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日米医学医療交流セミナー

ブログを読んで下さっている方の中には、医学生や研修医、留学前の医師がいらっしゃり、ときどき個人的に質問を受けることがあります。そんなこともあって、こちらでセミナーの宣伝をさせていただきます。

日米医学医療交流財団主催で、日米医学医療交流セミナー 「海外留学(大学院修士・博士課課程)にチャレンジしよう! -米国それとも欧州?-」が、来る2011年10月1日に東京で開催されます。

私も講師として招かれており、私の海外での経験をお話しする予定です。若くして教授に就任している同級生たちの話もあります。ご興味がおありの方は、是非、お越しください。

インフォメーションはこちらから。

春色ワンピースで、カフェへふらっと

今日の気温は10度くらいまで上がりました。重い話題が多くて疲れてしまっているので、軽い話題を。

今週末は友人の子供たちを預かっているため、賑やかです。

子供たちを連れて、たまに訪れるお気に入りのカフェへ行ってきました。南のIKEAの傍にある、草花、木を売るお店に併設されているオーガニックカフェ、ZETAです。

気温も高いので、春らしいワンピースで。

 

2,3年前のESPRITのコットンのワンピースに、今季のOdd mollyのコットンのロングカーデガン。この色、チェリーピンクというらしいのですが、フュ-シャピンクを少し暗くしたような素敵な色で、私のお気に入りの色です。バッグは同系色で、Longchamp。

 

少し前に、病院でやっていたアクセサリー市で購入した、シルバーの指輪。

 

外科医である以上、爪は伸ばせませんし、マニキュアは勿論ご法度。爪が1ミリメートルでも伸びると、むずむずするので、まめにカットします。そんな手にぴったりな、大振りで大胆なデザイン。

 

カフェに飾られた素敵な花。真似してみたいアレンジです。

カフェの庭で、今年初めての花を見つけました。

春は着実にやってきているようです。

 

私も落ち込んでいないで、元気を出さないと!

 

北欧にも春の足音

今日からスウェーデンも夏時間。春の気配が少しずつ感じられるこの時期には、1時間損することも、苦痛ではありません。日本とは7時間の時差になります。

 

所用で南スウェーデンの方へ行ってきました。

スウェーデンで2番目に大きな湖も、氷が解け始めていました。

 

野生の動物が餌を探しています。

鹿でした。

暗闇でも子供に良く見えるように、おしりが白いのだそうです。

こういう景色、大好きです。まっすぐな道。天に向かってまっすぐな木。

南スウェーデンでは多く見られる、風力発電。

この時期、この風力発電が、とりわけ頼もしく、優しく見えました。

2つの人形

芸術には疎い私ですが、絵画や陶磁器のスカルプチャーに興味があります。

芸術家から直接贈られたスカルプチャーを2つほど持っていますが、この2つの顔がとてもよく似ていることに気付き、最近、大変驚きました。

一つ目は、4半世紀近く前、附属高校から医学部への推薦が決まったとき、高校1年生のときの担任だった美術の先生に頂いたもの。

斜め掛けにした籠の中には、ネズミが。

高校に入学したとき、学年4クラスのうち半分が外部からの進学者で、その殆どが入学当初は医学部志望でした。学年から4名が医学部への推薦を受けることができますが、私は当時トップ4には程遠い成績でした。担任だった彼には、おそらく、私には医学部の推薦を受けることは無理だとわかっていたのだと思いますが、卒業するまで私を励まし続けてくれました。最終的に私はなんとか推薦を受けることができたのです。彼は、ヘビースモーカーの上、大酒飲み。卒業のときには、「先生、摂生してくださいね。」とお願いしました。医学部卒業を間近に控えたある日、彼の訃報が突然伝えられました。医師免許を取ったら挨拶にいこうと思っていた矢先のことでした。学校の自室で、吐血して倒れているところを発見されたのだそうです。おそらく、アルコールによる肝硬変から食道静脈瘤の破裂を来たしたのではないかと思われます。海の近い先生の自宅で行われたお通夜に行き、遺影の前で涙を流し手を合わせました。

「先生に生きていて欲しかった。」

この人形の丸くて優しい顔が、先生の人柄を現しています。医学部卒業してフレッシュマンで初めて地方へ出張したときから、沖縄勤務まで国内では連れ回し、とうとう、先生の人形はスウェーデンまでやってきました。この人形を見ると、先生のことを想い出します。幾度とない先生の励ましが、どれだけ力になったことか、、、。

2つ目の人形は最近戴いたもの。

私は、ストックホルム中心の市場の片隅にある魚料理のレストランが好きで常連と化しています。このレストランはいつも混んでいて、相席は当たり前。ある日、相席となった老夫婦と話が始まりました。いつもでしたら、その場だけで終わるのですが、何故かその老夫婦に気に入って頂いたようで、名刺を頂きました。名刺には「芸術家」との肩書きがあり、どうやらかなり有名な方のようでした。その際、私も名刺を差し上げましたが、その後連絡があり、自宅に招かれました。超高級住宅街であるDjursholmに、ストックホルム市庁舎を手掛けた建築家Ragnar Östbergにより建てられた一軒家にお住まいでした。

アトリエへ案内されましたが、あまりの迫力に圧倒され、涙さえ出てきそうなほどでした。

これらはほんの一部です。

彼は、ハンガリー人。ハンガリー革命の際に隠れた業務に携わっていた関係で、秘密警察に逮捕されて銃殺されそうになったのですが、ハンガリーの首相と知り合いだったということで、オーストリアまで移送され開放されました。その後、銃殺されたスウェーデンの首相、オロフ・パルメとの出会いがあり、彼の助言によりスウェーデンに住みついたということでした。そんな関係もあって、彼の作品には、哲学や政治思想などが色濃く出たものが沢山あります。

「Varför」とは、「何故」という意味。彼の頭の中には、常にその問いかけがあるのでしょう。

ハンガリー料理をご馳走になり、グリーンランドを描いたリトグラフを戴きました。

その後ふたたびランチで会ったときに、人形を。

彼のスカルプチャーには、人の顔以外に、手、鳥といったモチーフが良くあります。

今回、彼のポケットから出てきたのは、鳥。

単純な形だからこそ難しい、完璧なバランス。そして、丸くて優しい顔。

先生に貰ったあの人形と、同じ顔。

その顔が表現しているのは、「愛」かな、と思いました。

そして、その2つの人形は仲良くならんでいます。出会うはずのなかった人形達。

もう3月ですね

2月は、公私共にさまざまなことがあり、心身のコントロールが大変な時間を過ごしました。

大きな手術も沢山ありました。久し振りの骨盤内臓器全摘術は8時間にも及び、術後管理も難渋しています。気持ちが落ち込んでいるときは、忙しいくらいの方が良いのですが、体調が悪いときは、やはり忙しいときついですね。

とはいえ、気温は零度くらいまで上がってきていて、もしかすると春?という雰囲気もあります。しかし、湖はまだ凍っているし、雪も残っています。3月に大雪が降ることも珍しくありません。それでも、出勤時間に明るいのは、とても助かります。

先日会った20代女性の患者さん。虫垂炎の診断で手術をしましたが、実は虫垂癌でした。その後、再発をして、子宮全摘、両側卵巣全摘、結腸一部摘出となりました。自分で排尿することができないため泌尿器科受診となり、自己導尿をしています。膀胱鏡のため私の外来にきましたが、彼女の明るいことといったら。

沢山のコメントやメールをいただいた一つ前の記事では、不妊に悩む友人の話題を取り上げましたが、この患者さんの明るさと前向きな生き方に接すると、「不妊で悩むこと」や、「友人の思いやりに欠ける行動に傷付くこと」などが、とるに足らぬことに感じられてしまいました。彼女は、自分の子供を持つことは勿論、妊娠することもできません。それでも、こうやって前向きに生きている。彼女は、パートナーが付き添っての受診でした。大変な病歴は二人の問題となることを承知で、彼女を支えるパートナーがいる。きっと、彼女の人間的魅力のなせる業なのでしょう。自分が不幸だと思ったとき、自分よりも不幸な人が沢山いることは知っていても、自分の持っている幸せに感謝し、満足することは難しいものです。私を含めて。

しかし、このまだ20代の若さで苦難の道を歩んでいる彼女の明るい顔は、まさに電撃ショックのようで、私の中に強烈な感情が湧き上がってきました。私は何て未熟でちっぽけな人間なんだろう。彼女の生き様に対する感動と自己嫌悪とが混じり合って、涙がこぼれそうになりました。こんな出会いがあったことに、深く感謝します。

相手の心に寄り添って伝える

少し前の記事に対して、コメントだけでなくメールも頂きました。

少しでも多くの方に正しく理解していただきたいと考え、いま一度自分の考えをまとめてみたいと思います。長くなってしまうので、お疲れの方はスキップしてください。

毎日の仕事の中で、人間が学校などで習うことではなく、人それぞれの人生経験により培われた人生哲学が大事になることが多くあります。そのうちの一つが、「ものの伝え方」です。

医療従事者同士における情報伝達では、「正確な情報の伝達」こそが重要であり、どのように伝達するかは、むしろ、感情移入することなく、客観的な立場であることがプロとして大事なこと。しかし、対患者となると、事情は異なってきます。「正確な情報」が大事であるのは言うまでもありませんが、いかに「相手の心に寄り添って」表現するか。治癒の見込みのない癌患者さんであっても、わずかの希望は与えなければならない。「死期を悟る」という言葉があるように、医師から情報を得たのち、患者さん本人がもう少し時間をかけて悟るもの。そして、医師はその過程をサポートする。しかし、これは決して易しいものではなく、時間を要するものでもあります。この、決して「義務」ではない役目に対する考え方は、医師の哲学により大きく異なってきます。私自身は、父の末期癌闘病生活を通じて、予後が絶望的な患者であっても、医師のサポートにより、かなり精神的に救われるものだということを学びました。正しい情報を、思いやりのある伝え方によって伝え、そして、義務ではないけれど、どれだけの時間を患者さんに割くことができるか。知識、技術の優れた医師であることは当たり前として、これらの思いやりが医療における愛なのだと思っています。

思いやりのある「ものの伝え方」が大事であることは、無論、医療現場に留まるものではありません。言葉や文章で表現された情報が、人の心を傷付けることは日常茶飯事です。発信者こそが伝えられた情報に責任を負う義務があり、人を傷付けたなら、それを真摯に受け止めるべきです。

くだんの記事では、不妊治療で苦しんでいる友人Aに届いた、Aの友人である妊婦Bからの胎児の超音波画像について取り上げました。奇しくも、友人Aは数日前に流産してしまい、彼女の苦しみは計り知れないものがあり、心が痛みます。

そもそも友人AとBは、ブログを通じて知り合い、未だに面識がありません。そして、BはAが書いている不妊ブログにより、Aがいかに辛い状況にあるかを知っています。その中で、Bは自分のブログで妊娠の報告をする記事を書いています。Aはその記事を読むことで、Bの妊娠を知り、お祝いのメールを個人的に送っています。そしてBから送られてきた、複数の人間にあてたとみられる季節のご挨拶メール。妊娠の経過報告もあり、最後に胎児の写真。Aによると、Bは、「事実を隠さずに伝えることこそが友人への思いやり」であると。Bの言動にはいくつかの矛盾があります。友人であるならば、なぜ、最初の妊娠報告をブログという場でするのではなく、ブログに書く前に、個人的にAへ伝えなかったのでしょうか。そして、妊娠の報告は事実を隠さずに伝えることとして間違っていないけれど、胎児の写真を添付する必要性があったのでしょうか。そして、悲しいことは、Aが傷ついているにもかかわらず、議論を、「事実を隠さず伝えることの意義」にすりかえて自己弁護に終始しているのだそうです。傷付けようとする意思があっての行動であったとは思わないけれど、一人の人間を傷付けたのなら、どうしてそれを真摯に受け止められないのでしょうか。

医師として働いていると、患者さんの診断治療の流れが、王道どおりにいかないことがあります。わき道に反れたときは、それを修正しながら、目的とする方向へ向かいますが、そんなときには、ときとして、意思疎通に問題が起こることがあります。患者さんが怒ってしまったりすることもない訳ではありません。こちらに不備があることもあります。そんなときは、まっすぐに謝罪します。繰り返しになりますが、情報を伝えるものには、責任があります。患者さんが情報を理解できておらず、医師は患者さんが理解したと誤認していたとすれば、それは、適した情報発信ができていなかった医師の責任であり、反省すべきなのです。「理解してもらえないのは、情報を受け取ったその人の責任」とは言えません。

日本には心細やかな思いやりの文化があります。お中元やお歳暮の習慣もその一つであろうし、喪に服している人間へ年賀状の送付を慎むことも、その典型であると考えられます。しかし、どんなに相手を思いやる努力をしたとしても、それには限界があるのだということを認識することも大事です。癌の患者さんに、軽がるしく、「辛い気持ちは理解できる」などとは言ってはいけないと考えています。自分がその状況にならない限り、理解など到底できるものではないからです。不妊で悩んでいる友人も同じです。たかが不妊程度、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本人にとっては、とてつもなく辛いものです。そんなことを考えると、相手の心に寄り添う努力は、いくらしてもしきれないくらいだなと思います。

以前の記事で、複数の批判コメントを頂いたことがありました。スウェーデンの大学で「あいうえお」を学ぶ日本人を例にとり、スウェーデンの高福祉に寄生する日本人の話題でしたが、その定義が曖昧であったため、他の目的がある方が、ひとくくりにされたくないという批判でした。私には、全くそのような意図はなかったのですが、個人のブログとはいえ、私の伝え方が適切でなかったため誤解を生んだのだと反省しました。決して易しいことではないけれど、思いやりのある素敵な表現ができるように、努力してゆきたいと思っています。

師匠の引退

医師として、研究者として、師匠と呼べる人はあまりいませんが、スウェーデンで、医師として初めの一歩を踏み出すのを手伝ってくれた大先輩が、少し早めの定年退職を選択しました。通常65歳、場合によっては67歳まで勤務が可能ですが、彼は65歳まで数年残しての退職になります。

医師免許取得までの6ヶ月の臨床実習の間の指導者でした。彼のスコンスカ(南スウェーデンの訛りの強いスウェーデン語)は、スウェーデン語初心者の私には非常に難しく、彼がしびれを切らして英語に切り替えたときは、悔し涙を流しました。

毎日、ランチには10クローネのサンドイッチを一緒に買って食べました。おそらく、彼の最後の開腹手術となった、腎摘術で助手を務めましたが、私のつたないスウェーデン語による意思疎通不足で、手術中に怒鳴られたのも、今となっては良い思い出です。術者としては、助手が理解しているのかどうか理解できないのは、大変なストレスだっただろうと想像します。

1月14日、彼の最後の勤務日。私は休暇を頂いておりましたが、師匠の30年を振り返っての記念講演があったので、出勤しました。人生にはいくつものドラマがあります。人生のドラマには心を動かされます。

最後のスライドは、、。

同時に定年退職する奥様の写真。

彼が「lammkött(ラム肉、スウェーデンのスラングで、歳下の(男性)のパートナーのこと)」だったなんて、知らなかった。

E先生、有難うございます!お元気で!

ご無沙汰しています

早いもので、新しい年となって数週間が経ちました。

年末は、おそらく肺炎で、1週間病欠し、結局2週間ほど床に伏していました。

症状があまり良くならないので、病院に行って胸部レントゲン写真撮影と、血液検査をしようと思ったくらいでした。

40代の知人も、風邪から肺炎となり、呼吸器管理となったようで、高齢者でなくても、命に関わるような肺炎に罹患する人が多くなっているような気がします。私の場合、初期は無理をして働いて重症化してしまいました。日本では38度くらいの発熱なら、解熱剤を飲んで働いていましたし、風邪で欠勤するなんて考えられませんでした。まさに「医者の不養生」です。

これからぼちぼち、年末年始のことも綴ってゆこうと思っております。

遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。

我が家のゲストルームはレトロなスウェーデンスタイル

我が家の部屋の中で、唯一完成に近くないのがゲストルーム。

東向きに2つ窓があって、窓からはストックホルム市庁舎が眺められるという素敵な部屋のはずなのですが、プリンターやいらない荷物が雑然と、、、。

広いテラスに面して、アイランドキッチンを配したキッチンとリビングのある部屋が、何と言っても私のアパートのメインで、1941年製のスタインウェイのグランドピアノが置いてある以外はモダンなインテリアです。それだけに、ゲストルームは少しレトロな感じにしたいと思っていました。

半年くらい前の蚤の市で買った、40年代のカード用の猫足テーブル、700クローネ也。これはテーブルの部分が回転し、半分に折れるようになっています。

同じ蚤の市で買った、70年代のレトロな花柄のフロアースタンド。こちらは250クローネ也。

これらに合うような照明を探していましたが、なかなか、これというものが見つかりませんでした。

ところが、つい最近、小さな村のアンテイ-クショップで、1950年代のランプに一目惚れして、そのまま連れて帰ってきました。

「läcker 50 talslampa」(deliciousな50年代のランプ)という札がついていました。

1250クローネを1000クローネにおまけしてもらいました。

少し黄味がかった、ユニークな形のガラス。手作りの本体部分。

もともと飾ってあった、ローラ・アシュレーの花の絵とも何だかマッチ。

あとはベッドを用意すれば、レトロなゲストルームのできあがりです。

Tjejmilen 2010

今日、9月5日は、スウェーデンのスポーツ行事の中でもかなり大きな、Tjeimilenでした。

「Tjej」は(若い、妙齢の)女性、「mil」はマイル、つまり、スウェーデンでは10kmのこと。

すなわち、女性だけが参加できる10km競争です。毎年、2万5千人ほどが参加します。今年は、2万8千人が応募し、実際には2万4千人が走りました。

コースは、ストックホルムの中でも美しいコースといわれており、ユールゴーデン島をほぼ一周するコースが含まれています。

ランニングは20年近くしていない状態だったのですが、偶然締め切り直前にパンフレットを手にする機会があったため、無謀にもTjejmilenに応募してしまった私。ジムで少しトレーニングをしているから、10kmくらいなら練習しなくても走れるかな、と軽く考えていました。

スウェーデン中から、貸し切りバスや汽車などで女性たちが集まってきます。ゼッケン配布が始まった先週の金曜日から、ストックホルム市内は、水色の専用バッグを抱えた女性で溢れていました。

街のスポーツショップでは、Tjemilen狙いのセールも行われています。私もランニングシューズを購入。

ジム用のシューズはいつもNikeなのですが、ランニングシューズはPumaを。ヨーロッパ人の足は日本人より幅が狭いのですが、Pumaが最も幅が広いのだとか。一応、10分ほどジムのバンドの上で走ってみました。

ぞくぞくとValhallavägenを人が歩いて出発地点に向かっています。

総選挙が近いこともあって、会場には簡易選挙小屋も。

発走は8グループに分けて、10分間隔で行われます。第1グループは競技目的の選手。ゼッケン番号は1から3000。12時の発走です。第2グループは55分以内を目指すグループ。以下、第3グループは55分から59分、第4グループは60分から62分、第5グループは63分から65分、第6グループは66分から70分、第7グループは71分から75分、第8グループは76分から80分。そして、第9グループは80分以上で、ベビーカーを押しても良いというのが、何ともスウェーデンらしい。それぞれのグループの定員は3千人ということでした。

どのくらいで走れるか見当もつきませんでしたが、、、。

これまた無謀にも、第3グループへ。しかし、ここは定員3000人を大きく上回った大人数で、最後尾付近にしか並べなかった私にとっては、大きな作戦ミスだったようです。

壇上では、私も所属するスポーツクラブSATSのトレーナーが、ウオーミングアップのリードをしています。といっても、芋の子洗いの状態で、動けるほどのスペースがないのですが。

スタートしても、最初はのろのろ運転。しかも、前へ行こうとするには、人が多すぎて、ジグザグ走行や路肩走行をしなければなりません。距離にしたら2割増しくらい、しかも、もの凄いストレス。最初の1キロはそんな訳で6分弱。距離が進めば、少しは渋滞が緩和されるかと思ったのは大きな間違い。5キロを過ぎてもかなりの渋滞です。給水所は4箇所ですが、ここでも非常な混雑。でも、気温は上がっているし、給水は必須です。

ところどころで、バンドによる音楽演奏や、沿道の「Hejja!  Hejja!」(頑張れー)という声援もあり、とても素敵な雰囲気でした。しかし、cardiovascularのトレーニングを全くやっていない私にとっては、自分の脈拍との戦いでした。脈拍が上がり過ぎると、すぐに非常に苦しくなる。脈拍を落とすためにスピードを落とす。

最後の2キロは非常に辛かった。本当はここでスピードを上げて時間を稼ごうと思ったのですが、甘かったです。それに、最後まで結構混雑していて、走りにくかった。

中央のピンクの帽子が私です。ラスト300メートル付近。

結局、タイムは1時間と15秒。目標だった1時間にはわずかに及ばず。順位は4678位。5キロでのタイムは30分1秒で4385位。やはり、後半疲れてしまったみたい。でも、全く練習しなかったので仕方がありません。今度は少し練習してから参加することにします。因みに優勝タイムは33分38秒!凄すぎます!

会場には、医療テントもあり、救急車も何台か出動していました。最近行われた、「Midnightloppet」という10キロ競争で、2人が死亡したこともあり、いろいろと準備がなされたようです。

ゴール側では、メダル、水のボトル、チーズケーキ、バナナなどが配られます。ここももの凄い人。

お見苦しいですが、、、10キロ競争を終えて。

お休みしていたら、TV4の人がやってきて、ビンゴロット(スウェーデンのくじ)用に数字を一つテレビカメラの前で読んで、と頼まれました。

私の数字は「24」。今週水曜日に放映予定。変な発音で、「シューグ・フィーラ、トウボア・フィーラ」と言っている人間がいたら、それは私です。


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