欠では、医師の診断書が必要。私も、多くの診断書を書いています。
病名と病状、今後の見通しについても記述します。
そして、患者さんの病状を、通常の勤務可能な状態に比べて、1)4分の1低下、2)2分の1低下、3)4分の3低下、4)勤務不可の4段階で評価し、それぞれに該当する期間を記入します。私が書く診断書の多くは、入院が必要な、主に手術後についての診断書なので、診断書を発行することに問題はありません。しかし、外来ではなんだかんだと理由をつけて診断書を請求してくる患者さんも多く、毅然とした態度で臨まなければならず、対応が大変です。「尿失禁があるから働けない。」とか、「カテーテルをつけたまま働くのは厭だ。」とか、数え上げたらきりがありません。とにかく、隙あらば、傷病手当を受給して働きたくない人が結構います。
日本では、休暇中に病気になっても、それに替わる休暇を取ることなど考えられませんが、ここはスウェーデン。私もコミューン税(地方税)として所得のおよそ20%を支払い、更に国税を支払い、私の雇用者は私の給与の倍近い社会保障費を国に払っていますので、利用できる制度は利用してみなければと思い、職場へ電話連絡。あっという間に1週間の病欠扱いとなりました。
今度、いつ夏休みが取れるのかは別として、高負担ではあるけれど、人間らしい生活が保障されているスウェーデンの社会に感謝です。
まだ体調は本調子ではありませんが、昨日はロボット手術2件、今日は膀胱全摘術とハードなスケジュールに追われている毎日です。
. . . → Read More: 病欠







Recent comments