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週末は投票です!

スウェーデンの選挙の投票日が今週末と迫っています。

少し前は、与野党が伯仲していましたが、最近では、与党がリードしているようです。

与党の第一党、穏健党(M)、野党の第一党、社会民主党(S)、それぞれの党首は毎日のようにテレビに出演し、議論を戦わせています。

街中では、こんなポスターが。

Stockholmが、「S」で始まり、「M」で終わることを利用して、与野党のオピニオンの差を表現しようとした、与党のポスター。

「ストックホルムにもっと路面電車を!」 与党(M):yes、野党(S):no

最近、ストックホルムの中央から、ユールゴーデン島の端まで、路面電車が開通しましたが、例えば、Kungsholmenにも路面電車を走らせるというアイデアもあるようです。

「ストックホルムでは修繕、改築、増築に補助金交付を」 与党(M):yes、野党(S):no

「ストックホルムでは、自分で行きたい学校を選ぶ」 与党(M):yes、野党(S):no

「ストックホルムでは、引き続き低い税金を」 与党(M):yes、野党(S):no

社会民主党の女性党首も頑張っていると思いますが、野党の巻き返しはあるのか。

辛いけれど不幸じゃない

引き続き、いろいろなことがあって落ち込み中なので、沢山戴いているコメントのお返事はゆっくりさせていただきたいと思います。

どうぞお許しを。

辛いことがあって、もがいていることも多い私の姿を見てある人がこう言いました。

「頑張っているのは凄いと思うけど、あなたが幸せだとは思わない。」

簡単にそう放たれた言葉は私の心をえぐりましたが、それは何と驕った思いやりのない言葉であることか。

これまで、沢山の辛いことを乗り越えてきて学んだこと。世の中、乗り越えられないことって、案外少ない。辛ければ辛いほど、それを乗り越えたときの喜びは大きい。それを経験しているからこそ、辛くても不幸じゃない。幸運にも、私は病気持ちではないし、夢を叶えるために頑張ることができる。むしろ、辛いと思える困難に立ち向かえることは、長い目でみたら幸せなんだということ。自分の人生には誇りを持っているつもり。

困難なくして成功を掴む人もいるけれど、そういう人の人生観や価値観は、苦労を乗り越えた人のそれとは全く違うと思います。

人に頼らず、自分の力で掴む人生。人に頼ることを覚えると、一人では戦えなくなります。

今日は職場で一つ問題解決の糸口を掴みました。まだまだ出口は遠いけれど、前を向いて進みます。

辛いけれど不幸じゃない。辛いけれど幸せ。

「Always smile」。

もっと強くなれといわれても、、、。

日本では女性一人の職場で、そして、国境を越えて、文化や言語を越えて、ここまで戦ってきたつもりだ。

外科医は手術ができてなんぼ。日本でも手術症例の取り合いということはあった。

誰がメスを握るか、誰が第1助手になるかで、怒鳴りいあいの喧嘩になったこともあった。今のように研修医が給料を貰える時代ではなく、月給2万5千円で、しかも1日24時間労働ということもありながら、勉強する機会があれば食らいつく。自分のチャンスとなれば、不眠不休など屁でもない。そんな生存競争に、男も女もなかった。そして、チーフ卒業のときには、歴代のチーフの中でも、手術が上手なチーフだとお褒めの言葉を貰ったりもした。

その経験が勿論、異国の地でも生きている。異国の地で、異国の人の体にメスを入れ、一人で全責任を取らなければならない立場になっても、なんとかやっていけている。しかし、外科医は常に発展途上。私も発展途上だし、そのためには、より多くの手術症例に出会うことが必要。

この病院に勤務して2年近くになるが、その中で、ずっと自分で経過をみている患者さんもかなりいる。その中で、膀胱全摘が必要な患者さんがいた。年齢的にも若く、性機能もあるので、勃起神経温存で、新膀胱作成するプランで手術日程を決めた。患者さんに話もした。しかし、いつの間にか、術者を横取りされていたのだ。

あまりのショックに、ストーマ専門の看護師さんと会ったとき、涙がこぼれてしまった。看護師さんの部屋で一部始終を話すと、さらに涙がこぼれた。彼女も「道徳的に許されないこと」と言ってくれた。でも、決めたのは私より上級医師。

「もっと強くならなきゃ。」と言われるけれど、私は十分強く戦ってきたつもり。どこまで強くならなきゃいけないのか。

スウェーデンで最も大きな病院であるカロリンスカ大学病院。名門がゆえに、そこで働く医師は鼻持ちがならない人が多いと聞く。それは、日本でも同じか。殊に、有名大学病院には、権威が大好きで、鼻持ちならない人間が多いのは事実。カロリンスカの中でも、最も環境が悪いと悪名高いのが、泌尿器科。今回のことに限らず、厭な思いをした経験は数限りなく。それは私が移民という理由からではなく、移民でない医師でも、辞職を考えている人は複数いるほど。心ある人は、「かわいそうに!日本からこんな遠くのはての国にやってきて、たかが900万人のスウェーデン語を学んで、、、。こんなに優秀で、頑張っているのに、この職場に行き着いてしまったのは、何て不幸なんだ。」と私に言います。

看護師さんは、「でもね、先生が患者さんに慕われているのは、私が知っている。先生をやめさせる訳にはいかない。私も助けるから。」と、私を抱きしめてくれました。

泥棒医師とどうやって話をつけようか。どうして悪くない私がこんなに傷付かなきゃいけないの。

これからどうするかはわかりません。モンスターの巣窟のようなこの職場で、もう少し頑張るか。大好きな人達も複数います。

ロボットの習得のためには魅力的な職場ですが、実力さえあれば、複数の職場を渡り歩いて帰ってくることは十分に可能。私にもできると思います。

外科医として生きるって、本当に大変なこと。アカデミックの病院で生き延びるって、本当にストレス。でも、戦う相手がある、衝突する事案があるということは、実力があるからこそ土俵に乗れるのですから、スウェーデンで働く日本人として、もう少し胸を張って頑張りたい、、、と意思表明をしながら、その次の瞬間にくじけている私です。

そんなに強くなれないよー。ぐっすん。

今日はとにかく、久々にやけ酒するかな、、。うーん、その元気もなし。

OTONA KITTY

千田先生のブログで素敵な記事を見つけました。

「夢を忘れないこと:大人キテイーがすき」

とても素敵で、胸がきゅんとしたので、私も貼らせていただきます!

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=xIBhAUzAp-8&feature=related[/youtube]

「大人になっても夢を忘れない」

言うのは簡単だけど、なかなか難しいことですよね。

でも、頑張って夢を追いかけたい!

りえちゃん、いい女優さんになりましたねー。

我が家のゲストルームはレトロなスウェーデンスタイル

我が家の部屋の中で、唯一完成に近くないのがゲストルーム。

東向きに2つ窓があって、窓からはストックホルム市庁舎が眺められるという素敵な部屋のはずなのですが、プリンターやいらない荷物が雑然と、、、。

広いテラスに面して、アイランドキッチンを配したキッチンとリビングのある部屋が、何と言っても私のアパートのメインで、1941年製のスタインウェイのグランドピアノが置いてある以外はモダンなインテリアです。それだけに、ゲストルームは少しレトロな感じにしたいと思っていました。

半年くらい前の蚤の市で買った、40年代のカード用の猫足テーブル、700クローネ也。これはテーブルの部分が回転し、半分に折れるようになっています。

同じ蚤の市で買った、70年代のレトロな花柄のフロアースタンド。こちらは250クローネ也。

これらに合うような照明を探していましたが、なかなか、これというものが見つかりませんでした。

ところが、つい最近、小さな村のアンテイ-クショップで、1950年代のランプに一目惚れして、そのまま連れて帰ってきました。

「läcker 50 talslampa」(deliciousな50年代のランプ)という札がついていました。

1250クローネを1000クローネにおまけしてもらいました。

少し黄味がかった、ユニークな形のガラス。手作りの本体部分。

もともと飾ってあった、ローラ・アシュレーの花の絵とも何だかマッチ。

あとはベッドを用意すれば、レトロなゲストルームのできあがりです。

青い照明の公衆便所

スウェーデンでは、デパートのトイレなども含め、公共用のトイレを使用するには最低5クローネの料金がかかります。

といっても、日本の公衆便所とどちらがきれいかと言われれば、即答できないかも、、、。

日本よりも良い点は、どこでも大抵トイレットペーパーがふんだんにあること。

近所のショッピングモールにある公衆便所は青い照明となっています。

中に入ると、照明の青さに気分が悪くなります。

ドアの隙間から青い光りが漏れていたときには、消毒用の紫外線かと思ったのですが、中に入っても青いまま。

これは、青い光によって血管を見えにくくし、トイレの中で薬の注射をするのを困難にするためなのだそうです。

しっかりした血管なら、色がわからなくても注射できると思うのですが、、、、。

Tjejmilen 2010

今日、9月5日は、スウェーデンのスポーツ行事の中でもかなり大きな、Tjeimilenでした。

「Tjej」は(若い、妙齢の)女性、「mil」はマイル、つまり、スウェーデンでは10kmのこと。

すなわち、女性だけが参加できる10km競争です。毎年、2万5千人ほどが参加します。今年は、2万8千人が応募し、実際には2万4千人が走りました。

コースは、ストックホルムの中でも美しいコースといわれており、ユールゴーデン島をほぼ一周するコースが含まれています。

ランニングは20年近くしていない状態だったのですが、偶然締め切り直前にパンフレットを手にする機会があったため、無謀にもTjejmilenに応募してしまった私。ジムで少しトレーニングをしているから、10kmくらいなら練習しなくても走れるかな、と軽く考えていました。

スウェーデン中から、貸し切りバスや汽車などで女性たちが集まってきます。ゼッケン配布が始まった先週の金曜日から、ストックホルム市内は、水色の専用バッグを抱えた女性で溢れていました。

街のスポーツショップでは、Tjemilen狙いのセールも行われています。私もランニングシューズを購入。

ジム用のシューズはいつもNikeなのですが、ランニングシューズはPumaを。ヨーロッパ人の足は日本人より幅が狭いのですが、Pumaが最も幅が広いのだとか。一応、10分ほどジムのバンドの上で走ってみました。

ぞくぞくとValhallavägenを人が歩いて出発地点に向かっています。

総選挙が近いこともあって、会場には簡易選挙小屋も。

発走は8グループに分けて、10分間隔で行われます。第1グループは競技目的の選手。ゼッケン番号は1から3000。12時の発走です。第2グループは55分以内を目指すグループ。以下、第3グループは55分から59分、第4グループは60分から62分、第5グループは63分から65分、第6グループは66分から70分、第7グループは71分から75分、第8グループは76分から80分。そして、第9グループは80分以上で、ベビーカーを押しても良いというのが、何ともスウェーデンらしい。それぞれのグループの定員は3千人ということでした。

どのくらいで走れるか見当もつきませんでしたが、、、。

これまた無謀にも、第3グループへ。しかし、ここは定員3000人を大きく上回った大人数で、最後尾付近にしか並べなかった私にとっては、大きな作戦ミスだったようです。

壇上では、私も所属するスポーツクラブSATSのトレーナーが、ウオーミングアップのリードをしています。といっても、芋の子洗いの状態で、動けるほどのスペースがないのですが。

スタートしても、最初はのろのろ運転。しかも、前へ行こうとするには、人が多すぎて、ジグザグ走行や路肩走行をしなければなりません。距離にしたら2割増しくらい、しかも、もの凄いストレス。最初の1キロはそんな訳で6分弱。距離が進めば、少しは渋滞が緩和されるかと思ったのは大きな間違い。5キロを過ぎてもかなりの渋滞です。給水所は4箇所ですが、ここでも非常な混雑。でも、気温は上がっているし、給水は必須です。

ところどころで、バンドによる音楽演奏や、沿道の「Hejja!  Hejja!」(頑張れー)という声援もあり、とても素敵な雰囲気でした。しかし、cardiovascularのトレーニングを全くやっていない私にとっては、自分の脈拍との戦いでした。脈拍が上がり過ぎると、すぐに非常に苦しくなる。脈拍を落とすためにスピードを落とす。

最後の2キロは非常に辛かった。本当はここでスピードを上げて時間を稼ごうと思ったのですが、甘かったです。それに、最後まで結構混雑していて、走りにくかった。

中央のピンクの帽子が私です。ラスト300メートル付近。

結局、タイムは1時間と15秒。目標だった1時間にはわずかに及ばず。順位は4678位。5キロでのタイムは30分1秒で4385位。やはり、後半疲れてしまったみたい。でも、全く練習しなかったので仕方がありません。今度は少し練習してから参加することにします。因みに優勝タイムは33分38秒!凄すぎます!

会場には、医療テントもあり、救急車も何台か出動していました。最近行われた、「Midnightloppet」という10キロ競争で、2人が死亡したこともあり、いろいろと準備がなされたようです。

ゴール側では、メダル、水のボトル、チーズケーキ、バナナなどが配られます。ここももの凄い人。

お見苦しいですが、、、10キロ競争を終えて。

お休みしていたら、TV4の人がやってきて、ビンゴロット(スウェーデンのくじ)用に数字を一つテレビカメラの前で読んで、と頼まれました。

私の数字は「24」。今週水曜日に放映予定。変な発音で、「シューグ・フィーラ、トウボア・フィーラ」と言っている人間がいたら、それは私です。

カロリンスカ大学新病院起工式にビクトリア王女が参列

ヨーロッパでも有数の病院であるカロリンスカ大学病院の建物は古く、改築を繰り返しながら今日を迎えています。

2015年の竣工を目処に、新病院の建設が計画され、現在、建設地に存在する古い建物の取り壊しがほぼ終了した段階です。

建設は、大手の建設会社、SKANSKAが受注しました。もっとも、この受注劇はかなりうさんくさかったようですが。

建築計画はこんな感じ。オレンジ色の部分が新病院とその北側に計画されている研究棟。病院の南にはホテルも建設されます。現在E4という高速道路が病院の南を走っていますが、これは地下を通るようになります。

新病院の模型。新病院では、全ての病室がトイレ付きの個室となるようです。

今日はその起工式。午前中から、病院の庭の仮設テントで、「Tårtkals(ケーキパーテイー)」と称して、ケーキとコーヒーが振舞われました。私が行ったときには、既にケーキは食べつくされたあと。

その後、14時半から、新病院予定地の前で起工式(Första spadtaget)です。この式に、ビクトリア皇太子がいらっしゃるというので、王室ウオッチャーとしては、のこのこと出掛けていきました。

会場では、音楽の演奏も。ビクトリア王女おめあての人達が沢山集まってきました。報道陣のカメラも沢山。

定刻よりも少し前に、ビクトリア王女が到着。

現首相の妻で、政治家でもある、フィリッパ・ラインフェルトも登場し、ビクトリアと歓談。

VIP用のテント。

おっと、こちらへカメラ目線。斜め後ろの女性はカロリンスカの学長のハリエット。現在渦中の人。

病院敷地内の保育園の子供たちも。

報道陣も。

政治家やSKANSKAの社長、カロリンスカ学長などのスピーチのあと、ビクトリアのスピーチ。ゆっくりと、はっきりした発音のスピーチでした。

「スウェーデンの誇りとする大学病院」と表現していました。

ビクトリアの左手にあるのが、爆発物に着火するためのレバーです。

これを引くのがビクトリアの役目。

もの凄い爆音と共に、建設予定地でオレンジ色の爆風が上がりました。

(カロリンスカホームページより)

大成功!

それから、壇上で、シャンパンによる乾杯があり、セレモニーは終了。

子供がビクトリアに花束を渡しに行きました。とても可愛らしい。

ビクトリアの右手に注目!「よしっ!」と気合いを込めて。こんな仕草が彼女らしくてチャーミングで好きです。

結構、きれいに写真が撮れました。

最後は、子供たちと。

子供たちにとって良い思い出となることでしょう。

Sverigedemokraterna(スウェーデン民主党)の選挙用コマーシャル

Sverigedemokraternaは1988年に発足した政党。国会議員にメンバーを送るためには、最低4%の投票率が必要です。2006年の総選挙では2.93%と投票率を伸ばしましたが、4%には届かず。2009年のEU議会の投票で3.27%を獲得したこともあり、今回の総選挙では4%に達するかもしれないという予測もあります。

スウェーデンでは、移民問題、殊に、移民に対して厳しい政策について議論することは、タブー視されています。お隣デンマークをはじめとして、ヨーロッパでも複数の国が、移民受け入れについてより厳しい対応に転向しているにもかかわらず、スウェーデンの各政党は移民問題については口を閉ざします。

その中で、Sverigedemokraternaは唯一、移民問題をマニフェストとして掲げています。彼らは、受け入れる移民の数を減らすべきだと考えています。また、受け入れる移民に要求する条件を厳しくするべき、また、移民の持つそれぞれの文化をスウェーデンの文化と融合させるというよりは、移民がスウェーデンの文化を受け入れるべきだと考えています。具体的な条件には、移民に要求するスウェーデン語の能力、スウェーデンの歴史や社会について学ぶことなどがあり、これらについては、例えばイギリスなどでも、ビザの交付には、語学試験や簡単な歴史、社会に関する試験が行われていますし、理に叶っているのではないかと私は思います。移民独自の文化に対する規制については、たとえば、宗教建築(モスクなど)の建設禁止や、服装の規制があげられます。移民の文化をスウェーデンの文化と融合させることを好まないという考えについては、戴けないと私は考えますが、服装問題については議論の余地があると思っています。イスラム教徒の女性が、自分の夫以外に肌を見せないために、顔全体を覆うブルカを着用しますが、これについては、フランスやベルギーでは公的な場では禁止という法律が成立しました。

昨年、ロンドンを訪ねたとき、市内でブルカを着用した女性が多く歩いているのを見て、気味の悪い思いをしました。ストックホルム市内でこのような女性を見かけることは、あまりありませんが、ストックホルム郊外のRinkebyなど、移民の多い街へ行くと見かけることもあります。

病院では、看護師さんの中にも、(流石にブルカ姿の人はいませんが)、ヒジャブを被っている人を結構みかけます。

ヒジャブに関しては、殆ど違和感はありませんが、目しか見えないニカブや、目さえ見えないブルカには、かなり抵抗があります。

ブルカについては、Sverigedemokraternaだけではなく、教育に力を入れるFolkpartietも最近、「生徒の顔が教室で見えないというのはおかしい」と禁止の方向へ持っていきたい方針を打ち出したことがニュースになっていました。

スウェーデン語のできない移民は結構います。SFIという移民向けの無料のスウェーデン語学校があるのですが、それを受講しても、20年以上スウェーデンに住んでも、スウェーデン語ができない移民。外来では、スウェーデン語のできない移民患者の場合、それぞれの言語にあわせて通訳を呼びます。通訳に対する報酬は、税金である医療費で賄われます。ペルシャ語、アラビア語、クルド人でも特別な方言を話す人は、その方言を話す通訳を、、、。全く自立することなしに、社会保障システムにおんぶにだっこという移民を見ると、そうでない移民も沢山いるだけに、腹が立つこともあります。その話はまた別の機会にするとして、そんな経験をすると、最低限の条件を移民に課することは必要ではないかとも思えます。

少なくとも、今回、Sverigedemokraternaの選挙用コマーシャルを見るまでは、移民問題をタブー視し、議論もできずにいるスウェーデンの政党の中で、議論する機会を提供する彼らの存在は、ある意味意義があると肯定的に感じていました。

スウェーデン国内では、スウェーデン国営放送とTV4を自動的に受信することができます。このTV4が、Sverigedemokraternaのコマーシャルを流さないことになったという記事。記事はこちら

そしてこれが問題のコマーシャル。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=XkRRdth8AHc[/youtube]

いやはや、これはひどすぎます。

歩行器の補助で歩く高齢の女性と、その女性を追うブルカを纏ったイスラムの女性たち。

それぞれが、Pensioner(年金受給者)とInvandring(移民)を象徴しています。

”All politik handlar om prioriteringar.”

「政治は全て、何を優先させるかということです。」

というナレーションからコマーシャルは始まります。

”Den 19:e september kan du välja invandringsbroms före pensionsbroms. Rösta på Sverigedemokraterna.”

「9月19日、「年金受給者抑制の前に移民抑制」を選べます。スウェーデン民主党に投票を。」

「broms」とは、ブレーキのこと。

最後に、年金受給者抑制のハンドルに伸びる複数のイスラム女性の手と、移民抑制のハンドルに伸びる高齢の女性の手が映し出されます。

これはいくらなんでもやりすぎでしょう。

TV4が放映を中止したことに対して、デンマークが、「言論・思想の自由の制限だ」と反発したという、後日譚もありましたが、こんなコマーシャルを作って国民の反感を買うSverigedemokraternaのやり方は思慮に欠けるといえるでしょう。投票率にいかに反映するのか興味があります。

RIMOWAのSalsa Airを購入!

日本とスウェーデンとの間を行き来することの多い私にとって、昨今、航空会社の荷物重量制限が厳しくなっているのは辛いところです。

ときどき、凄いおでぶのおじさんを見ては、「あのおじさんと同じ荷物重量制限なんて、不公平だ!」と思ったりもします。

現在使っているサムソナイトのスーツケースは、ゆうに100リットル以上の大きさなのですが、重さも7キロ以上あります。通常の重量制限20kgでは、13kgしか詰めることができません。

そこで、大きさもたっぷりで、軽量のスーツケースを探していました。

第一候補が、ドイツの老舗ブランド、RIMOWA。1898年、カバン職人であるポール・モシェックが創始者。1937年に世界市場に初めて発表された、軽くて丈夫なアルミ製のトランクはあまりにも有名。1950年にはRIMOWAの象徴ともいえる、優れた耐久性を持つ表面リブ「凹凸」加 工は、1950年に発表されました。RIMOWAでも最も人気のあるポリカーボネートを使った軽量スーツケース「Salsa」を、約20%も軽量化したのが、「Salsa Air」。軽量化に合わせて、伸縮ハンドルは従来のU字タイプからスマートなT字タイプ(テレスコープハンドル)に変更されています。

大きさは4種類。

35リットル(2.4kg)、61リットル(2.9kg)、84リットル(3.2kg)、104リットル(3.7kg)という、脅威の軽さ!

色展開は、爽やかなアクアマリーン、鮮やかなウルトラバイオレット、人目を引くインカゴールド、渋いネイビーブルーの4色。

私としては、インカゴールドとネイビーブルーで悩んでしまいます。

そして、第2候補は、サムソナイトのコスモライト。

こちらも大きさは4種類。

33リットル(2.3kg)、50リットル(2.6kg)、88リットル(3.4kg)、131.5リットル(4.2kg)。

色展開は、ブラック、シルバー、レッド、ブルーの4色。

レッドかブルーが素敵。中の作りは、RIMOWAよりサムソナイトが好き。

サムソナイトのHPに載っている、衝撃耐性比較表によると、RIMOWAの素材、ポリカーボネートより、サムソナイトのCurvの方が優れているとのこと。

サムソナイトのプレスリリースをご覧ください。

でも、見た目は何と言ってもRIMOWAがお洒落。壊れ易い車輪は、本体外部から取り外しが可能で、新しい車輪を購入するだけで修理ができます。サムソナイトはそうはいきません。

数週間ほど悩みましたが、、、、。

お洒落さで選択したいがために(!?)、サムソナイトの131.5リットルが少し大きすぎることや、車輪を理由にして、「RIMOWA」に決定!

そして色は、インカゴールド!

何と、NKデパートで、値引きしてもらいました。

次の帰国が楽しみです!


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